過去日記倉庫(仮名)
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フリフリおれ的わたし的ベスト2007はこちらより


2008年02月27日(水) 月末 / 歳をとったらとるだけ透き通る場所はどこ



カレン・カーペンターのドラム演奏シーン集。日本で放映されたものもありますね。けっこうあるんだ…うーん楽しそう。最初に出てくるのとかすっごい速いテンポなのに涼しい顔で歌ってるな!ミニスカートだし(笑)。ジーンズならわかるんだけど、髪セットして女らしい衣装で叩いてるのは新鮮だなあ。下はブーツはいてるよねえ、長いの。確かにパワーに欠けるかもしれないけど、スタジオで叩く分には問題ない。ドラムマガジンは今月は譜例特集で、曲によっては叩きまくりのプログレっぽい曲(笑)とかあるらしい。後日聴いてみたいと思います。

春が来る前の何かの揺り戻しか、絶不調。問いかけられても気の利いた答えが出てこない、というか問いも読み切れないようなボケっぷりが恥ずかしい。(演奏も然り…)過去ファイルを整理しながら、何か新しくしなければ、と思うんだけど、今の自分だと何やっても的外れになるような気がして先に行けないですね。まあ行けないのでしょうがないか。ひとまず体調を整えることにする。


2008年02月24日(日) MA session at groove

簡単なメモで。長年しば先生のライブでお世話になった若北八十さんが転勤で沖縄を離れるというので、最後のライブに楽器を持って遊びに行ってきました。仕事があって家で休んでから行ったので、寝すごして(焦)ギリギリになってしまったのですが…その前に3つほど琉大ジャズ研のバンドとか演奏があったみたいだけどそれは見れず。セッションの終わったばかりの熱気と湿気(笑)がこもった所に入っていくのはやや気まずい…

編成は若北八十(tp,ケーン,ホース)さん、ののまる(g,vocal)さん、伊波ジュン(ds)さん、がちゃぴん(doubole-bass)さんの4人。それに加えて田原幸浩(ts)さんと京都から帰ってきた亀田真司(as)君と私(perc)がセッションに加わりました。初めて見たのですが、テンポのあるジャム系の感じでした。8ビートの他にもタンゴっぽくなったり?とかヴァリエーションがあったと思う。ののまるさんの妖艶なヴォーカルが入った所とかプログレっぽい場面もあった。

私は入りどころをつかみきれず、しばらく見学。ドラムがいるからじゃましたくない。入らなくてもいいか〜と思いつつ客席の後ろの方でシンバルを立てて待機。終盤でフリーテンポっぽくなった所でチベタンベルとかスレイベルを鳴らして、ドラムを見ながらシンバルロールをずらして入れたりしました。これがどうなってたか知りたいなあ。録音もしていたので、後で聴かせてもらおうと思います。終わりの若北さんのホースの音とかよかったし。

終演後はだらだら雑談。若北様、半年後に帰ってくるのですか!ええー。まあいいか…また去年一緒にバンドをやった二宮(ts)君、佐喜眞君(key)君も琉大つながりで来ていて久しぶりに会いました。二宮君がスポーツコメンテーターの二宮清純に似てるので血縁関係なのかきいたり(笑)。親戚ではないけどつながりはあるかもしれない、出身地の大分顔ですよねーとか言われる。あるんだそんなの。沖縄顔(うちなーじらー)みたいなもんか。あとは楽器の話とかしば先生の話とかだらだらと。舞台ではさらにセッションが続き、ののまるさん(ds)、亀田君(bass)、田原さん(ts)だったかな。スピリチュアルなセットがよかった。そういう時に限って録音してないんだけど(笑)。


2008年02月18日(月) 月曜日 / Lの世界 / 愛より強く(映画)

2月半ばを過ぎました。仕事も落ち着いてきたと思ったらまた覚えなきゃいけないことが。まあでも事故とかではなくて準備されたリニューアルなのでちゃんと覚えれば大丈夫というのがいいね…

