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フリフリおれ的わたし的ベスト2007はこちらより


2006年09月30日(土) 月末

でした。無言で10月へ。ここ数日インターネットがつながらなくなっており、家の電話の受話器を取ってみたらものすごいノイズが。回線だったのか。どうなるんだろう。

   


ぼちぼち店頭にドラムマガジンが並ぶようになりました。沖縄は雑誌が出るのがとても遅いのですが、もちろんタワレコにて発売日に購入済です。だって表紙がスタントン・ムーアなんだもん!大好き。ほとんどアイドルって感じ。もう新譜が出るんだなあ。ジョン・ボーナムとニューオリンズ音楽の癒合だそうです。むーん、でもジガブーが既にほとんどハードロック(ミーターズのライブ盤とかもうロック)ですよね。ボーナムもシガブーが好きでよくまねしてたとか言われてます。

しかしそれよりも気になっているのが教則ビデオとドラムで参加しているというCocというメタルバンドのアルバム。視聴してみるとやっぱりサバスっぽいですね。嫌いじゃないな。検索してみるとブルージーなメタルとか言われてるんですが。好きかも。好きなの?教則ビデオはミーターズのベーシスト!!ジョージ・ポーターJr.と一緒!曲もニューオリンズスタンダードばかりなのででファンは必見。買うしかありません。

ドラムマガジンのインタビューは頭から尻尾まで楽しませて頂きましたが、中でおもしろかったのは、リフ・ロックが好きなんだっていうのとドラムのヘッドがファイバースキン(和紙のような感じで本皮っぽい音が出る)なのは見かけがかっこいからなんだっていう所(笑)。ふふふ。リフ・ロックっていう言葉があるんだなあ。ひとつ覚えたぞ。見かけがいいっていうの、かーじゅーさんが小さいハイハット使ってて、小さくてかわいいからって言っていたのを思い出すな。


2006年09月23日(土) JCDNワークショップ「踊りをつくりに行くぜ!!」at 国立劇場おきなわ 大稽古室 (要更新!)

今日は国立劇場の稽古室にて、ダンスと批評のワークショップというのに行ってきました。後日更新。正直批評のセットはどうなのかと思う部分はあったのですが、ダンスを間近で見るのは楽しかった。nobtem(のぶちゃん)のダンス作品を見られたというのが非常に有意義でした。あんまり批評とか思いつかなかったなあ。ツジコノリコ聴きたくなった。


2006年09月17日(日) 台風

でした。でもびゅーびゅー吹かれながらもタワレコに行ってきました。前から買おうと思っていたハンバートハンバートスウィンギン・バッパーズビューティフルハミングバードの3枚のCDとドラムマガジンを購入。羅針盤のむすびは無くて残念。今月はこれだけかな…MMW+ジョンスコのOut Louderがお目当てだったんだけどまだ出てないんですね。来月スタントン・ムーアのソロと一緒に買おうかな。

家に帰ってCDを聴いてみたんですが、ビューティフルハミングバードがとてもよかったです。(試聴ページにリンクしましたのでぜひどうぞ。)詳細はまた後日にしますが、なんというか非のうちどころがない…特に歌詞がしっかりした美しい日本語の歌であることと、ボーカルの方の声がふくよかでとてもいいと思いました。なんかフィサントチッドとか、酸素出てるんじゃないのっていうくらい癒されました。なぜかとても泣けてしまい、仕事もあるのに困りましたよ。ジャケがかわいいのでとても気になっていたのですが、こんなにいいとは思いませんでした。ううー昨日は地獄車だったのにー(笑)。出会いって不思議。


2006年09月16日(土) 地獄攻め / 地獄車

なんとなくハードコア・ラウド系ばかり借りて来た中で初めて聴いた地獄車(技の名前なんですね…)の地獄攻めがかなりよかった!!!ハードコア最高。死体がひととき生き返りました。嫌なことを忘れさせてくれる。嘘が無いし。もう解散して長くなると思うのですが、リアルタイムでライブが見れなくて悔しいです。この間ドラムの方と一緒にセッションした時もすごいかっこいいな〜と思ったのですが、こんなすばらしいとは。笑えてハードでヘヴィって、最高ですね。何にしろ。

