Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 F1レギュレーション大幅変更(2)
2002年10月31日(木)

 来年のF1のレギュレーション、決勝に関しても大きな変更がありましたね。従来は1位10ポイント、2位6ポイント、3位4ポイント、4位3ポイント、5位2ポイント、6位1ポイントと6位までがポイント圏内だったのに対し、新レギュレーションでは1位10ポイント、2位8ポイント、3位6ポイント、4位5ポイント、5位4ポイント、6位3ポイント、7位2ポイント、8位1ポイントと、8位までがポイント圏内となり、しかも1位と2位とのポイント差はわずか2ポイント、これならタイトル確定を相当後ろに引き延ばすことができそうですね。
 今シーズンのように残り7戦も残してタイトルが決まってしまっては、非常につまらないですからねえ。あとはチームオーダーがレギュレーションで明確に禁止されたというのも、F1にとっては大きな一歩だといえるでしょうね。

 チームオーダーに関しては「FORMULA1」のページのオーストリアグランプリで詳しく僕の見解を書いているので参照して欲しいのですが、今年のフェラーリのようなチームオーダーははっきり言ってF1を侮辱していますからねえ、まあ遅すぎたという気もしますが、これでフェラーリも「我々はドライバーにレースをさせていないんだよ」などという馬鹿げた開き直りはできなくなるでしょう。あれじゃはっきり言ってミハエルやバリチェロが可愛そすぎる……。しかしチームオーダーって、一応紳士協定では「しないようにしましょう」ということになっていたんですね。へー。




 F1レギュレーション大幅変更(1)
2002年10月30日(水)

 いや〜、i−Bookで久しぶりにネットを繋いでみたんですが、僕がネットから離れている間にF1では凄いことになっていたんですねえ。レギュレーション(大会規定)の大幅変更、そして何とベルギーグランプリ開催中止ですか。いやいや驚きました。

 レギュレーションは大きく変わりましたねえ。予選はまず金曜日にランキング順に予備予選をして土曜日の本予選の順番を決め、土曜日の本予選は1台ずつ1発限りですか。ということはつまり、予選アタック中のトラフィックは必ずクリアで、各マシン1回こっきりのアタックに全てをかけるということですね。でも107%ルール(トップタイムの107%のタイムを越えてしまったら予選落ち)は現状のままで、しかも天候による不利有利は考慮に入れない……うーん、予選終わってもまだセッティングに試行錯誤しているような下位チームにとっては厳しいかもしれませんねえ。予選落ちのマシンが大量に出てしまう可能性も大きいですよね。
 ま、そんなことになったら間違いなく主催者側から「恩赦」が出て、結局全車決勝での出走が認められるんでしょうけどね。フェラーリなんて、仮に最後尾からスタートしても余裕でワンツーフィニッシュしてしまいそうですけどね。でもフェラーリやウィリアムズやマクラーレンといったトップチームの時だけ雨が降ったりして予選落ちしたら、面白いことになるでしょうね。逆に大量の予選落ちのマシンが出て、「前代未聞!決勝出走わずか6台!」なんてことになったら、それはつまらないレースになるでしょうね。「グランツかい!」と思ってしまいます。

 金曜日に予備予選をやるというのも何だかおかしな話ですね。ま、予備予選は以前にも存在していましたが、本予選で走る順番を決めるための予選ですか、そんなの、どうせ予備予選の結果はスターティンググリッド(スタート位置)に影響しないんだから、土曜日に1回だけランキング順で予選やって、金曜日は従来通りフリー走行だけにすればいいのに。予選が1回だけしかできないのだから、セッティングを煮詰めるのも大変だろうし。多少なりとも金曜日の予備予選の結果がグリッドに影響するのならまだしも、まったく影響しない金曜日の予選は、何だか無意味な気がします。
 僕だったら、土曜日だけ予選やって、しかもランキング上位のマシンからアタックするようにすれば、上位が走る最初のうちはコースも汚れていて、下位の番になっていくほど路面が走りやすくなっていくからハンディになって面白くなると思うのですが。




 i-Macを初期化する
2002年10月29日(火)

 自宅の初期型i−Macを初期化してみました。で、OSを再インストールしてもう一度NORTONにかけてみたのですが、OSしか入っていないのに「ディスクが損傷しています」と出ました。……これって、ハードディスクの中の何かファイルが損傷しているんじゃなくて、もしかしてディスクそのものが、つまり「機械的に」損傷しているということなのか?……うーん、こりゃあ本当に手の施しようがないですなあ。

 というわけでとりあえず、ノート型のiーBookに全てを移植しました。でもノート型のパソコンにはテンキーがなく、マウスもないのでトラックパッドと呼ばれる部分に指を滑らせてポインターを動かしたりクリックしたりするので、慣れていないとHPやデザインなどの作業をするのはとてもやりにくいので、i−Macのキーボードと光学式マウス(ボールではなく赤外線によって動きを関知するマウス)を繋げて作業しています。
 そのためi−Mac用に買ったパソコンデスクの上にそれまで乗っていたi−Macに代わってi−Bookを乗せているんですけど、i−Bookはノート型だけあってとてもスリムでコンパクトなので、スペースを非常に無駄遣いしている気がします。
 ま、でもi−Macよりも処理速度がとても速いからいいや。……モニタの表示サイズを切り替えられないので、アプリケーションを開くとパレットだけで画面がいっぱいになってしまうのがちょっと難点ですが。はあ……いずれデスクトップ型のMacを新たに買わなければなあ。買わなくてはいけないものがどんどん増えていくなあ……。




 i-Mac不調
2002年10月28日(月)

 自宅の初期型i−Macがいよいよだめになってきたようです。この前のようなことがないように、今回はちゃんとバックアップは取ってあるので差し当たって問題はないのですが、正常なNORTONのCD−ROMを使ってハードディスクを検証してみると「問題はありません」と出るのに、その後断片化を解消しようとすると「ディスクが損傷しています」と出てしまいます。
 うーん、ディスクの中の何が壊れているのかわからないので手の施しようがないですねえ。さすがに「HardOff」で5万円で買って2年ほど使用した初期型のi−Macだと、そろそろ限界なのでしょうかねえ。最近ではフリーウェアや周辺機器などでもこの初期型i−Macに対応していないものが出始めてきているので、そろそろお別れをしなくてはいけない時期が来たのでしょうか?