最近ちょっと離れたツタヤで毎日半額になっている所を発見。安いのは嬉しいんだけど、大丈夫なんでしょうか。と言いながら通っています。店員さんにすごいかわいいお姉さんがいるんだよなー。かわいいというか、Lの世界のジェニーちゃん(公式サイトの真ん中の方)に似てるんでどきどきししてしまう。タワレコにもねーかわいい方がいるよねー最近。見た感じメイクも服もびしっときめてヴィジュアル系が好きなのかなって感じなんだけど、爪だけすっぴんというか(笑)短くて何も塗ってなくて、これがまたぐっときた。だめだ…こういうのに癒されるなんて…もう感性がおっさん…

Lの世界はこれ本当にテレビでやってるの?っていう大人向けのドラマになっていた。海外ドラマを見慣れてないんで戸惑います。主軸になっている、子供をつくろうとしているカップルの話がなんか映画のセレブの種を揶揄ってる節があって笑ってしまった。あれおもしろかったけど、なんか男に都合のいい話だったもんなあ。今はエロを求めてないので早送りしながら見てるんだけど、もう目の保養って感じですね。遊び人のシェーンっていうのがパンクバンドのお兄さんみたいで本当にかっこいいんだよな…振舞い方も遊び人の兄ちゃんだし。やっぱ性別って関係ないかもしれんと思った。役者にだまされてる?

私が好きなのは左から4番目のマリーナさんなんだけど、それを演じているカリーナ・ロンバードさん、やっぱりネイティブ系なんですね(ハーフ)。とっつきにくいけどミステリアスでいいなあ。スタイルもよくて特に後姿が美しいです。ドラマではもっと文学ネタでひっぱってくれると思ったのにそういう場面はぜんぜん出てこなかったですね。ドラマだから?ねちねち文学論を戦わせてほしかったのにいきなりジェニーちゃんと仲良くなっちゃってがっかりなんだけど(馬鹿)、マリーナさんが振り回されてるのがかわいそうではらはらしながら見ている。婚約&同棲してるのに仲良くなるか?同性だからいいのか・芸のこやしなわけ?キーーーッとなったりして。馬鹿ですね。まあそれでもけっこうシリアスな所もあって、見ごたえはあると思います。


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また話は変わって、去年見たクロッシング・ザ・ブリッジの監督の前作愛より強くを見ました。これも桜坂劇場でやってたんだけど、予告をみた限りでは関心がもてなくてスルーしてました。見とけばよかったなあ。この音楽に関わったのがノイバウテンのアレキサンダー・ハネケで、この作品がクロッシング〜を撮るきっかけになっているというし。

見てみるとクロッシング〜で見た風景がけっこう出てくるんで(最後のロンドンホテルってハネケが泊まってたホテルだよね)、あれ見てよかった方は見るといいと思います。合間合間にジングルっぽく昔の歌謡曲のバンド演奏が入るのがよかったんだけど、この人たちもクロッシング〜で紹介されてたね。また主人公の男の職場がライブハウスなんだけど、仕事仲間としゃべってる場面でジャズバンドのリハやってて、黒人のサックスがやたらかっこいいなと思ってたらメイシオ・パーカーだった(笑)なんというぜいたく。しかもリハだけなんだよ!

ストーリーは大筋としてはよくある話だと思うんだけど、主人公が移民系ということで、それに伴って出てくるディテールがおもしろかった。どちらかというと裕福な家庭で、しっかり言葉とか料理を教わって育った女の子と、同じ2世ながらトルコのことは知らない、言葉もよくしゃべれない男と、軽くカルチャーギャップがある所とかへーと思いながら見ました。

そういう文化って、自分がしっかり立つ土台であったり柔らかく受け止めてくれる場所だったりするんだけど、逆に(特に女性だと)拘束される鎖であったりするので、その辺のアンビバレンツな感情というのが出てきてしまうよね。一番泣いたのがなぜか、娘の旦那が犯罪者になったので縁を切ると実家のキッチンで父親が娘の写真を焼き捨てる所だったんだよね。なんだろう、以前はそんな感情はなかったんだけど。歳とったのかなあ…すごいかわいそうだと思った。