歌詞はくだらなくて、まるで空耳アワーのネタをそのまま歌ってるような感じです。日本語なのかよ、みたいな。特に本格的なサンバパーカッションがイントロに入ったルチャバカ野郎がよかったです。セパルトゥラもやってないような大胆なアレンジ。ビバメヒコとか言ってるくせになんでサンバなんだろうと思っていたのですが、曲中に出てくるヒクソン・グレイシーがブラジル人だからなのですか。よくわからないけど。

また最後のTHE ENDがよかった。われわれはあしたのジョーではない!!とか言ってて泣けた。なんか非常に沖縄的なものを感じてこみあげるものがあった。アンチ根性。燃え尽きに断固反対。ボーカルの方がいかにも沖縄のおっちゃん的なかわいらしさをかもし出しているんですよ。終わった後に隠しトラックみたいにふと切ないボサノバがひととき流れた後に、あまりにも自然にデス声ハードコアに突入するのもかなりかっこよかったです。itunesのライブラリ上で聴いていると次が大友良英の山下毅雄を斬るになっており、1曲目のプレイガールのテーマ(おしゃれな4ビート+あえぎ声炸裂)に悶絶。はまり過ぎてこわかったです。


2006年09月15日(金) 金曜日 / 脆弱性

給料日なのに買い物をしていません!靴とかCDとか買おう。それで楽しくなりたい。お腹こわしてるけどおいしいものが食べたい。何食べよう。

元気な時は楽しい。元気じゃない時は楽しくないし、元気な人を羨んでしまう。(あんまり元気になったことがないので、元気な人の気持ちがわからないのが悩ましい…)餓えているものは餓えているだけ満たされているものを羨んでしまう。あの人の言葉に傷ついてしまう、と疲れたように言った人に、それはそれだけあなたが幸せで、その人は羨んで傷つけてるんだよ、と言うべきだっただろうか。言わなかったけど。

その人が笑っていても、傷つける手つきは強力で、とても弱そうに見えるのに、それだけ飢える生命力を秘めていた。ビビッドな愛情と憎しみ。私はそれに魅了される方だ。それを見習って(笑)見苦しいさまを見せてしまったことがあるけど後悔することはない。またその人は、千年も万年も生きたいのに、百歳で死ぬのなら、それは何かに殺されるということでしょう、と言った。そうなのかもしれない。私とは求めるものも考え方も全く違うけど、似ている所がある。呪わしく、忌わしいものから目をそらせない所だ。

それは愛でもあり卑しさでもあると思う。忌わしいものを呼び込み、触れられたくはない、でも無視することができないのだ。何も無い所でさえも目をこらし耳を澄まして何があるのか知りたくて立ち止まってしまう。私の周りだけ静かなのは、何か理由があることなのだと思ってしまう。何も無かったように楽しく語れたらそれでよかったのかもしれないし、それが当たり前なのかもしれない。でもなんで当たり前なんだろう。教えてほしい。


2006年09月12日(火) 火曜日 / 9月11日

なぐさめもなく遠ざかるあの空を あの空を 支えてたのは君かもしれない(beautiful / bonobos)ふと耳をひく所。美しく愛のおたけび世界を変えてみせてやる美しく愛のささやき君はきっと笑うんだろう ボノボの歌詞は単純な内容なのにときどきわからないフレーズが出てきて、わからないんだけど切なくてちょっと泣きそうになる。でもこの切なさも次の熱いラブメッセージを引き立てるものなのだろうな。そこが好き…

tribute in light 座間裕子さんのブログを久しぶりに読む。9月11日とNYの思い出。私は座間さんのNY日記が大好きだった。あんなふうに書けたらいいのになと思ってた。tonicを中心としたライブのレビューだったけど、ライブの音よりも座間さんが家に帰って、文章を書く時の音を想像してうっとりしてた。変?音というか、耳をすます感じ。沈黙の引き込む力。音がよみがえるのを待って、言葉を吐く時の、音のような、そうでないようなもの。

昨日は一日眠っていたい所だったけど、朝からてんぶす館に行って前の晩持ち帰れなかった楽器をひきとり、片づけをちょっと手伝ったり。モウロウと疲れハイで楽しかったです。車中でもマーズヴォルタにディープルンバで暑苦しいラテンドラム祭り。(いやしかしかっこよすぎ)で午後は実家に帰り、近所の修理工場で車を見てもらったりしていた。ウィンカーの前のライトがついていなかったことを教えてもらった。直してもらえてよかったです。いったん家まで歩いて帰って戻ったんだけど、ちょうど中学生の時の通学路で懐かしかった。暑い中にもうもうと草の匂いが濃くて涼しい空気も流れる。ここを通ってたんだなあ。中学校の向かいには自動車学校もあって、免許をとった数年前は今よりずっと若かったのに体がとても弱っていてそこまで歩いて行けなかった。そんなこともあったな〜と懐かしく思う。

