ところで、エヴァンゲリオンの破です。 若干ですが重要なネタバレを含みます。反転お気をつけください。 土曜日から公開で、名古屋のシネコンはえらいことになってました。主に人ごみの意味で。ちょっと気になっていたので、午前中に仕事して、午後から呑気に観に行くよーと思っていたら、朝にはもうその日の分(全席指定なので)売り切れ。呑気も何もありません。 観られないとなると観たくなるのが人情。 ネット予約も出来るのですが、あえて土曜の夜に劇場に出向いて予約してきました。たんに、映画館のポイントカードを持っているので、その特典としてのエグゼクティブシート狙いだからです。クレジット機能がついていないので直接映画館に行くしか手が無いというとほほです。 そして、映画館に着いているのに駐車場(500台)が満車で入れないと言う、あり得ない事態巻き込まれたのでした。あんたらどんなけ映画が好きだ……。いや、好きなのは車なのか……?
と、そんなしょぼい事態を乗り越え、土曜のうちに日曜日の座席指定(最後の3席のうちの1)を取り、朝一番の上映にでかけた私が観たのは…… コミケ会場か、ここは。 の大行列でした。 映画館は2階に有るのに、ついでに普通のビルなら3階相当なのに、フロントでとぐろを巻いて、エスカレーターと階段全部潰して、1階に降り立ち、ビルを回って……終点が見えません! ざざざざざ座席指定を持っていないと言うだけでここここんな恐ろしいことになるとは。この人津波は昨日の駐車場の比ではありません。この出来立てのシネコンにははじめての出来事だったと思われます。 ……ごめん、他の映画を観に来たひと。たぶん「上映の20分前に♪」待ち合わせてしていたら、あなたたちは希望の映画は観られなかったと思います。カウンター1ヶ所だけだったから。そんな私もグッズ売り場でパンフだけでも、と並んだものの30分並んでタイムアウト。上映時間が迫って諦めました。 なんかこう、雑誌などでしか見たことのない、映画祭りでした。ガンダムとかヤマトとか、こんな感じだったのかにゃ♪ で。 で。中身ですのよ! 私、エヴァはTV版をCちゃん家でVTRちょっとみせてもらったのと、映画版だけなんですのよ。しかも観に行ったときの記憶が、たしかときメモとっかえだまの発売日で、レイちゃんのパッケージ画像が女の子じやなかった絶望(まったく根拠はないがセーラー服を期待していた)+あの結末で、記憶吹っ飛んでいます。テンション下がったと言うより、テンション亡くなってしまって。 とりあえず当時は「えすえふだわ」と思ったのですが。そして嫌いな話ではなかったのですが。まぁ、記憶が曖昧なので、曖昧曖昧。 その後、「序」を懲りずに観に行って、泣いたのですわー。 ヤシマ作戦かっこよくて。360度の音響が鳥肌で。こぶし握って「がんばれ! がんばれ!」と応援しつつ。 綾波が綺麗すぎて倒れそうになりつつ。
ところで、綾波と言えば、私よく「綾波とアスカだとアスカが好きよね」と言われております。うん、まぁ、正解。私の大昔からの好みとしては、アスカの流れなのです。口が悪くて、不器用で、強くて、ツンデレで、たいていはずれくじのまま終わっていく感じが。 が、それまでのアスカはちょっと私には荷が重い上に、劇中で一番気になるリツコさん(科学者でなんだかいつも負け戦で不器用でついでに名前がそれ)がいましたので、それで十分でございました。 しかし。しかし。長い前置きの果てに破を観て。 この10年のときを超え、アスカなにこれってほど、かわぇぇぇぇぇぇぇぇぇ! 式波か! 式波のちからか! ストローのちからなのか! 綾波卑怯なまでにかわぇぇぇぇ! あのたゆたゆな消毒シーンは卑怯! と、はじめて「どっちのヒロインが好きか」という問題にブチ当たったのです。なぜ、前回からこのかわええお嬢さん方を出さなかった! いや、綾波は序でもすごかったが、あれは可愛いと言うより、女神だったし。 序と言わずTV版からでも披露してくれていても良かったぞ! 今まで世間の人はこの葛藤が有ったのか! 今、ようやく私に届いたが! もちろん、ミサトさんも愛しいし、リツコさんおそろしくいい人しかも1,570グラム! シンジ君漢だし! パパすごいだし! まさかお食事楽しいとは! あ。メガネッ娘はメガネっ娘フェチに任せた。私は、今までのお嬢さん方で手がいっぱいだ! 鑑賞後、気持ちを落ち着けるべく、ローソンまで行って、ミサトさんのカレーラーメンと綾波のニンニクラーメンチャーシュー抜きとおとなのふりかけを買い込んだのでした。タイアップの甲斐があったね! あとはアスカたんとレイたんそれぞれのお味噌汁商品化してね!(いのちきけんだけど) シンジ君のタコさんウインナ弁当もね! と、冷静にならないまま日記を終わるのでした。 あ、勿論(?)泣いたですよ。序は号泣でしたが、今度は静かな涙。綾波の「碇君がもうEVAにのらなくていいように」で涙腺決壊です。あんたどこまでいいこなんだ……。 とってつけたようなテンションで付け加えると、綺麗な対比の物語だったと思います。旧作と今作。序と破。アスカと綾波。父と子。大人の都合と子どもの事情。ほんとう、きれいなパズルでした。 みんなぽかぽか幸せになれーーっ! あと何回行けるかな♪ にゃっ♪ ←人に任せたのでは。
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