 「モノクロ」初レコーディング
2002年10月27日(日)

 木曜日にお話しした若手ストリートミュージシャン「モノクロ」の2人が、レコーディングのため朝から我が家へやってきました。レコーディングは夜の10時過ぎまで行われ、充実した時間でしたが、ミキサーのオペを担当した僕はずっと座りっぱなしでもう腰が痛くて痛くて……。
 でもまあとりあえず今回は無事に2曲完成して、なかなかの出来映えでした。ちなみに今回のレコーディングはあくまでも彼らの曲作りのお手伝いなので、音楽に関しては一切関わっておらず、エンジニアに徹しています。当初は11月10日までに12曲ということだったのですが、さすがにそれは不可能なので、卒業までに全曲完成させるということになったそうです。

 彼らの今日完成した2曲の感想ですが、そうですね、商業目的のまったくない、純粋にプライベートな作品なわけですから、本当に自分たちの作りたいものを、伸び伸びと作っているといるといった躍動感のある作品でした。若いので当然まだまだ荒削りですが、これからどんどん成長していくと思います。

 それにしても、若いのに本当に礼儀正しい2人です。帰るときには当然のように自分たちのゴミやジュースの缶を持ち帰るし、愛想も良くて僕の軽いギャグにも付き合って笑ってくれるし、一緒に作業をしてとても気持ちが良かったです。




 セナのビデオを買う
2002年10月26日(土)

 火曜日以来ずっとネットができない状態なのでF1の情報がまったくわからず、「F1速報」の日本グランプリ号を探しに本屋に行ったのですが、「F1速報」はおとといの木曜日に発売されたばかりだというのに売り切れでした。やっぱり琢磨効果なのでしょうか?で、かわりにNumberという雑誌から出ているアイルトン・セナのビデオを見つけたので買ってしまいました。

 このビデオは1995年に発売された「アイルトン・セナ・パーソナルトーク 未来へのメッセージ」(全4巻)をもとに、あらたにダイジェスト制作されたものでセナが一番信頼を寄せていたと言われる元ホンダF1総監督の桜井氏との対談がメインのようです。最初の15分ぐらいしか観られませんでしたが、セナのF1に対する様々な考え方がセナの口から語られ、非常に興味深い内容でした。じっくりと最後まで観たかったのですが、仕事が忙しいので、感想はまた今度お話しすることにしましょう。

 ……あー、今週もONIのように……もとい、鬼のように忙しいなあ……。ネットに全然いけてないけど、メールとか溜まっているんだろうなあ……Barはどうなっているんだろう……。




 「ヴァニラ・スカイ」のサントラ
2002年10月25日(金)

 仕事をしながら、映画「ヴァニラ・スカイ」のサントラを聴いています。最近観た映画の中でも特に印象に残った作品だったのですが、映画の内容もさることながら音楽が非常に好きな映画でもあります。

 特に好きなのが2曲目の「everything in its light place」と3曲目の「Vanilla sky」です。前者はレディオヘッド、後者は言わずと知れたポール・マッカートニーの曲ですが、前者は何といってもエレクトリックピアノのシンプルなイントロ、そして細い声で語るように始まる歌い出しが不可思議な印象を醸し出していていいですね。そして「Vanilla sky」は、広大なグランドキャニオンを馬にまたがって旅するような、のんびりとした、それでいて実にシブいアコギの音と、ポールの「♪インザッヴァ〜ヌィ〜ラッ、インザッヴァ〜ヌィ〜ラッ、インザッヴァ〜ヌィ〜ラッスックァ〜イ」という納豆のように粘っこい歌い方がいい!

 それにしても「ヴァニラ色の空」というこの表現のセンス、天才ですな。サントラのジャケットはトム・クルーズの顔のアップなのですが、その背景が青空なんだけど若干セピアがかっていて、ああこれがヴァニラ色の空なんだ〜と納得できるジャケットです。僕が歌詞や歌の題名でこれまでにセンスを感じたのは、元YMOの細野晴臣が遙か昔に組んでいた「はっぴいえんど」というグループの「風をあつめて」という曲だったのですが、それ以来ですかね。僕にもこんな素晴らしい言葉のセンスがあったらなあ……。




 若手ストリートミュージシャン「モノクロ」
2002年10月24日(木)

 我が家に若者がやってきました。お世話になっているベテランデザイナー、SARAさんの教え子たちで、何でも自分たちで作った曲をCDにしたいのでうちでレコーディングをしたいと言うことでした。彼らは男性2人組のストリートミュージシャンで、ユニット名は「モノクロ」。1人は22歳でカレッジセールのゴリ似、もう1人はハタチで雰囲気が何となく藤原竜也似、どちらもSARAさんの教え子だけあって礼儀正しい子たちでした。僕もこのところデザインの方の仕事が多忙を極めていて音楽活動から遠ざかっていたので、若いミュージシャンの音楽活動に関わることはとても興味があるので、とりあえず今度の日曜日に最初のレコーディングをすることにしました。いや〜今日の顔見せで意気投合したし、日曜日が楽しみ楽しみ!……それにしても、来月の10日までに12曲……間に合うのか……?