リストカットとか痛そうな場面も多いんで憂鬱な気持ちで見ていたのですが、2人が結ばれなくてもそれぞれのハッピーエンドにつながるような形でつくられているので、悲しいんだけどほっとしました。それもやっぱり監督の心情として、家とかルーツの文化に受け止められて存在が保証されるというポリシー(願望?)が出ているのかなと思いました。偽装結婚した時にシベルが家で習ったトルコの料理をつくって一緒に食べる場面がとても幸せそうに撮られていて印象的だった。あれはおいしそうだったなあ。

男の方も最初ひどいジャンキーとして描かれてるんだけど、それは理由あってのことで実際には情に厚くて、しっかり居場所が確保されてあればちゃんと生活できる人なのかなあというのがわかる。正直シベルとじゃないとという切迫感はそんなに伝わらなかったんだけど、フィクションでも悲しいのはあんまり見たくないので気にならなかったです。

シベル役の方は今作が初出演らしいんだけど、痛々しくてよかったです。気合入ってたな。リアルで勘当されてるっていうのがすごいね…普通の主婦になる気はないから(笑)ジャンキーの男を選んだ、とか夫が監獄行きになってイスタンブールの親戚に身を寄せるも即効仕事から逃げるとか、パンクな感情というのはどうしようもないんだよなあ…しかも話とは関係ないけどこの子が学生時代の友人に顔が似てて(笑)、特にイスタンブールの場面でベリーショートにしてるのがそっくりで見入ってしまいました。横顔が美しい。


2008年02月17日(日) しば正龍トランス舞踊 at groove (メモ)

通りすがりに撮影。テントゥ屋とふられたルビ。思わず方言でテントってテントゥって言うんだっけ?!と考え込んでしまった。語呂合わせでした…

今日はごく簡単なメモで。今年初めてのライブでした@groove。私は戦力外なのにバイトの後にシンバル下げて向かいました。仕事は日曜にしては忙しく、それが終わったらもう何もしゃべりたくない、頭に何も浮かばないという燃えカスになりながらも到着(焦)。数分前にライブが始まっていて、会場の構造上、中に入ることが出来ない。カメラのミヅノさんと時々引っ込んで着替えする先生の後姿を眺めながら待機。先生、今日はオレンジ色ですか…

お題は京都の昔ミクロの世界のダンス。1セット目は京都のお宮の人(公家?)っぽい衣装をアレンジしてるみたいだったけどちゃんと見れなくて残念。音はがちゃぴん(double-bass,percussion)さんと前回に続き参加の米田哲也(piano)君。幽玄な雰囲気の中にも稚気というかあおさみたいな感じがあってそれがよかった。そのつたない所に踊り(というか踊り手の気持ち、かな)が絡んでいく所がおもしろい。そういう無邪気さも沖縄らしいかなあと考えたり。やっぱ若い人が入るといいよなあ…

2セット目は私も参加。既にドラムセットが組んであったので、それに加えて持参したスタンドに自分のコンスタンチノープルをセット。お店のシンバルは一枚チャイナと取り替えました。楽隊のスペースが狭いので米田君のピアノの長椅子に一緒に座って演奏。ハイハット・バスドラのキック無しで、今回はその上のタムとシンバルを使用する形になりました。自分以外にはがちゃぴんさんが自分のベースを手でたたいたり、カルカベ?でがしゃがしゃノイズを出す場面も。これ使えたらいいよねえ…

自分の演奏メモ。うろおぼえのままに。最初はマレットを持ち、いきなりフロアタムの上に逆さに置いたスプラッシュをガシッっとハイハット+バスドラっぽくなるようにやってみました。あとはぼわんぼわんとシンバルをてきとうに。チャイナがちとでかくなりすぎた。しばらくずっとマレット。ロータムがいい感じでゆるんでいたので、ベンドしながら(打面を指で押し込んで音程を変える)パターンをつくってループ状にたたいたのが楽しかったです。

