なべて世はこともなし
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2003年03月07日(金) セーカク悪い?悪天候の土曜日に大喜び

昨日の日記で、私が怒り心頭なのはお伝えした通りですが、実はあの話、半分ばかしを省略しています。理由は簡単で、昼休みという限られた時間のうちに日記を書き上げようとしたからです。私は実は、昨日書いた日記以上に怒っています。


昨日の日記で、今日、つまり土曜日に何をするかということがまったく決まっていないように書いてましたが、あれ、ちょっと正確じゃありません。実は数週間前に私の机にアイルランド人の同僚が来て、なにやら乗馬に誘われていたのです。まあいいやというわけで参加の申込をしました。


で、昨日の日記ではこれまた省略しましたが、昨日の時点では私は運転しなければ行けないかよく分からなかったので、運転するつもりで、同僚のドイツ人の女の子も私の車で連れて行く手はずにしてました。で、この女の子にとんでもない問題があったのです。


社内で彼女だけ、今日(土曜日)のイベントに誘われていない。


そう、ある人は乗馬、ある人はスクアッシュだかなんだか知りませんが、彼女意外のみんななんとなく横のつながりで何らかのイベントに参加の申込みが済んでいたのです…彼女だけを除いて。


もうこうなると無計画とかそういう次元ではないような。S&Sのメンバーは自分たちで何らかのイベントの計画を立てあとは知らんふり。彼女がひとりやることがなく独りで過ごすことになっても気にならないようです。この件に私は本気で頭に来たわけです。彼女がひとりやることもなく佇んでるのに私は他の人と楽しむ…そんなことができるほどどうやら私は器用ではないようです。


今朝目が覚めて、私はベッドの上でシアワセな気分になりました。窓の外は…


豪雨・強風


…ええ、私は嫌なやつです。だけど、S&Sの連中がまともな計画も立てずに私の積立金を使い楽しむというのは納得できません。今日一日じゅうぐずついた天気でとてもじゃないけどイベント日よりではなかったことは私にとってとっても救いになりました。ここだけの話ですが言わせてください。


ざまみろ


キルケニーに行かなかった最高の収穫は髪。2週間ほど髪を切りたかったのですが、例の毎週土曜日にしかつかまらない私の「カリスマ美容師」、2週間前はマンチェスター、先週はドイツと毎週末彼女に会えず、今週はキルケニー、来週はPaddys Weekendといったいいつになったら髪を切れるのだ!と心配になってましたが、今朝、とりあえず美容室に電話してみました。


受付のおねえさん:「え?今日?無理無理、予約でいっぱいよ」
私:「とにかく彼女と話をさせて」



と「カリスマ美容師」と話をさせてと頼んだところ、


カリスマ:「うーん、じゃあお昼休みに何とかしてあげるわ」


とういわけで行ってきました。彼女と雑談をしていたところ、なんでも昨夜のRTEのLate Late show(「よしなごと掲示板」でJapと言ったとかいう投稿があったあの番組)がこの上なく笑えたらしい。


カリスマ:「あの番組の中で、観客のひとりの女性が立ち上がって『最近の美容室も高い!60ユーロも取るなんて信じられない!』って言ってたのを見て私笑っちゃったわ。私なら50ユーロでもっとマシにできるのに。ああいう番組でああいう文句を言うならきちんとした髪をしていないといいお笑い種ね」


あんたの作品たる私の髪、いつも日本に行くたびに私のQ州の床屋の兄ちゃんが笑っているとはしゃれにも言えない状況なので言いませんでしたが。まあ、彼女もアイルランドではトップクラスの腕です。


そういえば(どっかに掲載したかもしれないけど)読者さんからのメールに


「日本で作ってもらった詰め物をアイリッシュの歯医者さんが外して、『よくもまあ来んな細かく作れるもんだ』と驚いてました」(記憶で書いてますので正確ではないかも知れません)


…とかいう報告もあったなあ。


で、その後、スーパーに買い物に行くと、何たる偶然、キルケニー行きを一緒にボイコットした女の子とばったり鉢合わせました。彼女と天気の悪いことを喜び合ったことは言うまでもないかと。



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