 ベートーベンの「第九」
2002年10月23日(水)

 ベートーベンの「第九」のCDを久しぶりに聞きました。「第九」はモーツァルトの「レクイエム」とともに中学時代に合唱で歌っているので、(BeBeさんも同級生なので一緒に歌った)一応バスのパートは一通り原語で歌えるのですが、(「第九」はドイツ語、「レクイエム」はラテン語)まあ「第九」は奥が深い、素晴らしい作品だと思います。
 あまりにも有名な「♪フロ〜イデッシェ〜ナ〜ルゲ〜ッタ〜ルフ〜ンケ〜ン」のフレーズ以外でもいい曲がたくさんあって、「第九」をフルで聴くと新しい発見があるかもしれませんよ。邦題が「歓喜の歌」と言うだけあって、ほんとに最初から最後までバイタリティに溢れ、気持ちが充実したときに聴けば、至福の喜びに浸ることができます。

 ……そういえば長野オリンピックの時に、確かオリンピックテーマが「子供たちのためのオリンピック」とかで、開会式のセレモニーでは森山良子が不思議なコスチュームを着た子供たちと戯れながら歌を歌ったりしていましたが、このとき世界の小澤征爾が新日本フィルハーモニー交響楽団を指揮し、世界各国とリンクしながらこのベートーベンの「第九」を演奏しました。
 ところが、これを見た30歳の主婦が「テーマが『子供たちのためのオリンピック』なのに、『第九』は難しすぎて子供たちにはわからない」という信じられない批評を朝日新聞の読者の欄に投稿していました。

 ……「第九」ぐらい子供に聴かせんか〜い!音楽の時間でも必ず習うほどの、世界どこに行ってもたいてい知られている、あの有名な「第九」を知らない方がよっぽど恥かくぞ!……ああ、きっとこの30歳の主婦には、小澤征爾の「『第九』という素晴らしい音楽を子供たちに知ってもらいたい」という気持ちが理解できなかったのでしょうねえ。たぶんこういうお母さんが、子供が喜ぶからといって「団子3兄弟」のCDを買ったりしているのだろう。

 世界の小澤征爾が、オリンピックのセレモニーという世界の注目を浴びる大舞台で、なぜあえて「第九」という超スタンダードでポピュラーな曲を選んだのか、ちょっと考えればわかると思うんだけどなあ……。




 i-Mac、壊れる
2002年10月22日(火)

 自宅のi−Mac、とうとう壊れてしまいました。壊れてしまったというか、初期化して必要なものをバックアップから移すと、どうもその中に破損ファイルが紛れ込んでいるらしいのですが、Nortonで検証しても「問題はありません」と言われ、断片化を解消しようとすると「ディスクが破損しています」と言われてしまいます。
 実際NortonのCD−ROM自体が破損しているらしく、正常なNortonで検証してみないと何とも言えませんが、どのファイルが破損しているのかがわからないというのも困りものです。オフィスのMacも諸事情によりネット回線を切っているので、現在ネットがまったくできない状態に陥っており、孤立しています。
 自宅にはもう一台ノート型のMac「i−Book」があるのでこれを機にi−Macのデータやら環境やらを全てi−Bookの方に移植したいのですが、今週はまた仕事が山のようにあるのでしばらくはネットを見られない日々が続きそうです。




 「マトリックス」を観る
2002年10月21日(月)

 以前テレビでやっていた「マトリックス」が仕事で見られなかったのでビデオに録画してあったのですが、不評だったと言われていたわりにはなかなか面白かったです。
 今僕たちが住んでいる世界が仮想世界で、僕たちは実は作られたプログラムの中で疑似体験をしているという設定もなかなか興味深い設定だし、何よりも視覚効果が評判通り非常に斬新で楽しめました。見終わった後、思わず布団の前に立ち、身体を反らして弾丸を避ける様をスローモーションでマネしたりしてなりきってしまいましたよ。

 ……そういえば小学校の頃、テレビで少林寺やらジャッキー・チェンのカンフー物とかやると、次の日は男子は廊下でみんなカンフーごっこをしていました。「オレジャッキー・チェンやるから、お前サモハン・キンポーな!」「ええっ!オレがサモハンかよ〜!せめてユン・ピョウにしてくれよ!」とかね。
 あと、小学3年生ぐらいの頃は、当時アメリカで人気だったテレビドラマ「白バイ野郎ジョン&パンチ」というのが日本でも放映されていて、友達と二人で自転車でマネして遊んでいました。これも「オレジョンやるから、お前パンチな!」「ええっ!!オレがパンチ?何だかパンツみたいでかっこわるい名前でイヤだ〜!」と、同じ様な感じでした。昔からテレビやら映画の影響をモロに受けていましたねえ。だから未だに人前でモノマネするのが得意なんだよなあオレ……。




 テニスの後にデータ喪失
2002年10月20日(日)

 今日は一日仕事でしたが、午前11時から午後1時まで2時間だけテニスに行って来ました。天気予報ではお昼頃から雨が降るという予報でしたが、幸い今回は降られずにすみました。
 で、今日は4人しか集まらなかったので、ペアを変えつつ6セット先取でずっと試合をし続けていたのですが、まあ今回は不調もいいとこでした。前回はガットとグリップを変えて絶好調だったのですが、今日はボールも思ったところへいかず、サーブも決まらず、何カ月振りかのダブルフォルトを連発してしまいました。成績は1勝2敗、長時間の時に8勝1敗という好成績を収めたのがウソのようです。どうやら仕事の疲れがたまっているようですね。