だいたいそうやってマイ民族音楽(笑)のリズムを即興でたたいていくことが多いのですが、今回は割りとうまくつくれてよかったです。アクセントに大きめに振ってたたいた所がいい感じに響いてよかった。これもその時やってみないとどうなるかわからないんだけど、それが楽しいんだよね。いい音かどうかっていうのはわからないけど(笑)おお、鳴ってくれてるぜと思いながらたたく。うーん本当に出たとこ勝負ですなあ。

それでひとしきりやって先生が引っ込んだ所で、(音量を)落としてという指示が。これ初めて見たなあ。今まで見落としてただけかもしれないけど(笑)先生は全くこちらにこうしてほしいとかいう要望を出さない方なのでびっくりしました。確かにそのまま続けたらうるさかったかもな。それでその後は静か目にということで、私はブラシに持ち替えて待機。ベースソロをじっくりしてもらう。めずらしくメロディックな演奏でしたね。鼻歌みたいで、春らしくてよかった。流れでなんとなくワルツになりピアノも入るとメルヘンちっくに(笑)。私はブラシでシンバルを合わせました。音は小さいけど激しい感じになったと思う。そこから場面を変えるのが難しかったなあ。

今回はお客さんもけっこう多くてよかった。若い方はお友達が来てくれていいね…たまに来て下さる女性のお客さんがチョコを差し入れ、またカメラのミヅノさんも手作りのチョコを持ってきてくれてテーブルの上が華やかでした。チョコおいしかった…へへ。米田君のお友達とか今年復活したスタッフのゆうじさんとか、前回いらっしゃったお坊さん??の方とかギャラリーも華やかでしたが…grooveも2.0にバージョンアップしたということで、ソファが座りやすくなってよかったですね。私は後は若い方にまかせて(笑)早めに帰れてよかったです(焦)。


2008年02月11日(月) early times

また今日も本屋へ。STUDIOVOICEのオルタナ特集を買う。ネタバレをすると、ベスト1は洋楽がバトルズで邦楽がゆらゆら帝国(ともに最新アルバム)でした。ゆらゆら帝国は持ってるけどバトルズは持ってない。ちょっと気になってたんだけどいいのだろうか。ディスヒートとファウストがベスト20に2枚ずつ入ってたりして、人気なのですね。また未発売のECDの新譜が入ってた。これ聴きたいなあ…なんかアングラらしい。ECDさんのランキングに哀秘謡と光束夜が入っていたのに目を見張った。本選?のベスト20には滲有無が入ってましたね。同じソロでもファーストではなくこっちなのか。

あんまりロックを聴かないので知らないのばっかりだったんだけど、私が好きなバンドは、スーパーサイレントとシガロスとシンクオブワンが入ってたなあ。この選ばれてる定義がわかるようなわからないような…はみだして帰ってこれない音楽(笑)ってことかな。まあ自分は実はそんなにこの手の音楽には詳しくない。たまたま好きなバンドがあるくらいで、ジャンルで集めるとかはしない。パンクとかノーニューヨーク系とか得意じゃないし。好みはむしろ保守的なのかなあと思う。僻地ロックとか、保守的なフォーマットではあるけどその容れ物さえもゆがめる気温とか湿度とかを感じさせるような音楽が好き。演者自身の作為よりも背景が見たいのかもしれない。

今日はトム・ウェイツのEarly Years2を久しぶりに聴いた。洋楽はここから入った、のかなあ…もともと邦楽ばっかり聴いてて、歌詞の意味がわからない歌ものって興味なかったんだけど、どういう経緯かまずトム・ウェイツを聴いてみようってことになっていた記憶。なんだろう…中央線沿線に住んでいたことが大きかっただろうなあ(笑)あージャームッシュの映画か!時代ですねー。ジャズもブルーズもこれがきっかけかも。

若くて酒飲めないし、だからよけい憧れがあったのかもしれない。(まあ今でもサイケな酔っ払いな音楽は好き)最初に買ったのRain Dogだし(笑)。Swordfishtrombonesとか。今好きなのはClosing Timeだけど、トム・ウェイツって言ったら中期派だなあ。(トム・ウェイツっていうよりマーク・リボーなのかと今思ったのだけど)Early Yearsはなぜか2しか持っていません。デモ集らしいんだけど、ピアノとかギターの簡単な伴奏で歌っているてきとうさが好きだった。生演奏で録ってるのがよかったんだろうな。

