隠喩と暗喩の対話

日々の心象を抽象的な言葉で。隠喩のはけ口、いわばポエム。

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2002年07月13日(土) :クリムゾンキングの宮殿

回線強化&移転計画がぽしゃったから、縮小版「Coda: Marine 475」である必要がなくなり、第6版「回想中」に戻すか第7版を作るかしようと思ったわけ。5月後半からそう考えつづけて、今になってちょこちょこトップページいぢってたり。前に逝ったかもしれないけど、「Coda: Marine 475」を撤去すると同時にLinksを更新して2つのサイトを追加しようと心に決めていた。



前者の名前は6本指。



後者の名前はジョンジー。



チャットも無し、メールも無し、ましてや現実での接触などありもしない前者と後者。単に日記の文面を読むだけの前者と後者。前者は「えんぴつ」、後者は「MEMORIZE」。日記の文面だけが唯一の接点。大抵、チャットのキャラ、メールのキャラ、あるいは現実のキャラを踏まえた上で、ようやく日記へ興味が向くもでしょ。そうではなく、入り口が日記、中身も日記、出口も日記。そんな前者と後者。日記以前も日記以降も無い前者と後者。日記を見たり、日記を見られたり。たったそれだけだけど、たったそれだけなりの奇妙な感覚。新感覚。そろそろヒトリジメをやめてLinksに載せてみようかなと思い出したのが5月の後半。だけど、前者は確信的に6月いっぱいをもって閉鎖し、後者は6月22日を最後に更新が途絶えた。事実を知っている者同士が傷を舐めあう姿が痛々しく滑稽で禍禍しくもどかしい。現実世界で何らかの接点を持つお前らは事実を知っているのかもしれないけど事情が違うイチ読者は焦れる一方だったよ。「正直、真実が知りたい。」と口に出してみる。ん?どうして知る必要があるんだ?と我に返ったりもする。とにもかくにも、ひとつの回答が示され事実が明らかになる。いや、なったのかならなかったのかふと疑ったりもする。いいや。そんな告知が事実であるとかそうでないとか邪知ることに意味はないさ。不思議と悲しいとか虚しいとか何らかのMOVEが生じることは無かったから言葉にするのは難しい。言葉を求め風呂って思うことは「ジョンジーは一度だけ地味板に姿をあらわしたなあ。そして二度と精神異常者Tシャツを身に纏うことはないのだろうなあ」と、ただそれだけ。



とにかく現在、前者は思わせぶりな活動をチラつかせ、後者は永遠に更新を終えた。それが真実。


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下駄不落斎(ふらくやん) |メイル諸悪の根源自己嫌悪(復刻版) profile


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