 テニスから帰ってきた後は再び仕事をしていたのですが、夜になってMacの異変に気付きました。何とOutlookExpressがフォルダごと消失してしまったのです。8月の下旬にバックアップを取っていたものでブラウザ自体は復帰しましたが、肝心のメールはそのバックアップ以降のものは送受信したものすべてが消失してしまい、回復も不可能な状態となってしまいました。
 実はMacに損傷にあったのはわかっていたのですが、修復ソフトのCD−ROM自体が破損してしまっていたために修復ができず、そのまま放置していたらついに今回のようなトラブルが出てしまいました。おかげで仕事は全く進まず、結局明日大変な思いをする羽目になってしまいました。

 まあ仕事の方は何とかなるのですが、8月以降に色々な方から頂いた大切なメールがなくなってしまったのは非常に残念でなりません。どうしてこうトラブルが続のでしょうかうちのi−Mac……。やっぱり中古で5万で買ったから、もう寿命なのでしょうか。




 ニューフェアレディーZ VS S2000(4)
2002年10月19日(土)

 S2000はとにかくここのクラスでは世界一を目指し、走りというものに徹底的にこだわった車で、そのままサーキットの持ち込んめるほどの性能を備えています。しかしシビアさと引き替えに高次元な走りを積極的に楽しめるかわりに、性能を引き出すためにはある程度ドライビングに習熟している必要があり、つまり6MTのみしか作らなかったという点からも、ホンダの潔さは、乗る者を限定してしまった車だと言えるでしょう。
 一方Zは誰もが楽しめるスポーツカーを目指し、走りにこだわった、街乗りからワインディングまで気軽に楽しめるよう、徹底して安定性を確保し、誰もが安心して性能を享受できる車だと言えます。

 つまり、この2台は共にスポーツカーでありながら、住む世界が全く違う車なのです。確かにS2000の方がスポーツカーとしてはよりそれらしい性能を備えていますが、逆にZは、新しいスポーツカーの形であるとも言えます。ユーザーを限定してしまった感のある鋭く尖ったある意味封建的とも言えるS2000と、一般性を与えることでより多くの人が乗ることを望んだ新世代スポーツカー、あなたならどちらを選びますか?




 ニューフェアレディーZ VS S2000(3)
2002年10月18日(金)

 S2000のエンジンは、スポーツカーとしては理想の極地にあるといっても過言ではないでしょう。運動性能を邪魔しないために極めてコンパクト・軽量に設計され、2.0Lの直4自然吸気であるにもかかわらず最高出力は250馬力、リッターあたり125馬力で、同クラスのターボ車に勝るとも劣らないパワーを引き出してくれます。さらに最高回転数は9000回転まで出すことができるのです。吹け上がりも高回転まで非常に鋭く、回転が高まるにつれてパワーが張り、6000回転を超える頃にはV−TECが作動して一段と鋭さと伸びが増し、気持ちよく加速してくれるのです。さすがは専用エンジンと言ったところでしょう。
 一方のZはスカイラインGT−Rに搭載されているのと同じ3.5LのV6自然吸気エンジンで、最高出力も280馬力を誇るものの回転数はスポーツカーとしては物足りない6500回転、実際に走らせると非常に穏やかで、鋭さは全く感じないらしいですね。しかしZのエンジンはどこでも十分なパワーを得られるため、実用的であるという点ではスカイラインと共用しているというのも頷けます。さらにエンジン音も高回転でいななくS2000に比べてZはとても静かで、気付かないうちに高スピードに達してしまうようです。つまり、Zもスポーツカーとしての速さは十分備えていると言うことですね。

 トランスミッションは、S2000が6MTのみに対し、Zは6MTとMTモード付きの5ATの2種類が用意されており、6MTの操作感は専用設計のS2000が圧倒的でしょう。ハンドリングはどうでしょう。この要素に関しては、専用設計と共用設計の違いがもっとも如実に現れる部分だと言えます。S2000はホンダとしては久々のFRだけに、非常にシャープでダイレクト感の高いハンドリングです。一方Zはとにかく安定性を重視しているため、常にどっしりとした感じを伴うそうです。

(つづく)




 ニューフェアレディーZ VS S2000(2)
2002年10月17日(木)

 なぜ2.0Lの直4エンジンのS2000と3.5LのV6エンジンのZが同じ価格帯なのでしょうか?その答えは、それぞれの車の成り立ちが、決定的に違うからなのです。

 S2000はエンジンをはじめ、トランスミッションなどのドライブトレイン、サスペンションやブレーキなどのシャシーなど、そのすべてがS2000のためだけに作られたものであり、他のモデルと一切を共有しない、ストイックなまでのスポーツカーなのです。
 対するZは、V8エンジンやそれと組み合わせられるトランスミッション、それにサスペンションやブレーキを含むシャシーなど、目に見えない多くの部分をスカイラインと共有する車なのです。
 つまりS2000は僕と同じ一人っ子で、Zはいわばスカイラインの弟に当たるわけですね。ですから仮にS2000が他のモデルと部品を共有していればもっと安値になったでしょうし、Zが専用設計であれば倍近くの価格になったことでしょう。スポーツカーとしてどちらが良いか悪いかは判断しかねますが、いずれにしてもこの成り立ちの違いが、2台の走りを大きく分ける要素になっていることは間違いないでしょう。

(つづく)




 ニューフェアレディーZ VS S2000(1)
2002年10月16日(水)

