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| 2001年12月31日(月) ■ |
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| 幻想の一年 |
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富士山が遠くにくっきりと姿を見せてくれた今年最後の朝。 澄み切った青空が目に心地よい。 風もなく,おだやかな一日の始まり。
少しだけ家の掃除をして。 少しだけ自分のために時間を過ごして。 今年一年の最後を振り返る。
おぼろげな記憶の中から浮かび上がる過去の出来事は, みな曖昧模糊としてはっきりとした形を見せてくれない。 一年の最初と最後が,その間を無視して接続しているような感覚。 そして霧のように,過去の記憶が侵食されていく。
もうそれにも慣れた。 だから悲しむこともない。 だから苦しいとも思わない。
胡蝶の夢。 どちら側に真実があってもかまわない。
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