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2023年09月10日(日) 安心

昨日、お酒を飲んだからか?家に帰って来て安心したからか?病室では6時に起きて居眠りもせず本を読んだり映画を見たりリハビリをしたり忙しくしていても12時に寝ると必ず1時間おきに目を覚ましてしまっていて、6時にはバシッと起きていたのが、今日は昨日11時に寝て夜中2回起きただけで8時までぐっすりと眠れました。やっぱり家は安心できるの場所なのかもしれません。妻と次男は相撲の勉強会が9時から17時まであるのでそれに行きました。長男は部活に行きました。私は朝ごはんを食べてからリハビリで土手の階段を昇り降りして、ウォーキングを50分行いました。お昼は部活から帰って来た長男と2人でインドカレーを食べに行きました。とても美味しかったです。長男ともいろんな話が出来ました。私がいない間、長男かわ稽古の指導をした話をしました。「教えるのって楽しいね!」と長男は言いました。私は「だろ!人に教えるのって本当に面白いよ!それが琥白の好きなギターだったらどうだ?自分の好きな事を人に教えて楽しんで、お金貰えたら、それって最高じゃない?」と言いました。長男も「そうだね!」と言っていました。今日は「峠」を見ました。この作品は小説でも読んでいます。私は河井継之助が好きです。時勢と損得を考えてよくよく品定めをして都合の良い方に身を置いて生きる人より、私は愚直に自分の信念を貫き通す生き方をする人が好きです。「この戦いは後の世に侍とは何だったのかを示す戦いだ」と言うセリフがとても好きです。信念のために命を賭ける事が出来る人が私は好きです。ある歴史評価は時代を変えようとする時に時勢を読まず、頑固な固定観念に囚われて、それを守ろうと戰う者は愚かだ。そのせいでどれだけ優秀な人材が死に、どれだけ無駄な命が亡くなり、どれだけの時間を無駄にしたか分からない。と言いました。言われてみればそうなのかもしれませんし、正論なのかもしれません。でも良く悪くもその人達がいたから、今の世の中も私達もいるわけです。もし今の世の中がもっと良くなっていたら、もしかしたら私達は存在していなかった可能性もあると思います。そしてその時代に生きていなければ分からない事もたくさんあると思います。そして私は時代に逆らうように生きた人が好きです。夕食は家族で食べました。皆でいろんな話をしながら食べるご飯は最高に美味しいです。入院中、私は妻が面会に来て、妻が帰ろうとするといつも不機嫌になっていたそうです。私はこうみえて結構シャイな人間です。知らない人に自分から話しかけたり、知らない人と自分から仲良くなったり出来ない人間です。自分の本性を見せる事が出来る人ってもしかしたら、この世で妻だけかもしれません。妻が面会に来てくれる時間だけが私にとって自分の心を開放できる時間だったと思います。だから許して欲しいと思います。夕食のあとは皆でカラオケをしました。私は、若者のすべて、燈、B・BLUEを歌いました。入院中はあんなに長く感じた時間が、今はあっという間に感じます。本当に幸せです。


kanno

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