日産が満を持して世に送り出したニューフェアレディーZ、カッコイイですなあ。僕は今一番乗りたい車に乗っているのですが、それでも新たにこういった挑戦的な車が出てくると、浮気心がうずいてきます。今まではS2000の次に乗りたい車はニューインテグラ・タイプRでしたが、このニューZが2位に浮上し、インテRは3位に降格しました。
 モーターショウや「グランツーリスモ3」などで見たときは、「これがZ?何だか重くてのろそうだなあ……」と思ったりしたのですが、親父がサニーに乗っている関係でニューZのパンフやらプロモーションビデオやらをもらい、実際に走っている姿を見たりすると、やっぱりカッコイイです。何となくS2000に似ているし。

 そんなわけで結構気になる存在なので、コンビニで見つけたニューZの雑誌を買ってみたら、何と「対S2000」という、S2000とニューZを比較する記事が載っていたのです。やっぱりというか何というか、記事を読むとどうやらニューZはS2000を意識していたらしく、比較車としてまずS2000が筆頭に挙げられるようです。しかもよくよく読んでみると、ニューZの雑誌なのに「S2000と比べるとニューZはスポーツ感に欠ける」とむしろS2000を持ち上げるような内容だったのが興味深かったですね。

 S2000とニューZは、国内やアメリカでは同じ価格帯にある数少ないスポーツカー、同じ価格帯ならば2.0Lの直4エンジンのS2000よりも3.5LのV6エンジンのZの方がお買い得だと思われがちですが、スポーツカーという商品の場合、決してコストパフォーマンスだけでは善し悪しは図れないものです。

(つづく)




 F1予想グランプリ経過報告
2002年10月15日(火)

 今週も多いなあ仕事……。全然F1レポートを書く時間がない。鈴鹿が終わったからベルギー、イタリア、アメリカ、日本の4レースが残っていることになるのか……やれやれ、困ったもんだ。

 えー、じろちゃんのHPで行われている予想グランプリは、シーズン半ばから忙しくなってしまって投票するのを忘れ、フレンツェン状態になってしまったわけですが、今回の鈴鹿は投票してきました。でも琢磨を6位にしたら5位になっちゃって、嬉しいんだけどこの結果、5位、6位が自動的に外れてしまいました。
 この予想グランプリは良くできていて、1位よりも6位を当てた方がポイントが高いんですよねー。そりゃそうだ、今年は予選も決勝も、だいたい1位2位は決まっていますからね。それよか混戦の3位以下を当てる方がよっぽど難しいですからね。

 まあ今年はスポット参戦でしたが、来年は開幕戦からフル参戦するつもりなので、それまでに各チームの勢力図を研究し、シリーズチャンピオンを目指します。あなたもチャレンジしてみては?ちなみにじろちゃんのHPへはBarM−NESTから行くことができます。




 「サイン」を観る
2002年10月14日(月)

 昨日の話で恐縮ですが、昨日はようやく「サイン」を観に行って来ることができました。
 この映画は「シックス・センス」「アンブレイカブル」のシャラマン監督の映画なのですが、今回の映画はちょっと話が飛躍しすぎていたような気がしますねえ。メインのストーリーはあくまでも「家族の絆」で終始しているのに、その絆を考えさせるための状況が意味もなくスケールが大きすぎて、その割に外の世界を全く切り離してしまっていたので、最後は印象の薄い結膜になってしまいました。
 それから、この監督の映画は何かと映画の要所要所にヒントをちりばめたりしているので、あらゆるものに何か別の意味があるのではと深読みしすぎてしまい、最後まで謎がわからなかったものがいくつかありました。

 さて、このシャラマン監督は、前の「シックス・センス」「アンブレイカブル」の2作品でチョイ役として登場しているので、今回も映画のストーリーとは別に「シャラマンを探せ!」が楽しみだったのですが、今回の映画は探すまでもありませんでした。めっちゃ重要な役で出とるやんけ!しかも作品ごとに役者付いてきているし……。きっと出たがりな性格なのだろう。オレみたいだ。




 佐藤琢磨、初入賞!
2002年10月13日(日)

 F1グランプリ最終戦日本グランプリ、佐藤琢磨が最後の最後で結果を出してくれましたね。昨日の予選ではトップ3チームに次ぐ7番手、そして決勝では5位入賞!母国とはいえ鈴鹿は難易度の高いサーキットですからね、よく頑張ったと思います。

 それにしても今年の鈴鹿は例年に増してエンジントラブルの多かったレースでしたね。たいていF1マシンというものは、シーズン序盤は信頼性不足に苦しみますが、レースをこなすうちにデータが収集できて、終盤は信頼性が確立されて来るものなのですが、いずれにしても今回の琢磨は、トップチームのクルサードとラルフがエンジントラブルでリタイヤしたことが5位入賞に繋がりましたね。
 いえ、琢磨は頑張りましたよ、ほんと。スタートでも7番手を守ったし、最初のピットインでルノーの2台に抜かれて9位に落ちますが、その後軽いマシンで攻め続け、2度目のピットインで再びルノー2台の前に出ましたからねえ。ポジションを守りきっただけで十分です。今年のジョーダンのマシンではどう考えてもウィリアムズやマクラーレンを捕らえるのは無理ですからねえ。自分のポジションを死守し、最後まで粘り強く走りきったのが、今回の琢磨の素晴らしい成績に繋がったのだと思います。

 これでエディ・ジョーダンが言うように、琢磨にもっと日本企業のスポンサードがついてくれるといいのですが。ジョーダンは商売上手だ……。




 サーバ変更
2002年10月12日(土)

