海外生活長きゃあ誰だってそうなるもんだと思うんだけど。 日本語以外の言葉(例えば英語)を使って毎日生活してりゃあ、語学の上達は当たり前じゃない。で、語学ってのは単語力とかだけじゃなくて、現地のコミュニケーション方法も真似るから、日本人っぽく無くなる。
肩をすくめるとか天を仰ぐとか、そこまでわかりやすい仕草じゃなくても、相槌のタイミングとか表情とか。 でてくる言葉だって"Wow!" "Phew!" "HA!" と、横文字だし。 普通に"My gosh!" "Super!" "Com'on!"とか口をついて出てくるしね。
日本人的反応ってアメリカやポーではあんま評判良くない。 日本人の相槌は回数多すぎて話し手が急かされてるように感じるらしいけど、日本語で英語圏並みの相槌だと「てめえ聞いてんのかよ」って感じだし。 日本人がやる「え〜〜!」って感嘆詞&表情(ひょえ〜て感じのリアクション)とかは「大袈裟過ぎてコミカル」みたいだし。 逆に日本で英語圏の人がやる「ハァ〜?」って質問の仕方は失礼極まり無いよね。この辺っていろいろ調べてみたら面白そう。
で、私は外国人に「あんまり日本人ぽく無いね」と言われる事が多い。 私が日本人ぽく無いと言うよりは、彼らのイメージする日本人像(しかも間違ってる)に私が当てはまらないだけだと思うんだけど。 日本人だってロック聴いて踊り狂ったり、平気でするってば。ここ数年なんか、夏のロックフェスだらけじゃん、日本。外国人アーティストだって日本に来ないメジャーな人なんて居ないくらいだし。 みんな日本人はおとなしい&何考えてるかわかんないと思ってるみたい。 その点私は非常にわかりやすいしね。
でもってすごく気になるのが、発言してる外国人 「Typicalな日本人じゃないね」 と言うのをどうやら褒め言葉に使ってるらしいって事。 別に普通だよ、あなたが思ってるほど日本人は画一的じゃないよ。とか返事しても。 「日本人ぽく無いってのは良い事なんだからいいじゃ〜〜ん」 みたいに言われる。 それも何だかなぁ。
フジヤマゲイシャを思い浮かべてるわけでも無いんだろうけど、日本人といえば中高年の団体旅行者くらいしか生で見て無いからかな。 テレビでやってる日本社会のドキュメンタリーと言えば「ヒキコモリ」ばっかだし。 それを日本人の基準と思われても困る。
そう言えば日本で知り合う日本人によく、「思ったほど外国人ぽく無いじゃん。日本人だね、普通に。」と言われる。これも褒め言葉らしい。何だかなぁ。
日本プロ野球史上初のスト行使&経営者側の妥協。 今週末のストは回避となり、来年度の新球団審査に入った機構。 スト万歳、やっとファンの声が届いた!
って、ホントに??? デイリーベイスターズには、今年の初めにナベツネから手紙があって、近鉄、オリックス以外にもロッテやダイエーなどの合併予定球団に関する告知があったと書いてあるし、やっぱり1リーグで話はもうまとまってたんじゃんって感じ。(今更だけどさ。) 「生き残りへの危機感から1リーグ容認を表明した」とか今更言ってる横浜という球団にも呆れるけど、わずかながらも巨人追従ではやっていけないという現実に横浜が気付いてくれたのなら、まぁ良しとするか。
なんて思ってたら。 あんた何様?日記では 「冷静に考えたら機構側は何の譲歩もしてないんだよね。 選手会の要望だった合併の凍結も結局なかったし、 新球団参入の審査なんて、協約に決められてる通りの 当たり前のことをやってるだけだし、 ドラフト等の改革にしても決まったのは「一年かけて協議する」だけだし、 交流試合についても一言もふれてないし、 パを5球団にして自然死を待って1リーグ制って流れは 「来年に関しては」阻止できたけれども、 それ以外は、選手会もファンも上手く丸め込まれただけで、 経営側が勝ったように思えるのですが。」 と、ある。 確かにその通りじゃない?
