隠喩と暗喩の対話

日々の心象を抽象的な言葉で。隠喩のはけ口、いわばポエム。

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2001年11月03日(土) :胸いっぱいの愛を

引き続きfra-foaよろしく。

続きではありません。

理由。

その1。最終話にもってくる予定だった「システム」(中田が出てるCMね)の開発が間に合っていない。むむむ。

その2。読んでる人が引いてるっぽい。冷たい空気をひしひしと感じる。それも目的のひとつだったんだけど、さすがに5連発は辛い。こっちが。

その3。今日はもう寝たい。


というわけで軽い話題。



ええと、例の問題Q2なきっかけで、Led Zeppelinを復習しています。今日は1st〜4thまで。ああ素晴らしげ。特に「1」が(・∀・)イイ!'69年、時代が沸点を迎えていた、その熱く熱く燃える闘魂をひしひしと感じる。それに準じる「2」も劣らず。買った当時(高三冬)はあんまり理解できなかったけどね。

で、「3」はぐっとクールダウン。その落ち着きっぷりが賛否両論を呼んだわけだ。続く「4」ではそんな不満をぶっ飛ばす名曲を揃えてくる。「Black Dog」「Rock and Roll」そして「Stairway to Heaven」。でもね、アルバム全体の漲る力では「1」が断然勝ってると思うようになったの。

ツェッペリンの最高傑作を「4」ではなく「1」と言う人の気持ちが、ようやく分かってきたわけ。「4」は、曲の配置もあんまり良くない気がする。「天国への階段」が強力すぎて、以降だれちゃうもの。「天国〜」はオオトリだよね。その踏み台に、「The Battle of Evermore」や「Going to California」がぴったり。

「1」が発表された'69年、King Crimsonが「In The Court Of The Crimson King」でデビューしていることも忘れちゃいけない。ロックの世界の壁に「ツェッペリンが風穴を開け、クリムゾンがぶち壊した」みたいな言葉を目にしたことがある。

崩壊した壁の向こうは魔界で、そっから多様な音楽がうじゃうじゃ魔物のように流れ込んできた。その「うじゃうじゃ」のうち、後世まで反映できなかった音楽をまとめて「プログレ」と呼ぶ。私はそういうことにしている。

ここらへんはながーくながーくお説教が続いてしまうので打ち止めにしておきますね。いつかやるいつかやろうと言って未だ書いていない「プログレ概論」なる記事を形にする機会があったら。

そんなわけで、明日は「聖なる館」以降のツェッペリン後半戦です。


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下駄不落斎(ふらくやん) |メイル諸悪の根源自己嫌悪(復刻版) profile


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