 Barでも告知しましたが、サーバを変更いたしました。従来の10MBから50MBに大幅に容量を増やしたので、今後はさらにページを増やして充実したHPを作っていきたいと思っております。ちなみにメールアドレスは変わりありません。「Yahoo」の方でも「mail.wbs」の方でも届きます。

 ……でもサーバ変えたら、また新しいメアドもらっちゃったんですよね〜、これで4つめ……。紛らわしいからメアドはひとつでいいんだけどなあ……。で、サーバを変えたことでまた以前のように自宅からHPを更新することができるようになりました。だからこのVoiceも自宅から書いているのです。
 いやー、自宅でVoiceが書けるっていいなあ。ADSLにしてからオフィスでしかHPをいじれなくなってしまい、仕事の合間とかにアップしていましたからねえ。家からなら1日の終わりにアップできますから、のんびりと書けて楽です。

 さて、静岡の地上波ではもうすぐF1グランプリ最終戦、鈴鹿の予選が始まります。すでに結果は知っているのですが、いやはやさすが母国、琢磨とホンダがやってくれました。映像はまだ見ていないので、彼らの熱い走りに注目したいと思います。公約通り初入賞を果たせるか、明日のレースも期待が持てます。がんばれ〜!




 お引っ越しの予定
2002年10月11日(金)

 今週はF1グランプリの最終戦、鈴鹿ですねえ。何だかどの掲示板に行ってもみんないないので、きっと皆さん鈴鹿に集結しているのでしょう。僕はと言えば、今年も仕事のため行くことができませんでした。ま、お金もあまり余裕がないので、ワインでも飲みながらテレビ観戦といきましょう。

 さて、このM−NESTホームページですが、まだ決定はしていませんが、近々引っ越しするかもしれません。というのは、今後もっとコンテンツを充実させていきたいので、これまでの無料スペースから有料の大規模スペースにサーバを変えるということです。現在試用でテストしているスペースは容量も多く、今までは使えなかったCGIも使え、なおかつ現状はオフィスからしか更新できないのですが、それが以前のように自宅からでも更新できるようになったりというメリットがあります。
 まだこのスペースに決めるかどうかはわかりませんが、新しいアドレスが決まりましたらご報告いたします。

 さ、今夜はこれをアップしたら家に帰れます。今夜は眠ってしまわないように気を付けなければ。鈴鹿が近いので溜まっているレポートを少しでも書き上げてしまわなければ!




 近所の洋食屋さんへ行く
2002年10月10日(木)

 先日お話しした、今週の火曜日から営業を再開した近所の行きつけの洋食屋さんに行ってきました。ゴールデンウィーク前にシェフが事故に巻き込まれて、入院とリハビリのため店を休業していたのです。
 今回の営業再開を祝おうと、奮発して近くのお花やさんで5,000円の花束を作ってもらいました。飲食店なので一応あまり香りがしないものがいいかなと思い、らいでんという赤い実の付いた高山植物をベースに、オンシジューム(蘭)とヤマユリの実、それに紅葉したユキヤナギを選びました。ちょっと大げさなくらい膨らんでしまった大きな花束を持ってお店に入ると、店主兼シェフが元気そうだったので何よりでした。またこのシェフが若くて男前なんだなあ。初めて見たときに女性かと思ったくらいの美男子です。

 営業再開はリハビリも兼ねているので、まだランチはしばらくお休みし、ディナーもしばらくは定番メニューのみで、徐々に新しいメニューを増やしていくのだそうです。お話を伺うと、フライパンなどは普通に持って調理できるらしいのですが、オーブンが下の方にあるので、スイッチを入れたり出し入れするのはまだかなり大変だということでした。

 さて、今日僕が注文したのはハウスワインの赤、シェフのおまかせサラダ、そしてチキンとジャーマンポテトのガーリック風味です。最初に出てきたハウスワインはまろやかでぶどうの風味が生きていて、コクがあるのに非常に飲みやすく、食欲をそそられます。
 続いて出てきたのはシェフのおまかせサラダ、これはその日によって内容が違うのですが、今日のサラダは生ハム、テリーヌ、それにスモークサーモンをペーストしたものが盛りだくさんで、サラダと言うよりはハムの盛り合わせといった感じでとてもボリュームのあるものでした。
 そしてメインはチキンとジャーマンポテトのガーリック風味。これもチキンが柔らかく、外側はカリッとしているのでとても美味しかったです。

 いや〜相変わらず素晴らしい味でした。値段もリーズナブルなので、毎回値段以上の満足感が得られます。ここのお店はオムライスもオススメです。特製のデミグラスソースがまたうまいんだこれが!




 例の仕事、着々と
2002年10月09日(水)

 我が社の社運を賭けた(会社じゃないけど……)大きな仕事、TU−KAがいよいよ具体的な企画も決まり、着々と仕上がりつつあります。夕方に今原稿が入っているところまでは仕上げて持っていきましたが、出力してみて若干バランスが悪かったので手直しをして無事納品、8時頃にオフィスに戻ってきました。

 今回のコンセプトは、見やすく、それでいて若者が読みたくなるような洗練されたデザイン。口で言うのはカンタンですが、なかなかそれを作るのは大変です。誌面で紹介している商品の中で特に見栄えのいいものを大きく見せてメリハリを出したりと、昨夜もこだわって遅くまで試行錯誤していたので、デザインに非常に厳しい担当者の方からはいい感触を得ることができました。

 今日は10時前には家に帰れそうです。明日はまた新たなボリュームのある仕事が入ってくるので、今夜はゆっくり休もうと思います。




 近所の洋食屋さん、営業再開
2002年10月08日(火)

