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フリフリおれ的わたし的ベスト2007はこちらより


2006年10月24日(火) Re. (CDR)

またCDRをつくってもらったのでお返しを。考えてみれば中学の初恋の時からずっと同じことしてるな!と思ってあきれました。そんなに好きか音楽が。もちろんその時もらったカセットテープはお手紙と一緒に大事にとってあります。よくつくってくれたよなあ。とても感謝しています。

1. generous palmstroke / Bjork
2. 白目充血絶叫楽団 / フラワーカンパニーズ
3. Quiet(live) / Smashing Pumpkins
4. Pink / Boris
5. スクリーンの女 / Boris
6. 偽ブレッド / Boris
7. ルチャバカ野郎 / 地獄車
8. 官能漂流 / Ego-Wrappin'
9. I Need More Time / Meters
10. I am One(live) / Smashing Pumpkins
11. 花の水鉄砲 / くるり
12. 1970 / BORIS
13. あたらしい花 / Asa-Chang & 巡礼
14. かつて...。 / Ego-Wrappin'

前にあげたのは全く自分のために今聴いていていい曲を集めてつくったものをあげただけで、これは前に聴いてよかったものを集めてみました。地獄車は新しいな(笑)。ゆらゆら帝国とブランキーが入っていないのは時間の都合。んーよく聴いてたなあ。改めて聴くと痛々しい気分がよみがえってくるんだけど、知らない方が聴いたらどんな音楽なんだろうって思った。くるりのなんか自分の中ではロックベスト10内に入る名曲なのですが。ばらの花もいいけどやっぱりこれなんだよなあ。リフとかコーラスとか最高だと思う。

私がもらったのは、古いロックがたくさん入ったものだったのが意外だった。今のバンドの曲が入ってないんだなあとほっとするところがあった。サンボマスターとかAikoとか入ってたら正直困っただろうな。話していても昔のことがとても多くて、何か埋めたがっている人だ、と思った。今の人では埋まらないのかなあ。固有名詞が注釈無しで通じるって、確かに快感だったりする。私も昔の連れ(同性ですが)と語った時間を思い出しました。私も埋めたがっているのだろうか。どれだけかかって埋まってゆくのか見ていきたいと思います。


2006年10月23日(月) 秋ですね

アイスランド米軍撤退しておりました。米国側の自主撤退のようです。そういうこともあるんだなあ。コールドフィーバーというアイスランドの映画があって、永瀬正敏がドライブしながらラジオ聴いててハードロックとか流れててFENみたいだな〜と思ったことがあったのですが、米軍基地があったんだなやっぱり。

2ちゃんねるののろしスレ(@趣味一般板)がすすむようになってきました…秋だなあ。ぼちぼちのろし再開か。

のろしよりやってみたいのが伝書鳩かなあ。ジャームッシュのゴーストドッグにしびれてて(あとジョン・ウーの映画とか・笑)鳩飛ばしてええと思ってた。新しい雑誌の題に決めたりして。あれから数年たってしまいましたね。伝書鳩とかのろしって実際の使い心地はどうなんだろう。メールもろくに使いこなせない私ですが。特に携帯の。あれで何か伝わるものなのかなあ。

アクセス解析で去年の日記がひっかかっていたので読み返したりしてた。今年の日記は仕事にかまけてるというのもあるけど、かなり文章が雑になってますね。音楽や映画に関してももっとていねいに感想を書いていきたい所だけどなかなか難しい。落ち着いて記事を打ち込む場所をつくってないからかなあ。時間が無いのがいちばん痛いんだけど。


2006年10月21日(土) 2006上半期1,2 (CDR)

------------- 2006上半期1

1. Asian Lullaby / bonobos
2. Kafari / Sigur Ros
3. 渡り鳥の3つのトラッド / 湯川潮音
4. 午前の光 / bonobos
5. Sweet Devil / Susanna and the Magical Orchestra
6. Subway(a.k.a. Night Walker) / the stars
7. 衛星 / bonobos
8. 雲がちぎれる時 / UA
9. Eureka / Jim O'Rourke
10. Beautiful / bonobos
11. み空 / 金延幸子


