劇場版コナンももうすっかり春の定番商品です。 なので、今さら予告に騙されないもん。もんもん。黒の組織でどうなるかなんてどきどきしないですのよ。 ……といいつつ、冒頭から「うおー」と緊張してしまいました。お約束は偉大です。 けれどももっと「うおー」となったのは、映画館自体での予告編。かみんぐすーんのあれです。ヱヴァが、ヱヴァの破の予告が、動く動く動く。カタバルトばたばたと言うのはどうしてああも血が騒ぐものなんでしょうか。楽しみっす! ニュー眼鏡っ娘はかなりどうでもいいけど(あのスーツはあれで良かったのか)、楽しみっす!
閑話休題。今回、新型のあれで人ごみへの外出を自粛していた(私がそれになると、職場的に洒落になりませんのです)ので観るのが遅くなってしまいました。 そして遅くなっている間に、観客売り上げ数が絶好調!とか。ええ、久しぶりに日曜日に見た映画も、公開日から時間が経っているのに座席もかなり埋まっていて実力を感じました。ちびっこから大きなお友だちからさまざまでした。が。 ありがとう、ちびっこたち。クライマックスで 「あ! あのね! コナンって新一のことなんだよ!」 「えーーーっ!? なんで!?」 と根源的な議論を思い出したように大声でしてくれて。以前に日曜日に行ったときも 「あのね! この人犯人! さっきも観たもん!」(入れ換え制でない映画館でした)と出てきた途端に教えてくれて。 コナンはやっぱり今度から平日に観に行くことにします。おっきすぎるお友だちは。 やはり黒の組織は強いわ〜と言いつつ、なんだか知らない間に黒の組織の人が増えていて訳が判りません。いや、観ている間に判るので大勢に影響は無いのですが。このあたり、みせ方さすがです。 が。疑問なんですが、これは原作スタート地点からいったい何年目(作中時間)なんでしょうか。ううむ。もしやまだ、新一がいなくなってはじめての夏。
映画自体も面白かったです。 最近何が楽しみって、作中ではあくまでメインの殺人事件以外死者が出ないと言うむりくりスペクタクル。←絶賛表現。 今回も、あんな武装ヘリが街中に現れて、七夕にあんな銃撃戦やって、あまつさえ武装ヘリが郊外に落ちても市民は無事と言う快挙。すばらしいです。米花市は世界で一番安全な街です。
最近、「いや、違うだろう」とか「なぜ突然」とか「ええと犯人誰だっけ」があったので、きちんと伏線のある状態はわくわくでした。人物の退場の仕方、行動の振り分け方も綺麗でしたし。EDで出てきた実写のお嬢さんが何者なのかはさっぱり謎でしたが。 しかし、HELPは無理があるぞ。かなり相当。てっきりミスリードだと信じていつ、カブトムシの羽に隠されたメッセージが現れるか待ってましたとさ。
来年の予告はなかったのですが、あるんですよね。来年も。そして、宇宙に行くのはいつですか。
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