 日付が変わって深夜2時過ぎにオフィスを出て、お風呂に入ったり何やかんやして、3時過ぎに布団の中に入ることができました。今日も遅くまで働いた……。

 さて、僕の自宅から歩いて数分の所に、若い夫婦で営んでいる洋食屋さんがありまして、近所であることと味がバツグンにうまいということもあって(何と言ってもシェフは若いのに元帝国ホテルの厨房にいた方)、僕の行きつけのお店です。
 しかしそのシェフが今年のゴールデンウィーク前に不運な交通事故に巻き込まれ、背骨を骨折してしまうという重傷を負ってしまい、入院とリハビリのためにしばらく休業を余儀なくされてしまったのです。一度お見舞いに行ったこともあるのですが、そのシェフから先週電話があり、とりあえずフライパンが握れるようになったのでリハビリもかねて、とりあえずディナーだけ再開することになったということでした。

 で、今日がそのめでたい営業再開の日だったのですが、結局仕事で行けなかったのが残念です。ああ、早くまたあの店のデミグラスソースを味わいたい!あとは広島産の巨大なカキフライに、チキンガーリックに、シェフのお薦めサラダに……ああ、考えただけでもよだれが……。




 年末にS2000イベントあり!
2002年10月07日(月)

 最近愛車のアルテッツァの他に新たにVitsを購入してそれにも手を加えているサトル(どこにそんな金があるんだオメーは!オレより年下のくせに……)が、ネットでVitsのオーナーズクラブのサイトを見ていたので、僕もS2000のオーナーズクラブがあるかなと思いネットで検索してみると、ありました!S2000オーナーズクラブ!
 しかも12月の中旬にオフ会があるらしく、何とその会場はダイラ!うちから目と鼻の先じゃないか!そのオフ会は全国規模のオフ会を目指しているらしいので、交通事情を考え、日本のほぼ中心であるダイラがその会場になったらしい。
 で、土曜日の午後6時からダイラのホテルで宴会があり、9時からは2次会、さらに翌日の日曜日にはダイラでS2000のイベントがあるらしいです。

 遠くから来た人のために宿泊まで手配されているのですが、僕は家の近所だからすぐに帰れるし、宴会に参加して一旦帰り、また翌日のイベントは出直せばいいから参加しようと思ったら非常にラクチンです。
 それにダイラでS2000のイベントが開催されるなんていう機会はそう何度もあるわけじゃないだろうから、良い機会だから参加してみようかな?と思っているところです。

 で、そのサイトの過去のオフ会レポートを見てみると、何とそこにはS2000で埋め尽くされた駐車場の写真!これだけたくさんのS2000が一堂に会するなんて、想像するだけでもわくわくしてしまいます!というわけでとりあえずはそのサイトの掲示板に挨拶カキコをして、くわしいことを教えてもらおうと思っています。

 S2000は最近は特によく見かけるようになりましたが、S2000ユーザーに知り合いはいませんからねえ、これを機会にS2000乗りの方と親しくなりたいなあと思っています。




 雨男ぶり発揮
2002年10月06日(日)

 昨日のVoiceの続きになりますが、今日の静岡の降水確率は午後から50%、夕方から80%だったわけですが、何と!わたくし結局昨日は仕事がなんやかんやと立て込んでしまい、テニスに行くことができなかったのでした。
 そのおかげなのかどうかは知りませんが、テニスをやっていた午後1時から5時までは雨がまったく降らず、おそらくメンバーたちは「中野君が来なかったから雨に降られずに済んだね」と噂をしていたことはまず間違いないでしょう。

 で、その後も僕は夜遅くまで黙々と仕事をし続けていて、夜中の2時を回り、ようやく仕事が終わったので、さあMacをたたんで家に帰ろうと思った途端、窓の外から「……シトシトシト……ザァァァァァァァァァ……」という雨の音が聞こえ始めてきたのでした。「毎回毎回何で帰ろうと思ったときに降り出すんだ……」といつものように雨を呪いました。
 それでもオフィスから自宅までは歩いて数分の距離なので、一刻も早く家に帰って休みたかったので傘を差してオフィスを出たのですが、雨はさらに強さを増したため、こんな短い距離なのにもかかわらず、あまりの激しい雨に途中で雨宿りをする羽目になってしまいました。
 何が悲しくて真夜中の2時に雨宿りをしなくてはいけないのでしょうか。外灯に照らされた大量の大粒の雨をじっと見つめながら、雨が弱まるのを十数分ほど待ち続けていたのですが、雨は一向に弱まる気配はありませんでした。今日という今日は天に怒りすら覚えましたね!

 仕方がないので、濡れてもいいからとにかく家に帰ろうと意を決して再び歩き出したのですが、帰ってくると靴の中はもちろん、ズボンの後ろ側までびしょびしょに濡れてしまいました。そして玄関先で靴下やらズボンやらを脱いでいると、外の雨音は次第に弱まっていったのでした。ムキィィィッ!雨のアホンダラーッ!




