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2020年06月21日(日) 2020年通い合宿2日目

今日は私の運営する道場の通い合宿2日目でした。あいにくの雨で生徒達もご父兄様も道場に来るのが大変だったと思います。昔の私なら雨が降っている事でスケジュールをどうしようか?とあたふたしたと思いますが、私も道場を運営して18年になり、今までの経験から、いろんな引き出しを持ち、どんな場面にも対応する事が出来るようになりました。午前の稽古は、普段の稽古ではやらない、いろんな柔軟体操と前回の型の復習と細かい部分の見直しをしてから、観空をやりました。午後の稽古は池上本門寺へランニングし、階段ダッシュを幼稚園生5本、低学年7本、それ以上の人は10本、休みなくマラソン形式で行いました。私も生徒達と同じ苦しさを味わうため、一緒にランニングし階段ダッシュも10本行いました。そしてケロッとした顔をして、「苦しい顔をするな!こんなの先生が現役時代はウォーミングアップだよ!この後に全力の階段ダッシュしたもんだよ」と話しました。今回の稽古で、途中歩いてしまう人、苦しい顔をする人、膝に手をつく人、帰りの下りで手すりに寄りかかって歩く人がいました。どんなに苦しい稽古でも、苦しい顔をしてやるならば誰にでも出来ます。しかし苦しい顔をしないでこのメニューをこなす事に意味があるのです。苦しい顔をするのは自分の心が苦しい事に負けているからです。自分の弱さに負けながらイヤイヤ稽古しても何も身につきません。ビリでもなんでも良いから、最後まで自分の苦しさや弱さに負けず顔色を変えないで稽古をしたらこれは凄く良い稽古になります。そして苦しい顔をしても苦しさは無くなりませんし、苦しい顔をしたり苦しい声を出したり弱音を吐けば、余計苦しさは増すばかりです。そして一事が万事で、肉体の苦しさに弱い人は、貧乏や人間関係や社会での出来事などでも、苦しい事があると、すぐ顔に出したり、弱音を吐いたり、人の悪口や、社会や会社への不満を口にする人間になってしまいます。そんな話を生徒達にするためにも、生徒達と同じメニューをツラっとした顔でやって見せました。その事もあり足腰がガタガタになって膝が痛いです。でも自分のためにもやって良かったです。今日は最高に美味しいビールが飲めました。とても疲れたので7時半には寝てしまいました。


kanno

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