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2001年01月29日(月)
「あなたの問題は,根が深いかもしれません…」

2週間おきに,午前中に編集会議がある。
企画提案,進行状況の確認,意見,連絡などなど。
企業ならどこにでもある風景だろう。
だけどその中に,アクティブな存在として自分は存在してない。
ただ,いるだけだ。

今日,会社に来た理由は,絶対出席の会議があったことだが,
もう一つは午後に診療があったからだ。今年に入って初めての診療になる。
自分が良くなっているのか,(いると思いたい)どうか,
これからどうしていけばいいのか,を聞きたい。
ある意味,最も待っていた日だったと思う。

だが,診察の結果はあまり思わしくなかった。
先生は,「あなたの問題は単に最近のストレスが原因となって発症したものではなく,もっと根が深いかもしれません」と語った。

心臓の下にナイフを差し込まれたような気分だった。
確かに自分は,まじめ,几帳面とうつ病になりやすいパーソナリティを持っている。だから,うつ病になることがあっても受け入れることができた。
だが,今回の一言は,「僕は治る」という希望をかなり大きく揺さぶった。

先生と話しているときは,僕は比較的冷静だ。
取り乱すこともなく,淡々と自分の現象を語る。
だが,内心はこんなこと話したくないということも多い。
それでも話すのは,自分が治りたい,以前のように希望を持って生きていきたいと思っていたからだ。

とりあえず,次回の診療までは現状のままで様子を見ることにした。
僕は,オフィスの自席に戻ってから,抗不安剤のレキソタンを一気に2錠のんだ。
だが,それでもだめで,あと3錠のんだ。
その後,足下がふらつくような感触があり,どうでもいい気分になって,
さっさと家に帰った。