 雨男の不安
2002年10月05日(土)

 明日こそ「サイン」を見に行きたかったのですが、おとといお客様から「土・日仕事してくんねえかなー」というお電話があり、結局明日も仕事となりました。ちなみにうちは第2・第4土曜日がお休みなので、今日は通常の営業日です。しかしまあ、仕事的にはそれほど大変な仕事ではないので、明日は午後から仕事を抜けてテニスに行ってきます。

 ところが、実は明日の天気予報では午後から雨、また不穏な予感がします。やっている最中に雨が降ってきて、「あ〜あ!やっぱり中野さんが来たからだ〜」と言われてしまいそうです。下手したら明日は試合に出させてもらえず、レストハウスから「A級戦犯」ならぬ「永久審判」にされてしまいそうで不安です。明日の天気予報、外れてくんないかなあ〜。明日はちゃんと雨対策していこーっと。明日のテニスがどうなったかは、また明日お伝えします。忘れなかったらケータイのカメラで写真を撮ってきます。




 Yahoo!BBは安い
2002年10月04日(金)

 自宅の電話を、ADSLにする関係で「Yahoo!BB」にして気が付いたのですが、このBBフォンだと通話料がえらく安いです。結構県外とかにもかけたりしているのですが、先月は通話料が3千円台、今月もけっこう使ったのに4千円台と大幅に減っています。もちろんネットの基本使用料は別途かかるのですが、それにしても安いなあ。
 しかもBBフォン同士なら、どこに住んでいようと通話料は無料!……といっても、身近な友達にBBフォンはいないし、無料だからといって長電話するようなこともあまりないんですけどね。

 ところで、このVoiceをいつも読んでくれている友人の話ですが、仕事がめちゃくちゃ忙しい先週までと比べると、ここ数日のVoiceは気持ちが落ち着いているのが内容にも現れていると言われました。なるほど、確かにそうかもしれません。読む人を楽しませるには、まず書く人が楽しくないといけないということですね。納得。




 チューンドS2000
2002年10月03日(木)

 S2000のオイル交換に行ってきました。オイルはもちろん、いつもと同じカストロールのプロラインです。ベルノで待っている間、他のお客さんのS2000が停まっていたので、勝手に見せてもらったのですが、それがかなりチューンナップされたもので、色は白、マフラーは1本にまとめられ、リアに無限のウィング、フロントのフェンダーも無限のフェンダーが装着されており、エンジンチューンはHKS、サスペンション類はTEIN、ホイールはRAYSの白、そしてシートは運転席、助手席ともレカロのシートと、かなりやる気満々のマシンでした。

 持ち主はガンガンサーキットで攻めているらしいのですが、ウィングがあってトラクションがかなりかかるので、高速道路ではハンドルが軽すぎて非常に怖いそうです。しかも公道では乗りにくいし、ただでさえ乗り降りが大変な車なのに、バケットシートだから余計乗り降りが大変なのだそうです。……せっかく高いお金を出して買った車なのに、こんなに乗りにくい車にしてしまって、何だか車が可愛そうだなあ……。レーサーを目指しているのならまだしも、趣味で走っているだけですからねえ……。




 やっぱり雨男
2002年10月02日(水)

 昨日は僕の知られざる作曲活動の裏側をご紹介したせいで書けませんでしたが、昨日の雨は凄かったです。しかも自分でネタを振っておきながら言うのもなんですが、Barでもこのところ「Makoさん、ハウス!」が流行り始めていますが、やっぱり僕がいざ外出しようと言うときになると、黒澤映画ばりの豪雨が襲ってきて、お客さんの所に着いた途端ぱったりと雨が弱まりました。たった今し方までワイパー全速力で来たのは何だったんだ〜!!

 さらに昨日はS2000の置いてあるガレージ3まで雨の中行くのは面倒なので、オフィスの駐車場に停めてある父のサニーで行ったら、全然車を洗っていないらしく、もうフロントガラスは油膜だらけで視界はギラギラ、えらい怖かったです。たまにはおやしのサニーも洗ってやらんとなあ……。

 で、今日はそんな昨日の雨は嘘のようにカラリと晴れ、久しぶりに気持ちいい青空にすがすがしく白い雲が流れていました。久しぶりに見た夕焼けも眩しいぜ!




 Makoの曲作り(2)
2002年10月01日(火)

 昨日の続きです。僕が音楽を思いつくのは、夜中にふと思いつく以外では、どこかに行く途中の車の中、あるいは歩いているとき、自転車に乗っているときが多く、そういうときはとても原始的な方法でアイディアを忘れないようにします。その方法とは、ズバリ!「鼻歌」であります。

 帰り道、延々と小さな声で鼻歌を歌いながら、思いついたメロディを忘れないように帰って来るというわけです。(なさけねー……これでプロかよ……)しかも、歩いているときや自転車に乗っていて「♪フ〜ンフ〜ンフ〜〜ン」と歌っているときに、前方からおばちゃんとか高校生とかがすれ違うときは、鼻歌をさりげなくフェードアウトさせ、通り過ぎて遠くへ行ってしまったら再びフェードインさせるという高等テクニックも使っているのです!
 そうしてシンセサイザーのある自宅まで何とかアイディアを維持し、実際にシンセサイザーに向かって音にし、ある程度作ったらそのデータをフロッピーに落としてストックしておくというわけです。

 で、そうやって貯めておいたアイディアの中から、「今回の仕事に合いそうだ」というものがあれば、それを引っ張り出してきて味付けしていくというわけですね。ですからそういったアイディアの中には、世に出なかったものも数多く残っています。しかも、歩きながら忘れないようにして帰るとき、思いついたのがメロディの時はまだいいのですが、これがリズムだったりするともっと凄いです!「それマコ」のDJ冗談ではありませんが、「ズーンタッツ〜ン、ッタンスタタ〜ン」などとアカペラの人たちが口でドラムの音を真似るように、ひとり口ずさんで歩いていたりすることもあるので、そんな姿をもし誰かに見られていたら、とても怪しい人に見えるでしょう。

 さらにそんなときに不意に知り合いに声をかけられようものなら、パニクって挙動不審に陥ってしまうでしょう(経験あり)。自分では普通に歩いているつもりでも、おそらく端から見たら身体のどこかでリズムを取っていたりするんだろうなあ……。


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