にゃんことごはん
ごはん



 過去の日記 読み進めては思うこと 輝く日々が今を作ると

先日、ちょっと確かめたいことがあって過去日記を読み返していたら、あまりの懐かしさに初めから読み始めていました。

若かったなぁ、必死だったなぁ、猫たちもたくさんいて賑やかだったなぁ、そして思うのだ、幸せな日々だった、と。

大変は大変でした、母子家庭でしたし、ボッシー(という言葉は当時はなかったですが)などと蔑視されないように気を張っていたし。今思うと、手を差し伸べてくれる方には、もう少し甘えてもよかったのではないかとは思いますが、当時はそれを潔しとしない頑なさがあったことも事実です。

そして、自分でも驚いたのが、まあ食事に手をかけていること。
ちょっとお高くても安全性の高い食材や季節の贅沢ものも使いつつ、業務用のスーパーに足を運んで(当時はコストコや業務スーパーはありませんでしたが)、肉の塊を担いで帰ったことも数知れず。
たとえばソーセージは我が家では贅沢品でした、添加物のない無塩せきを使っていたので。その代わり、ハム代わりに鶏ハムを自作したり。
春には山菜やタケノコ、夏には鱧なんてものもたま〜に、秋には栗やさつま芋、冬には牡蠣。

今のようにレシピブログがある時代ではなかったので、どうやって調べていたのか、タコのガーリック炒めなどは、多分アヒージョのレシピとしか思えない、そんなメニューが散見します。
まあ、適度に安くて美味しい町中華、蕎麦屋、洋食屋などで、たまに外食はしていたので、そこで覚えたメニューだったりしたのかもしれません。

おかげで舌が肥えたと自称するリュウは「自炊」派となりました。出来合いのお弁当や総菜の塩気が濃くてダメなのだとか。そういや、大学時代も学食がおいしくないコンビニ弁当が塩辛いと文句を言うので、お弁当を作っていましたっけ。
今もリュウは、昼こそ会社支給のお弁当ですが、あとは基本自炊しています。ときどき、我が家のレシピを聞いてきます。
週末、試合のときもコンビニでお弁当、ではなくコンビニではありますが、お握りとサラダとゆで卵など単品で買うので、後輩から「リュウさん、食事に気を使ってるんですね」と言われたと笑ってました。

難しい年ごろだったときも、家に帰れば美味しいご飯があれば大丈夫と自分に言い聞かせながら、ご飯づくりには手を抜かなかったのを思い出しました。

リュウが家を出て一人暮らしを始めたとき、気が抜けて料理する気がなくなるかと思ったのに、そうならなかったのが、いっそ意外です。
私の料理は長年、子を育てる母の料理だったので、その対象がいなくなったら、意欲が失せるかと思っていたのでした。
でも意外や、今まで子中心だった食事情を、自分の好きにしていいのだと思った時の解放感。
これからは自分の好きな物を作って食べるぞとなったので、根っから食いしん坊なのでしょう。

こちらに引っ越して、たまに子のための母の料理を作り、普段は自分の好きな(一応健康も考慮した)料理を作る、そんな平凡な日々は、あの忙しくも輝かしい日々があってこそなのだと思います。
お握りだってサンドイッチだって味噌汁だって、毎日毎日何年も作っていれば上達しますもの。
魚だってさばけるようになりますし。

そうそう、仕事場で私の包丁使いが引き包丁で、それは魚調理のときに使う包丁の使い方と指摘されてびっくりしました。
確かに魚はよくさばいてましたし、刺身もよく柵で買って作ってました。
肉は塊を買ってきて、だいたいそのままローストしたり、煮たりして、調理していたので、生肉の塊をさばくことは、あまりなかったなぁ、と。
最初に覚えたのが魚をさばくときの引き包丁だったから、肉もだいたいは加熱済みを切り分けるぐらいなので、その手で長年やってきていたみたいです。

あと、週末、ワインの試飲会にリュウと行ったのですが、彼が思いのほか、過去に我が家で飲んでいたワインを覚えているのに、ちょっと笑ってしまいました。
「今更だけど、けっこういいワイン飲んでた?」
いえいえ、私はやっす〜いワインも飲んでいましたが、いいワインのときだけリュウが「これ美味しい」と何杯も飲んでいたんだよ、とは言いませんでしたが。

