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2001年01月30日(火)
去る者は日々に疎しという

昨日のことがあってか,今朝の目覚めは最悪だった。
最近,夜中に必ず何回か目を覚まして,うとうとしながら朝を迎える毎日である。

今日,目覚めたら9時半だった。
それからぼんやり考え事をしていたら10時になった。
「やはり起きなきゃいかんよな…」と,布団を抜け出して1階へ降りていき,
薬を飲んで朝食(パン)を食べた。

出かける前に,レキソタンを4錠のんだ。
2錠で十分効くのだが,昨日の不安が「薬を増やせ!」という号令をかけたようだ。
そのおかげで,どことなく足下が頼りなかった。
こんなんで車にひかれたりホームから落ちるのはまっぴらなので,
気を付けて駅に行った。

会社へは直接行かなかった。通勤途中の電車で薬のせいでねむりこけて,
気が付いたら新宿だった。新宿で途中下車して,ふらふらとその辺を歩き回った。

モノはあふれかえっている。便利そうな顔をして,これを買えば幸せになれるように見せかけの顔をふりまいている。
だけど,僕はいま何も欲しいと思えない。
本当に欲しいのは,なんだかよく分からない。

「真実」というものが,欲しいとも思う。
だけど,真実はひとつではなくて,100人いれば100通りの真実がある。
僕の欲しい真実の形,というともう少し具体性を帯びてくるが,
それでも形はおぼろげにしかつかめない。

もっと考えれば,わかるかもしれない。
だけど,求めても仕方がないことかもしれない。
突き詰めていくと,生きていくことに通ずるものがあって,
そうなると,社会というものとの対立構造が自分自身の中で整理できなくなる。

今日は,もうシゴトはできない。
明日もできるかどうかわからない。

マシンになれば,感情を殺して文章を書きつづる−−読者に聞こえのいい文章を書くだけのキカイになりきってしまえば,原稿を書くこともできなくはない。
でも,そんなの書きたくもない。