その頃の日記は(消してしまいましたが)本当にたわいもないことばっかり書いてた。何を考えていたのかもよく覚えていない。やることなくて単純に過ぎて行くだけの日々。9月11日にしても、たまたま帰省してて、夜更かしの続きで深夜映画を見るようにビルの中腹を飛行機が貫いていくニュース映像を眺めていた。自分にとっては何の重さも持たないニュースで、たくさん大事な人が死んで、自分みたいのがここで生きてるんだなとしらじらしい思いがあった。その年末に東京から帰って来たんだった。それから何年も経ってるんだな。反省会するか…今週は自分の音楽馬鹿っぷりに落ち込んだ。ずっとこんな感じなのかな。


2006年09月09日(土) しば正龍トランス舞踊ライブ(告知のみ)

那覇てんぶす館3F会議室にて写真展が続行中の所、今週末はライブもありますので皆さんぜひいらして下さい。

9/9、9/10 ともに16時〜と20時〜の回あり。だいたい20分から40分くらいの予定です。入場無料。参加メンバーはしば正龍(dance)を始め、楽隊は若北八十(tp)、ケイ(tp)、大工裕裡(voice)、嘉手川テツ(g)、中山綾子(perc)他。お題は「花嫁」「華ゆえに」他無礼講のセッションをお楽しみ下さい。参加者の私にもどうなるかわからなくてどきどきしています。どうなるんだろうなあ。


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ぜんぜん関係ないのですが、帰りの車中にてジェットストリームでクラプトンがかかってたのでつい遠出をしてしまいました。YMOのBehind the Maskとかやってたんですね。知らんかった。リンク先の情報ではマイケル・ジャクソンの詞らしいんだけど、どういう内容なんですかね。歌い方が日本人っぽいよな〜と思ったけど気のせいかな(ていうか逆なの?)。Creamはやっぱり何度聴いてもいいですねーーーーーークラプトンはもちろんジャック・ブルースとジンジャー・ベイカーの有り様がもうすばらしい。目をはあと形にさせながら牧港のモスにて散財。竜田丼うまかったです。やっぱり甘酢だね。レタスとトマトと。


2006年09月07日(木) 木曜日 / 過去作品 / 上半期ベスト

あんまり暑くなくなってきたような気がするのですがどうでしょうか。涼しくなってきたのかな?結局家ではエアコンを使うことなく過ごしてきました。今日は初サンマだった。塩と大根おろしと。(まだ主食はうどんです)あずきバーを箱買いしていたのにいつの間にか切れていたのは残念!明日買ってくる。

半年過ぎてしまった。ぼーっとしていると何もかも終わってしまうような気がするので、後悔の無いようにしたい。どうであってもたぶん大丈夫な気がするし。でも大丈夫なのは自分だけであまりにもいろんなことが身勝手で、それで悩む気持ちもある。自分の存在を自然にすべりこませるのはとても難しい。人が踊り猫が膝に乗るのを見ていると考えずに動くのが一番いいのだと感じるけど自分にはできないな。滑らかに添う、そういう身の振り方を忘れている。どんなに焦ってもどうしても動きが遅い。止まって見えるんじゃないだろうか。

週末のライブの参加者の情報が入ってこなくて、仕切りの方からのメール待ちです。でも慣れたなあ。いつも集まってから音が決まっていく感じだから。いつものメンバーは揃うはずなので不安なことはないのですが。今回はドラムセットは持って行かず、持てるものだけ持って徒歩で入ろうかな。それであるものだけ使おうかなと思っています。重いのがスタンドなので考えるなあ。シンバルスタンドは2本ほしいけど持てるかなあ。カート買っておかないといけないですね。