一番好きなのが、前にも書いたことある気がするけど(笑)ウッドベースのワンリフで膝をたたきながらリズムを取って歌ってる4ビートのDiamonds on My Windshield。合間にキラキラとピアノを鳴らしたりしてる。これがジャズだなと思ってたよ。(いや過去形ではない)あと悲しい歌なのに音はすごいさわやかなBlue Skiesとか、口笛が入ってるMockin' Bird。当時は思いっきり背伸びして買ったのに、時間が経った今となっては、歌っているトム・ウェイツより歳食ってしまっている(笑)というのが不思議な気分ですね。気分はあんまり変わらないと思うけど。


2008年02月10日(日) 日曜日

寒さがゆるんだ?帰り道が昨日より寒くなかった。気のせいかもしれないけど。家の中の方が寒い感じかな。つい洗濯を始めてしまった。干せるのかなあ…なんかもうだるくて、いろいろ考えるのめんどくさい、というか考えられてない(笑)明日は公休なので出勤です。

よくあることなんだけど、本とかCDとか公開されてるものなのに、自分のためにつくられたとしか思えないものに出会うと嬉しい。ネット見てても、自分が考えていたことに応えてくれるような言葉に行き着くことがあって、だいたいネット見てる時って夜で、ちょっとさみしい気分になってる時が多いので(笑)よけい救われる気がする。ここには書かなかったけど、数日前、もうシンクロニシティとしか思えないエントリを見つけて嬉しかった。まあ自分も他の人のブログとか見て触発されて書いたりするしね。そういうことはあるかもしれない。

昨日も映画の話をよく読みに行くブログでそういう話を読んで泣きそうになってた(笑)個人的なやりとりをするのが好きじゃないので、ROM以上のことをしようとは思わないんだけど、とてもありがたい気持ちになったことはここに書いておきたい。んーでも楽しいよね。人が書いたものについて語るのは。今はもうぜんぜんだけど、学生で雑誌つくってた時は、部室とか飲み屋でつくったものとか最近読んだ本とかCDとかの感想話すのが楽しかったな。そういうことを思い出した。

写真は犬猫の特典映像。湯川潮音の歌に合わせたアニメ。詳しい感想はまた後日にしますが、けっこうよかったなあ〜ぜんぜん期待してなかったんだけど。筋とかキャラというよりも郊外の一軒家暮しの風景がとても懐かしくてよかった。テレビの無い家。柿の木図書館。季節が冬で適度に殺風景なのもよかった。


2008年02月09日(土) レトロスペクティブ

ハン・ベニンク来日してたんですね)))震)))アンテナに情報がひっかかっておりました。もう初日は終わったようですが、やっぱり見物は最終日だろう…すごい見たい(涙)ハン・ベニンクはフリーの部分も含めて伝統的奏法をきちっとされてる方なので、これまた超アコースティックな灰野敬二さんとどう絡む/絡まないのか知りたい。灰野さんはベースのバール・フィリップスとのデュオで録音もしてるけど、ああいうインティメイトな(笑)方向に行くのだろうか。ベースなんかぜんぜん弾いてなかったしなあ。

ラスト、コーションは見ます。


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なんか日記を書きながら久しぶりに難しい言葉を思い出しました。レトロスペクティブって、使わなくなったなよあ。意味もちょっと忘れてた(笑)。いとこが聴いてみたいというので先日のCDRを焼いてあげたんだけど、これはちょっと暗過ぎて人に聴かせるものではないなあ(汗)気をつけたいと思います。

レトロと言えば、この前TSUTAYAで山崎まさよしのカバー集(洋楽の方)を借りて、懐メロ(じゃないか)を楽しみました。True Colorsは流行ってたの中学生だったかなあ、簡単な英語なのでサビ覚えてた。That's why I love youってさ。英語ってすごいとか思ってた(馬鹿)今聴く方が泣けるもんだなあ。