------------- 2006上半期2

1. 輝きめぐる海 / Beautiful Hummingbird
2. 小さなもの / 羅針盤
3. 裸の王様 / 湯川潮音
4. メルトダウン / bonobos
5. ニュースタイム / Ego-Wrappin'
6. Lemonade / the stars
7. Electric / Boris
8. そら / Beautiful Hummingbird
9. 会えない人(月) / 羅針盤
10. The End / 地獄車
11. つぎの夜へ / ゆらゆら帝国
12. Twinkle Outside / the stars


下半期も佳境にさしかかっているわけですが、今週出るカヒミ・カリィの新譜を買う予定です。弱音アルバムらしい。車で聴けるかなあ。


2006年10月19日(木) hover you hover me

起きたらBonobosの新曲がメールで届いてた。Standing There お願い泣かないで〜と蔡君の声が携帯から流れてくる。いやいや泣いてはおりませんでしたのでびっくりしました。PVもあるんだ。蔡君ってソン・ガンホに似てるかなあ。うーん、こういう曲にぐっとくるって思ってもみなかったなあ。やばい。なんだろう。天使の存在を感じた。おおひなたごうの漫画特殊能力アビルに出てくるみたいな(涙)。ありがとう。エンゼルたん。…

そういうことがなくても、BonobosのHover Hover買いに行こうと思ってました。朝っぱらからタワレコ行きましたよ。まだ開店もしてなかった。下のストーンショップで石買っちゃう所だったなあ。てか水晶とか買っとくべき?厄よけとか…

お目当てはカエターノ・ヴェローゾの新譜でした。ちょうど発売日だったのはラッキーだった。はっこれも神様からの贈り物!(馬鹿)国内盤だったので解説と歌詞対訳がついているのが嬉しかった。帰ってすぐ昼っぱらからドライブしながら聴きました。おおー頭から尻尾までロック。ときどきゆらゆら帝国みたいになってるんだけど(笑)。ギターとベースとドラムしか出てきません。

なんというか渋いモノクロームな感じで、カエターノの声もほどよく枯れてさわやかで大人っぽいわぁとしびれまくってたんですが、あとで歌詞カードみたらけっこうエロくてドロドロしてて驚きました。アート・リンゼイのアンビシャス・ラヴァーズってこんな感じなのかなあ。聴いたことないけど。さすがラテン系…1曲目のOutroがイントロの反対語のアウトロ(後奏)?と思ってたら別人っていう意味だった。次あなたとすれ違っても僕とは気づかないだろうね、っていう歌。

cêというのがvocêの短縮形?ということで、あなたとかお前とか貴様(笑)という意味なのでしょうか。いろんな歌が入っています。解説では離婚した元奥さんへと限定されてましたが、それだけではないんじゃないかなあ。まあでも女性に向けての曲ばっかりですね。Homen(男)ていうのがおもしろくて、母性とか子供が生めるとかぜんぜんうらやましくないよ、うらやましいのはあれだけ。っていうちょっとコミカルな感じで、カエターノもすけべじじいを嬉々として演じてるような感じなのがおかしかった。

あとは最後のトロピカリア2ハイチの続編O Heroi(英雄)がよかった。2人称としてのアメリカ、あるいは帝国主義について考えさせられる。Soy loco por ti America!あなたは父、または(むしろ)母。ハイチではクールなナレーションだった語りが今回はもうラップになってて、それもその辺歩いてる若い男の子みたいなしゃべり方で生々しくてよかったです。

また解説によるとブラジルではなくポルトガル本国の発音になっているというPorque?という曲があって、ストメヴィールという発音が呪文のようにしつこく繰り返される。スはshを軽く、最後のルは舌を軽く上口蓋に当てるだけ。いろんな感情を込めながらせかせかとたたみかけられるフレーズで、どこの国の言葉だろうと思ったのですが普通にポルトガル語で、俺は来たぜお前は来ないの?なんで?っていう、それだけの歌詞でした。でもなんだろう、決闘(笑)っていうよりもやっぱりストーカーっぽいねちこい歌い方なんですよね。にしても官能的な響きでよろしいのですが。うーんでもちょっと気持ち悪いかな。こういう音楽もあるかなあ。

BonobosのHover Hoverは打って変わって?若々しい、さわやかな音楽。ワーキングソングならぬウォーキングソングNight Apes Walkingをやっと聴けた。忘れたいことは忘れればいい/歩き続けるなら優しい気持ちで ボノボは歩く曲が多いなあ、というか好きだと感じる曲が多い。いちばん好きなのはelectlyricの表題曲だけど、これもいい。そこからHover Hoverからつながるのがいいよね。サビのhover you hover meていう所とかいいなあ。hoverって自動詞なんだけどね (´ー`)

