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約4年前、私の先生が亡くなる3日前に15年ぶりにお会いした時に、先生から最後に言われた「菅野は何でチャンピオンになれなかったんだろうな?」という言葉が心に残っています。それは私がチャンピオンになれるぐらいの素質や才能は持っていたと言う事でもありますが、チャンピオンになる素質や才能がありながら、それを無駄にしてチャンスを掴み損ねたと言う事でもあると思います。この年齢になりとても心に響く言葉です。今日は正直な気持ちを書きたいと思います。22歳に全日本ウエイト制、23歳に全日本大会にデビューして、引退した34歳の6月の全日本ウエイト制大会までを振り返り思い出すと、身体がボロボロになるまでやり切ったと言う気持ちこそあれ、あの時もっとこうしていれば、あの時もっとああしていればと言う反省だらけ、後悔だらけです。それは自分でも惜しかったなと思うからです。試合でも世界大会の代表選手や全日本ウエイト制で入賞する選手や他流派のチャンピオンなどを何人も勝った事があるし後にチャンピオンになる勢いのある若手選手を何人も壁になって跳ね返す力は持っていたのに、全日本と冠のつく大会では1度も表彰台に上がる事なく引退となってしまいました。本当に少年老いやすくです。青春は一回です。勝利の女神に後ろ髪はありません。でも自分を指導者として考えた時に、自分はたくさんの情報や経験や稽古方法や技術を持っているとは思っています。1番はチャンピオンになれなかったその反省点は指導者として最高の指導材料となります。私は決して生徒に頑張ってチャンピオンになれなどと強要はしません。何故ならその人の人生はその人のためにあると私は思っているからです。私の支部長としての時間は残り15年です。その間に頑張ってチャンピオンになろうと言う生徒がいれば、一緒に頑張りたいなと思います。
kanno
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