RESPECTはソウルといったらこれ!の曲だけど、下のアレサ・フランクリンの方が有名かな。フィルモアのライブ。私もそれを先に聴いた。大学入ってからだけど。アレサ・フランクリンの方は一部歌詞を変えてるんだよね。一人称が二人称になってるのかな?未だにこの歌の意味がよくわからないんだけど、要するに俺は家に帰ってやってるんだから感謝しろっていう意味なのだろうか。アレサの方は家族とか配偶者の方に感謝しろっていうニュアンスを感じるんだけど、どうだろう。わかんね。

ちなみに上のオリジナルはむしろBar-Kaysを見たくてリンク(笑)。Bar-Kays聴きたくなったなあ。Sam&Dave聴きてえ!BookerT&MG'ズとかさ!MGズはTSUTAYAにもないんだよねー。入れてほしいけどなあ。



R&Bとかジャズとかフェイク、自分の解釈が当たり前なんだけど、山崎まさよしはもうつまんないくらい素直に歌ってる。まあガタガタもサケツミも人のものだから(笑)真似するとむしろみっともないんだけど、もっとはじけてるのを期待してたなあ。あとこの方の声の強さだとJBやってもおかしくないと思うけど、あ、やっぱり似合わないか…それがこの方の味なのか。アルバムではその後のRaindrops Keep Fallin' On My Head(フィリーっぽい?優しい感じ)とジャミロクワイの曲らしいWhen You Gonna Learn(間奏にアフリカンドラムが入ってる)まで黒っぽいアレンジでその流れが好きだ。レビュータイムって感じで。そういえばそのRESPECTの導入部のSEでオリジナルのイントロも流れるね。

いやーこういう曲聴くと体動くよねえ。車グラグラしてたかもしれない(笑)。あとはパーカッションとアコギも自分でやってるSuperstitionがよかったね。おおーと思った。パーカッションがたぶんパンデイロ&カホンだと思うけど、あの独特の低音を生かしててよかった。まあ昔流行ったブラジルのロックを思い出して懐かしかった。レニーニ&スザーノみたいで。この曲はエレピとか電気ギターのファンキーなイメージがあったので、生楽器でやってるのが新鮮だった。自分で打楽器もやるっていうの含めてスティービー・ワンダーのカバーなのか。これの歌詞はけっこう重いよね。迷信。ドメスティックなアレンジでやるとおもしろいんじゃないだろうか。


2008年02月04日(月) 月曜日 / 蘭などアイスなど(メモ)

点取り占いステッカーおもしろかったのに見えなくなってしまったので外しました。もー。

花見に行ってきました。初めてかも知れないな。沖縄の桜なんてと思ってたけどなかなかきれいだった。やっぱり赤い梅みたいで、でも自分は桜より梅が好きなんでいいんだけど。毎年2/3(今年は代休で4日に)に花見に行っているという両親にくっついて八重岳に行って桜を見、さらに海洋博記念公園の熱帯ドリームセンターで催されている沖縄国際洋蘭博覧会というので蘭を見ました。豪華絢爛。

蘭って何十種類何百種類とあるんですね。沖縄ではデンファレの栽培が盛んなので、蘭の花と言えばこの色と形を思い浮かべるのですが、なんか気根が出てるみたいのとかあるし(生え方もいろいろ見たいです)、観賞用につくられたものから葉っぱを鑑賞する?地味ーなジュエルオーキッドまでいろいろな蘭が紹介されていた。寄せ植えやブーケ等のアレンジ作品の展示もあっておもしろかったです。やっぱり鉢植えが迫力あってよかった。むんむん香ってるし。いろんな色と形とでこれははまるだろうなあ。

また温室がいっぱいあって蘭以外も見れて、父親は花ではなく食べる実のなる植物エリア(笑)を熱心に見ていた。植わっているパパイヤ殆ど全て実をつけていたのですが、あれはどうするんだろうか。食べるのかなあ。また初めて見たのですがカカオ豆ってでっかいな〜コーヒー豆くらいだと思ってたよetc.いろいろ撮りたい所でしたが携帯の充電が足りず、八重岳でそっこうカメラ使用不可になっておりました。うっうっ(涙)また蘭の栽培の様子を展示した所もあり、近所の中部農林高校の展示があったので見る。地元の野生蘭の保護・復活とかおもしろかった。