たぶんelectlyricはhover hoverの続編なんだなあ。アコーディオンが入ったひんやりした感じが似てる。小さく吼えながらなんだかいい気になって気づいたらこれは秋の気配 夜の空気は冷たくてその気があればすべてが見える。Night Apes Walkingはもうちょっとグルーヴィでけもの気取って歩き散らす(electlyric)ってて感じがよく出てる。Apesが複数形なのは、こんな夜猿ちゃんたちがいろんな通りを歩いてるんだなあ、っていうことだと思ったけどどうだろう?いいなあ、もっと夜の空気が冷たくなればいい。どこまでも遠くまで歩いて行きたい。


2006年10月15日(日) しば正龍トランス舞踊 at groove(メモ)

やぶいぬさんの日記よりバーバー富士へ行く時の注意。ライブ後に東京に戻るのは考えないほうがいいかもなあ。来年の1月にライブがあるそうなので誕生日割引で行く予定なのです。確か中谷達也(perc)さんとAssif Tsahar(sax)さんのデュオだったはず。野々村禎彦さんのレビューがすばらしい。行く。絶対行く。シンバルの弓弾きを見るぞ。バーバー富士のサイトはこちらです。

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今月もまたgrooveにてしば正龍のトランス舞踊のライブでした。メンバーはがちゃぴんさんは演奏せず、照明で参加。やっぱり照明がちゃんとしてるとはまるなあ。若北八十(tp)さん、ケイ(tp)さん、大工裕裡(piano,voice)さん、私(ds)はいつもの通り。踊りは前に共演されたお弟子さんの新垣さんが一緒。以下簡単なメモで。

1セット目はZERO、白、無というお題で30分足らず。白いチュールをつけた傘に入って登場。傘から出ると赤と黒の衣装。かなり渋々で、ミニマルにいこうと思っていたのですがだらだら演奏してしまったなあ。もっとテンション高くてもよかった。大工さんのピアノがきれいで、ついシンバルとか合わせてしまいました。

2セット目はまーちゃかーちゃ(めちゃくちゃ?)という方言の題。穴だらけの茶色の衣装でぶち犬のようになった2人のデュエット。太い綱を持ってからむ所がおもしろかったです。お弟子さんはしっかり踊りをやっている方なので動きがきれいで見ごたえがあった。演奏は先に続いてゆるめのフリーで進行。私はいつものトライバルなタムのパターンでたたいていたのですが、せっかくドラムセットを借りたので終盤フルでたたきました。

踊りと音が一緒に間を取ろうとした所へ割り込み。久しぶりに普通の8ビート→フリーのにぎやかしのパターン→スネアロールに移行して終了。大きい音だと他の方の音が聴こえなくなってしまうのですがごめんね〜と思いながらやってみた。フリーのはとにかく四肢でロールというかバタバタ動かす感じで、やればできるなと思った。ちゃんと練習してみようかな。

終演後はちょっと憩ってみんなで帰った。毎回来てくれる方の他にいつもロックのライブのブッキングをしているK高さんと久しぶりにお会いしました。ほめてもらったのですがいいのかしら…姉さん…今回はいつにもましてあんまり周りの音を聴けてなかったなと思いました。自己中プレイでしたなあ。反省。


2006年10月11日(水) うめるもの(CDR2006秋)

頂きました:

1. Hyper-Ballad / ビョーク
2. Help! / Deep Purple
3.Let Us Prey / Judas Priest
4. Drivin’ South / Jimi Hendrix Experience
5. Whiskey in the Jar / Thin Lizzy
6. Franklyn / Michel Naiman
7. Le Bal des Laze / Michel Polnalef
8. Lucifer / Alan Persons Project
9. Rock Bottom / UFO
10. Silent Jealousy / X(live version)
11. ジャック・ザ・リッパー / サーフコースターズ
12. 30days in the Hole / Humble Pie
13. Double Crossing / Eric Clapton
14. トラック10 / Grand Funk Rail Road