私が美味しいものに目がないのは、そもそも父が接待で使った美味しい店(和食だったり、フグ料理だったり、フレンチだったり、当時珍しいメキシコ料理だったり)に連れて行ってくれていたからなのです。
今思うに母はあまり料理が得意ではなかったのではないかと思います。私はいまだに母の作った料理で美味しいものというのを思い出せません。おふくろの味というのも、思い出せません。
でも、私立小中高に通う私に毎日お弁当を持たせてくれたのは覚えています。
おふくろの味がなくてもいいじゃない、12年間お弁当を作り続けてくれた母の情愛は、疑うべきものでもないのですから。

だから、私は美味しいご飯を追求し、大学生にもなったリュウのお弁当も作っていたのでしょう(だって小学校は給食で、弁当不要でしたから)。

◇ごはん
バスクチーズケーキというのが、流行っているのか、コンビニでバスクチーズケーキ風〜というのを、ヤマザキとファミマで見ました(というか買って食べた)。コンビニが対応しているということは、流行ったのはもう少し前か?と調べたら、昨夏あたりにはレシピが出回っていたので、多分昨春ぐらいが最初でしょう。チーズは好きだがスイーツには疎いので、まったく知りませんでした。

2/23(日・天皇誕生日)
朝:味噌汁(キャベツ、人参、小松菜、ワカメ)オムライス コーヒー クッキー
昼:マフィン・サンド(豆苗&タン塩レモン、スプラウト&ローストビーフ、鶏むね肉のエスニック風、りんご)缶コーヒー
夜:ホタルイカ、タラの芽の天ぷら、燗酒

2/24(月・振替)
朝:味噌汁(人参、トマト)角切り牛肉 雑穀ご飯
昼:抹茶豆乳 サンドイッチ(豆苗、タン塩レモン、チーズ)ヤマザキのバスクチーズケーキ風蒸しパン
夜:にゅう麺(もやし,豚肉、スプラウト)鮭のかす汁(豆腐、小松菜、マイタケ)

2/25(火)
朝:豆苗とスプラウトのマヨ和え 粕汁(鮭、鶏つくね、豆腐、人参、小松菜)雑穀ご飯 ニラキムチ
昼:カゴメの野菜ジュース ローストビーフの肉巻お握り 『信州くらうど』にて日本酒と凍み豆腐
夜:牡蠣のオリーブオイル焼き チャンジャ ニラキムチ 塩サバ 焼酎お湯割り

2/26(水)
朝:ソーセージ サニーレタス&スプラウト 鶏むね肉の香草焼き 玉ねぎスープ(チーズ)雑穀ご飯
昼:発泡酒&芋焼酎お湯割り 玉ねぎ麦ご飯(人参)おから漬け(きゅうり、人参)
夜:粕汁(鮭、豆腐、長ネギ、人参)玉ねぎ麦ごはん キムチ(ニラ、大根)赤ワイン

2/27(木)
朝:鶏むね肉のマヨ焼き おからの漬物(キュウリ、人参)火鍋スープ(ヒラタケ、舞茸、???)コーヒー バスクチーズケーキ風プリン(ファミマ)
昼:にゅう麺(鶏つくね、高野豆腐、いんげん、長ネギ)つぶ貝わさび漬け 日本酒
夜:鯖の煮つけ(ごぼう、人参、豆腐、こんにゃく)麦ご飯 卵
間食:りんご 柿の種

2/28(金)
朝:鯖の煮物 味噌汁(キャベツ、ニンジン、ワカメ、野生エノキ)雑穀ご飯
昼:発泡酒 にゅう麺(豚ハツ、舞茸、ネギ)
夜:おから漬け(アスパラ、きゅうり)雑穀ご飯
間食:ナッツ、松の実、チーズ

2/29.(土)
朝:鯖の味噌汁(ごぼう、にんじん、こんにゃく、ネギ、高野豆腐)雑穀ご飯
昼:ワイン試飲各種(ナッツ、クリームチーズ、カルパス)蕎麦屋にて(サラダ、おしんこ、鴨肉、なめろう、おろし蕎麦)
夜:燗酒 鮭とば
※今日は4年に1回の日、不二先輩(『テニスの王子様』のキャラ)の誕生日。思えば、ここから私のオタクライフが始まったとも言えるわけで感慨深いものがあります。ありがとう不二先輩、オタク道に誘ってくれて(勝手に誘われたわけで、決して不二先輩のせいではありません)。

3/1(日)
朝:おから漬け(アスパラガス)握り寿司 はまぐりの吸い物
昼:サンドイッチ(おから漬けのキュウリ、チーズ)日本酒(『信州くらうど』にて)
夜:ホタルイカ、山掛けそうめん、タン塩レモン、日本酒
間食:柿の種


2020年03月02日(月)
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