あと寒いのにアイス食べてた(笑)。沖縄国際洋蘭博覧会でトルコのアイスドンドルマのデモ販売があるというので行きました。何だろうと思ってたら蘭つながりなんだって。テーブルにその蘭の根を干したものも置いてあった。生薬っぽい。デモはキリムショップOttoman Konak様のページと似てたのでリンクしました。こんな伸ばしてなかったけどな!棒にくっつけてクルクル回してた。逆さまにしても落ちないんだよね。

硬いアイスが好きなんで粘度を確認することなく食べ終えてしまったのですが、確かに何かでんぷん質のものが入っていて重くなってて食べごたえありました。たぶん本物のサレップではなく山芋とかだと思うけど。本場のはナイフとフォークで食べるらしいですね。腹持ちよくするためかなあと思ってたんだけど、本来は暖かくして飲んだもの(サレップ)をとっておいて凍らせてしまった所を、そのまま食べてもおいしいねということらしい。また夏暑い(のか?)トルコで溶けにくくなるように入れたという話もどこかで読んだ。

これはシナモン入りで、なんか生姜入れた葛湯のような趣きですね。いいなあ〜葛湯大好きなので暖かいのも飲んでみたい。猫舌だからだめか…へへ。(また沖縄の玄米を思い出した。これも好きです。)今ドンドルマでいろいろ検索して見てたら和歌山の串本高校のトルコ文化研究のページがあっておもしろかったです。サバサンドなんでこんなキラキラしてるんだろう(笑)上でリンクした絨毯屋さんも串本町にあるんだそうです。交流の歴史があるとは、知らなかったなあ。

また先だって八重岳に行った時に沖縄名物のビックアイスの桜祭り限定フレーバーがあったので賞味。毎年暑くなると道路で子どもたち(高校生くらい)が傘立てて売ってるのを見かけるのですが、今回初めて買いました。今書くためにぐぐってみたら、今帰仁に工場があるとか祭りの出店でバニラ以外にもたくさんフレーバーが出ているとか初めて知りました。そうだったのかー知らなかったー。またやむやむ様のページではカフェを出すという話を見かけたのですが、どうなっているのだろうか。知りたい。

そこで売られていたのはバニラ、マンゴー、タンカン、シークヮーサー、桜(!!)の5種類だったかな。とにかく桜味を食べてみたくて買いました。タンカンとダブルで頼んだら、なぜかシークヮーサーもちびっと盛ってくれました。もともとアイスクリンというのであっさりしてて素直な味でよかった。普通に果汁を入れてるだけみたいな(笑)好きです。特にシークヮーサーが、あのからい成分も出ててそれがよかった。桜味はピンクが濃くて沖縄仕様という感じ。なんかしょっぱいなと思ったけど、たぶん桜の塩漬けが入ってるんだな(笑)。香りはそれほどなかったかなあ。しょうがないか。

朝と夕方に晴れ間はあったものの、全体的に曇りで風が強くとても寒かった。それなのにアイス…両親は帰りに許田の道の駅でおっぱアイスまで食べてた。毎年それで締めてるらしい。公式サイトを見て、おっぱが牛のおっぱいではなく乙羽(おっぱ)岳から来ていることを初めて知りました!そうだったのか〜イラストに惑わされていたよ(笑)。おいしそうだったけど寒くて食べられなかったのは残念。ひたすら暖かいお茶を飲んでおりました。


2008年02月02日(土) 2月 / Lの世界

2月ですね。ちょっと寒い。指をくわえて夏を待っているのも何なので、資格を取ってみようかと思ってテキストを取り寄せました。資格取ってどうなるってものでもないけど、焦るべき所は焦っておこうかなと思います。それでだめだったらだめでいんじゃね。そんな感じで。ひとつ歳取っちゃったしね…

