雲間の朝日に想うこと


< 接する距離は教われませんか >


いつかこの日が来ると、
そう想っていた。

いつか必ずこう言われると、
そう想っていた。



お互いの距離感が、
半年前から微妙に崩れていた事も、
わかっていた。

貴女と関係を持ってから、
この日の為に延々と考えて来た事に、
結論を出せなかった。









他人との境目。
他人との境界線。

一番大切で、
一番難解な、
時と場合で七色に変化を繰り返す、
薄いくせに硬い膜。




 「小坊主の接し方ってネットの友達を越えてる印象を受ける・・・」



貴女にとっては友達。
喜怒哀楽を分かち合える親友。



俺にとっても友達。

けれどもそれは、
喜怒哀楽を分かち合えない、
ただの友達未満。















あの人が言う事は正しいのに。

あの人の求める距離が、
俺には難しい。


2002年12月13日(金)


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2001年12月13日(木) ぜいたくな疑問ですか





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