写真展ではビデオ上映もやっており、昔のライブのものをかけてもらって見たりしてました。grooveじゃない場所でのものとかあって驚き。香取(accordion)さんと波平雄太(g)のはよかったですね。さすがうまいわぁ。あとがちゃぴんさん一人だけの時代のとか、笛の方と二人で、打ち込みのループにぶつけるようにジャンクなドラムを入れてるのはとてもかっこよかったです。直接映ってないんだけどめちゃくちゃ歪んでるシンバル(もしくは単なる鉄板)がすてきだった。インダストリアルですね。打ち込みとか電子音楽ってコンテンポラリーでいいよな〜打ち込みもつくれたらいいんだけど。

それを見てるとやっぱり自分の演奏ってすごい散漫だなあ…と思って凹む。凝集力が足りないんだよね。演奏して表現したいこと、鳴らしたい音って本当はもう無いのかもしれないなあ。ていうかそもそもそんなのあったのかしら。あーなんか、本当に言葉ってしらじらしいですね。勝手にしれって感じ。


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夏も終わりますね。そんなに新しい音楽を聴いていない上半期でした。ジャズ率0ですね…ランキングをメモっておきます。

1. Perfect Place To Hideaway / The Stars
2. Will / The Stars*
3. Beautiful (single) / Bonobos
4. あ、うん / Bonobos
5. 次の夜へ (single) / ゆらゆら帝国
6. Journal for People / 高木正勝*
7. サイグロウプル (mini album) / Sigur Ros
8. Dronevil Final (drone disk) / boris
9. み空 / 金延幸子*
10. Sun Baked Snow Cave / Boris with Merzbow*

時点でsupersilentX(Xには1から7までの任意の数字を)。*は旧盤ですが良かったものです。高木正勝のは良かったというか、たまたまTSUTAYAにあって借りて来たのがなんとなく気に入っていて、毎晩のようにかけている状態です。ミニマルでじゃまにならなくてとてもいい。あとbonobosもかかるな。元気になりたい時もほっとしたい時も聴いている。11月にライブDVDが出るので楽しみ!とは言えやっぱり上位はthe Starsで不動。ここに石原洋のソロのパシヴィテとWhite HeavenのOutが入る予定です。早く届かないかなあ。StarsのTodayも買わないとなあ。

行けなかった7月のライブのセットリストを公式サイトで確認したのですが、Subway〜Outside Twinkle〜Lemonade〜Secretsの4曲だけで(!!)ああ、好きな曲ばっかり…これ聴いて帰って来れなかったかも…でもそれでもいい…この音に骨をうずめられるのなら(馬鹿)最後のだけ知らないタイトルなのはカバーなのだろうか。新曲?とても気になりました。


2006年09月05日(火) しば正龍 舞踊作品100点記念 写真・舞踊展

5日になっておりました。展示会よろしくお願いします。朝っぱらからしば先生と準備しております。なんか新鮮…こぎれいなてんぶす館のスペースの一角がしば色(何色?)に染められて行くのが興味深い。改めて見ると禁断の世界ですね。素人にはおすすめできないというか。ぜひ皆さんいらして下さい。写真だけではなくビデオも見れるみたいです。自分の出てない回の映像を初めて見ました。人魚姫(ラメ)ですか…きれいだわぁ。


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このたび、しば正龍による舞踊作品100点記念の写真展示会を開催することになりました。これまでの作品を撮影した千枚以上の写真の中から選りすぐり、しば正龍の舞踊世界をご紹介いたします。アジア/日本/ヨーロッパ、古典/コンテンポラリーと自由に境界を越えて繰り広げられる踊りと音楽の即興世界をお楽しみ下さい。

期間 2006年9月5日(火)〜9月10日(日)  AM 9:00〜PM10:00
会場 那覇市文化テンブス館3Fギャラリー→アクセス

※9日、10日の16時と20時に同会場にて舞踊公演を行います。
出演 しば正龍(dance)   若北八十(tp) ケイ(tp) 大工裕裡(voice) 中山綾子(perc)ほか


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星飾りを某所より拝借いたしました。ありがとうございます。きれいですね…仕事はなぜか忙しく気が抜けない。余裕が無いのかなあ。おかしいな。なんとか残業を減らしたいですが。査定のための紙テストもありましたが、なんかテストというよりは、あーこんな案件あったな〜と思い出にひたったりしてしまった。はは。時給下がったらどうしよう。引き続き栄養剤を飲んでしのいでいきたいと思います。Buenas Noches. おやすみなさい。


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