先月もらった誕生日特典その2の一枚無料レンタルもスピッツの花鳥風月に…コスモスという曲を聴きたかった。確かに、こんなに暗い声を聴いたことがありません。とてもつらい体験があったのだなと想像される。ただこういう表現の手段を持っているということで、その体験を全部でなくても共有できるのはすごいかもなと改めて思いました。まあこの曲に限らずだけど。あーライブ見てみたいなあ。ツアー後半(スケジュール未公開)に沖縄公演もあるみたいなんで、行くかもしれない。チケット取るの大変らしいけど頑張ってみようかしら。

2月の2日はひそかに待望しておりました。前に借りたDVDにおまけで入ってたTVドラマのLの世界がDVD発売&レンタルに入るというので、借りられるようになったらぜひ見たいと思ったんですよね。端的に言って昔流行ったSex and the Cityのレズビアンヴァージョン、なのだろうか。見たこと無いのでわかんないけど(汗)、舞台がLAだし、かなりおしゃれな感じでしたね。入ってるから見とくかって感じで見たらけっこうリアルで(て言っても私は同性愛者ではないので感覚的に伝わるような感じなんだけど)、これはきちんと制作側から同性愛の方が関って監修されてるのかなという気がして、見てみたくなりました。

まあ、何人も登場人物を覚えるのが面倒で長いドラマはあんまり見ない。見たい所だけ見て終わりっぽいんだけど、気になっているのは、最初に街に越してきて恋人(男)と同棲している駆け出しの作家の女の子がいて、すっごいかわいいんですよ。登場人物のたまり場になっているそれはすてきなカフェ(笑)の女主人が目をつけて口説きにかかるんだけど、それがどうなるかすごく知りたい。

ストレートの彼女をゲイ・パーティに誘い出して、まず文学的な会話から始める場面があって、自分が最も影響を受けた作品は何か披露というので、そのまま言うとつまらないのでお互い第三者にそっと耳打ちして、案の定一致するわけですよ。それが何なのか知りたいなあ…まあ順等な所でヴァージニア・ウルフとかアナイス・ニン、あるいはシルヴィア・プラスかなあ。誰だろう。ていうか、この女主人ていう方がキアヌ・リーブスみたいなすずしい目元でかっこいいの(はあと)…それで読書会どう?とか誘われたら行くしかないよねー。どんな読書会なのか見てみたいです。そこでまた口説く所が見たい(笑)それ見たら満足して終わりかも。はは。

ちなみにその予告編が入っていたのはあるスキャンダルの覚え書き。これはケイト・ブランシェットとジュディ・デンチ、とビル・ナイが出ているので見ようと思っただけで、内容はよく知らずに見たんだけど、すっごいドロドロでびっくりしました。見ていてつらかった。ジュディ・デンチのやってる定年間近の教師が実は裁判所から接近禁止命令が出ている前科持ち(しかも女性に)なのか!確かにこれはジュディ・デンチにしかできない…日記につらつらと恋情をしたためている所までは温かい目で見れたんだけどなー(いいことがあった時に星のシールを貼るっていうのはいいな)いやー人間って懲りないんだなあ。

ケイト・ブランシェットも正直バカ女でぜんぜん共感できませんでした。しかしやっぱりそれはそれで魅力的で、放っておけない人間くささがあってすごいと思いました。この方出ている作品によって印象がバラバラで、しかもチョイ役でもしっかり記憶に刻み込む強度があって、いろいろ探して見るのが楽しい。また旦那がビル・ナイで、これまた恩師だったという前歴があるのですが、この方がだいたい元バンドマンとか現役だけど売れないバンドマンとか(笑)そういう役ばっかりで、失礼ながら髪長いし教授に見えないんだよなー。もともとジャーナリスト志望だったらしいですが。でもその空回りしている感じが大好きで、浮気するんだったら私にくれ!!!という勢いで見てました。浮気がばれて喧嘩する場面なんか、だからだから私と!!!と割って入りたい勢いで(略)今回は比較的地味な性格のキャラだったようですが、そんなに出番がなくて残念でしたねー。まあ女同志の物語だからしょうがないか。


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