なべて世はこともなし
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2003年03月06日(木) 慣れてた心算だったけど...アイルランド人のあんまりないい加減さに激怒する

何の前口上もなく恐縮ですが、私、怒っています。かなり怒っています。まあ聞いてくださいよ。


毎月、私の給料から10ユーロばかりが天引きされています。名目は、Sport and Social Committee(以下、めんどくさいからS&S)の費用とのこと。要は、遊びのための積立金ということですな。これで、たまにパーティーをしたり、週末にどこかに行ったりという費用にしようというわけで。実は私、前の会社ではこの世話などもしておりまして、一度Laughter Loungeでの飲み会なども企画したことがあります。


で、今週末、なにやらうちの会社のこのS&Sがキルケニーに行くそうです。で、私も「一部負担金」ということで、給料の天引きとは別に10ユーロを払って申し込みました。


で、ただいま金曜日の午後12時30分。週末はもうすぐそこです。なのに。私は行き先すら知りません。キルケニーじゃないのかって?そうですよ。確かに。だけどね、目的地まで、バスなどが出るわけじゃあないのです。キルケニーのどこに集合なんですか?いくらアイルランドが、あるいはキルケニーがイナカでもこれではあんまりではないですか。


これがそもそもの疑問だった。果たして私はキルケニーまで運転しなきゃいけないのか。すると、S&Sのメンバーのひとりが「いや、誰かの車に便乗できるよ」とのこと。これが3日くらい前のこと。で、聞いたところによると、今日の午後5時に出発するとのこと。


問題は…


私のところには今回の週末の概要を説明するメール一つ来てはいない


つまり私はこの段階になっても未だにいったい私は自分の車を運転しなきゃいけないのか、いったいキルケニーでは何をするのか、いつダブリンに戻ってくるのか…そういうことが分からない。あのー、私は来週とか来月の旅行の話をしているんじゃないですよ。現在午後12時30分で、出発は4時間後です。という訳で私は決めました。


行かん!


行ったところでどういうことになるか大体想像がつきます。今日の夜についてそのままパブに行き、明日は昼までぐだぐだして何をするか決まらないままラグビーの市内を見にパブに直行。で、気がつけば夜11時でそのままナイトクラブ。で、日曜日は酒くさい息のままダブリンまで運転。


こんなアホなことにつきあってるほど私はアホにはなれません。そりゃ、アイルランド人がいい加減なことはわかってましたけど、ここまでいい加減だともうさすがの私の愛想も尽きました。もう勝手にやってください。今の会社に入って初めてのS&Sのイベントに参加ということでちょっと楽しみにしていた私がバカでした。


で、私が一番頭に来たのは、S&Sのメンバーのひとりに数分前文句を言いに言ったのですが、彼女はこんなことを言うのです。


「何を怒っているの。Snigelの言うように、予定を立てるよりも適当にやった方がうまくいくのよ」


そう、いったい私がどこに車を運転するか分からなくても、明日何をするのか決めてなくても適当にやっていればうまくいくそうです。そんな適当に私はつきあってられませんので、私は行きません。勝手にやってください


という訳で、アイルランド人のいい加減さには慣れたつもりでいましたが、ダメですね。久しぶりに頭に来ました。以上、イライラをそのまま書きなぐったような日記で申し訳ありません。というわけで多分週末も更新しますのでよろしくです。



追記:午後1時45分。S&Sの責任者が私の机にやってきました。なんだかわがままを言っている5歳児のような扱いです。なんだか情けなくなってきました。トホホ。


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