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朝6時に起きて、検温を受けてから20分のウォーキングと体操と呼吸法を行い、8時に朝ごはんを食べて、歯を磨き髭を剃り、荷物を纏め退院手続きをし10:05に無事退院し、迎えに来てくれた妻と2病室を出て人で自宅に帰りました。妻に荷物を持ってもらい、私は歩いて自宅へ帰りました。その道中、妻に「ありがとう」と伝えました。私が今回の入院で感じたこと、思ったこと、考えたことを話しながら家路に着きました。久しぶりの家はやはり良いものです。長男と次男にも感謝の気持を伝えました。皆でお昼ご飯を食べました。妻がうどんを作ってくれました。本当に美味しかったです。美味しい時には美味しいと言うようにしようと思い「美味しいね」と言いました。午後からリハビリのため土手にウォーキングに行きました。45分ウォーキングしました。私はあと3週間は絶対に転んだり、足をぶつけたり出来ないので、次男が私をサポートしようと私について来てくれました。次男がいろんな話をしてくれるので45分あっという間に時間が過ぎました。そのあと久しぶりの風呂にはいりました。やはりゆっくりと湯船に゙浸かると気持が良いです。20分、10分と2回湯につかってゆっくりと心と身体をほぐしました。やっぱり家が1番です。長男がギターから帰って来て、家族全員で夕食を食べました。病院で痛みで1番苦しい時に、この闘いが終わって無事に退院したら妻の作るハンバーグと鍋を食べたいとお願いしていたので妻はそれを作ってくれました。その料理は妻が東京に来て一緒に住むようになった最初の日に作ってくれた料理でした。私の中ではそれが妻が作る料理で1番好きな料理です。その料理は、大根おろしがたっぷり入った鍋とハンバーグです。私も久しぶりにビールとワインを飲みながらご飯を食べました。幸せってこういう事だな、こんな瞬間を幸せって言うんだな、と思いながら妻と長男と次男と幸せな大切な時間を過ごしました。幸せも毎日続くとやはりそれが当たり前となってしまい、鈍感になり感謝の気持が減り、心も目曇って本当に大切な事が見えなくなってしまいます。苦しい事や辛い事や困難な事があると感受性が強くなり、当たり前が当たり前ではなくなり、人に対する愛情や感謝の気持を強く感じるようになり、本当に大切な物や本当に大切な事が見え、本当の幸せを強く感じる事が出来るようになります。子供達に「パパは今回の手術で本当にヤバいところまで行って約12時間、ピクリとも動けない状況の中で喉の渇きと暑さと吐気と痛さと苦しさと闘ったんだよ。長かったよ。その次の日もその次の日も一睡も出来ないくらいの痛みと闘ったんだよ。その時に弥生ちゃんと琥白と真白の事を考えて頑張ったんだよ。皆の存在があったから頑張れたんだよ。」と話しました。私が入院中の可動式のベットを頭を上げたり高さを変えたり足を上げたりして一晩中、ウィーン、ウィーンってやってて最後自分が元に戻れないような格好になっていた話や、やいろいろな出来事を話すと妻と長男と次男は大爆笑していました。その時は私も必死でそんな事になっていたのですが、今こうして話すと笑い話になります。なにはともあれ大きな試練を超える事が出来ました。私の手術をしてくれた先生、私の世話をしてくれた看護師さん、入院中、私抜きで頑張って稽古を進めてくれた道場生の皆さん、ご協力頂きましたご父兄の皆様、あたたかいメッセージを下さった皆様、両親、私の兄弟、極真会館関係者の皆様、私に関わって頂いている皆様、本当に本当に心から感謝を申し上げます。この感謝の気持をしっかりと行動で皆様にお伝えして行きたいと思っております。
kanno
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