2006年10月10日(火) 10月

   


gogogoagogoファンク漬け。かっこよすぎです。

体育の日ってなくなったんですか。セロニアスモンクさんお誕生日おめでとうございます。今月は何をすればよいのでしょうか。ぼーっとしているのか激しく働いているのか、止まっているのか進展しているのか。どちらでもあってどうしていいかわからない。見たことのない世界に来ていることは確かなのですが。とりあえず、お汁粉仲間ができてとても嬉しいです。そしてここで先輩にお会いするとは思いませんでした。真実は小説よりも奇なり…この陳腐なフレーズを使う時が来ようとは。壮大なオチというか、神様の与え給うた膝カックンでころころ転ばされています。笑える。なんかもう、音楽じゃなくても何でもいいんじゃないかという感じです。いや音楽は聴いておりますが。もっと涼しくなってお茶がおいしくなればいいと思います。


2006年10月07日(土) 原田依幸 solo piano at チャイハナ (メモ)

かなり簡単なメモですが。

父親からの着信を気にしながらの鑑賞。後でかけ直し、体調が悪いと母からきいて長居ができなかった。ちょっと余裕がなかったのが残念。1セット目は30分ほど。20時過ぎてすぐに始まりました。チャイハナは民家を改造したジャズ喫茶で、レジの横にアップライトピアノが置いてあって、今回もそのピアノを使用。ピアノの見える正面のフロアに机と椅子が並べられ、横の見えない所にミキサー卓が用意されて録音しているようでした。お客さんは10人ほどでしょうか。年齢層は高めで、顔見知りは殆どいない状態でした。

演奏は、1セット目は指慣らしをしているのかなという印象。場面展開がとても速い方です。手首をねじって縦横無尽に指を転がす奏法が目立つ。思ったよりも歌う所が多くてエモーショナルだなという感じでした。共演者がいる時とは違うのかな?原田椅子を聴いている時はもっとインダスリアルというか?人間離れした激しさを感じたのですが、ソロはそうでもないような気がしました。(ていうか原田椅子からかなり時間たってましたね)ピアノがあまり響かないからなのか、ダイナミズムの幅を十分に聞き取れないのが残念でした。

2セット目は21時頃開始。今度は50分近く続いたと思います。前回より若干音響的な場面が増えました。ペダル踏みっぱなしで鍵盤を叩き続け響かせたり、また片手で鍵盤を抑えっぱなしにしてもう片方の弾いた音を響かせるという方法があるのですが、それでより多彩な表情がついたと思います。また低音の鍵盤を指を上げずに押しつけてミュートするような所があって、バスドラのキックを踏みつけるようなニュアンスがあっておもしろかったです。しかも心なしか小山彰太先生のバスドラっぽいような音でした(笑)ちなみにペダルはドラムでいうヒールアップ奏法なのがへ〜という感じ。普通はかかとはつけていて、原田さんは脚の長い方なので演奏しづらくないのだろうかと思った。何か違うのかな?

山下洋輔さんのエッセイで読んだ記憶があるのですが、ピアニストの宿命として、自分の楽器を持ち運ぶことができないということがあって、それは弱点でもあり恩恵でもあり、まずこのピアノをどう弾くのかという見所もあるように思います。ドラムもそういう所がありますね。全部セットを持っていくということはなかなかできなくて、選んで持って行って他のものは借りたりして。それでいろんな楽器に触れるという楽しみがあるのですね。今回の演奏もいつもやっているアケタの店とは違う感じではなかったかなと思います。

それでピアニストがピアノを含めてこの場と対峙するといった視点で見ていると、即興を重ねていきながら、おもしろい音になるポイントやよく響く所をサンプリングして後で戻って使ったりしていて、あーこうやって演奏するんだなあというのがわかっておもしろかったです。あと原田椅子で聴いたフレーズが出てきてにやりとする所があった。手癖ってやつかしら?フライヤーの写真で原田さんがレッチリ(!!)のTシャツを着ていたから、ということはないですが、低音をオクターブでごんごん弾くのはヘヴィロックっぽいイメージがあるのかなあと思いました。萌。

また後半、高音部がけっこうキラキラきれいに響く所を探り当て(なんかエロい)いっぱい弾いてくれたのがよかったです。また聞きなれたメロディだと思ったら、私が小学生の時に器楽部に入ったばかりの時にやったドナウ河のさざなみという思い出のある曲で、切れ切れに、かなりブルージーなアレンジになっていましたが、好きな曲なのでとても嬉しかったです。これが自分へのプレゼント(馬鹿)だったかもしれない。


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