そして極めつけ。 江草乗の言いたい放題によると、新球団として名乗りを挙げてる楽天は、30億円の球場改修を申し出てる上に、財界応援団なるものまでバックに付けて、かなり優位に立ってるらしいんだけど。 この財界応援団、奥田碩・トヨタ自動車会長、西川善文・三井住友銀行頭取にウシオ電機会長、全日空社長と有名企業のトップ12人の名が列挙されてて・・・ってオイ、ライブドアもしかしてかなり不利? しかも江草さん曰く、この楽天の参入はどうやらナベツネの陰謀疑惑もあるらしい。そういや財界に顔が効く人人だもんねナベツネ。
楽天がホントに新球団として認められちゃったら来年か再来年にはまた合併が相次いで結局1リーグになるのかなぁ。 巨人戦の視聴率低迷をもっと真摯に受け止めて欲しいんだけど。 横浜も「巨人と同じリーグで無くても良い」とか言ってるけど、横浜は言ってることがしょっちゅう変わるからなぁ。地域密着型球団を目指すとか言って、ホント口だけっぽい気もするし。 TBSは視聴率さえ取れれば良いから横浜の親会社らしい事しないしね。 佐々木は取ったけど、横浜戦放映せず、みたいな。ニュースでは「横浜」が主語に来ない、とか。選手名間違えまくりとか。ま、TBSには期待して無いけどさ。
どうも売上税=消費税導入の頃とかぶる。 結局数年後になし崩しのまま1リーグになりそうな気がしない? オリックスと近鉄がこんなに簡単に合併しちゃうんだもんねぇ。何があってももう驚かないよね。
2004年09月25日(土) |
古賀議員なんて甘いよ。 |
結局のところ、学歴詐称疑惑の古賀議員は高卒って事なんでしょうか。 高卒で政治家かぁ、とも思うけど、実はポーではそんなのいっぱい。 高卒どころか、中卒の議員さんも居ます。すげ〜。
連帯で大活躍したワレサもそうだし、EU加盟に大反対してたレペル氏も中卒。 話は逸れるがこのレペル氏、今年初めにEU加盟反対運動の一環としてトラックで道路封鎖とかやってて、マジ嫌がらせ以外何でも無かった。すごい迷惑。あと何故か、ポー語で「マヌケ」とグーグル検索するとレペル氏のサイトがトップにくる。 メディアでは「田舎モノ」の代名詞のような扱いを受けてる議員さんだけど、農業関係者には絶大な支持を受けてるの。
「大卒じゃない政治家ってちょっと考えられない」 という私の発言に、ゲラ夫が 「大卒の議員ばっかりじゃ、一部の国民の代表でしかないじゃん。」 との反論。政治家が国民の代表だなんて認識に著しく欠ける私は返す言葉無し。 やっぱりポーランドの場合、共産主義を通じてやっと勝ち取った民主主義だから、思い入れが違うのね・・とか思ってたら 「学歴に関係なく、コモンピープルに分かりやすいスローガンを掲げた者が勝つんだよ。」 とやけに冷めたゲラ夫の言葉。さいですか。
ところで今日、古賀議員(元議員か)の話をゲラ夫にしてみた。ははは、おもしれ〜とか言って。そしたら 「クファシニエフスキ(ポー大統領)の事件知ってる?」 と訊かれた。知らない。 ポー通には有名過ぎる話かもしれないけど。
元共産主義のアレクサンデル・クファシニエフスキ(名前長いから以下アレックスにするね)、95年にワレサを差し置いて大統領に当選するも学歴詐称疑惑! 最高裁は学歴詐称の事実を確認したけど、選挙自体は有効と判断。(CNNの年間重大ニュースにも出た。)大学通ってはいたけど、卒論終わらせてなかったんだって。で、大統領就任中に卒論書き上げたんだけど、今度はゴーストライター疑惑。自分で書いてないらしい(これはあくまでも噂。)
そしてこんな事件があっても辞任しない大統領ってのもすごいが、もっとすごいのは。 アレックス、2期目も再選〜! すごいね、こんな人(って、よその国の大統領に向かって・・・)を選んじゃうポー人。ブラボー! 君らには負けた。
ポー人がよく口にするのは 「やっと英語のできる大統領が選ばれて良かった。」 ポーの大統領は国内政治より外交担当だから、たしかに英語できた方が良いけどさ。学歴詐称の事実も語学力で補えるとは、すごい国だ。 不思議の国、ポーランド。
ふと気付いたら、このサイト初めて一周年が「過ぎて」いた。 ○○万回アクセス記念とか、ことごとく無視してきたんだけどまさか1周年をこんな簡単に忘れてしまうとは。 特に何かを企画してたワケでもないんだけどさ。
サイト開設数ヵ月後にして日記と掲示板以外全然いじらなくなっちゃいましたが、それでものぞいてくださる皆様&掲示板カキコやメールくださる方々に感謝感謝でございます。
で、これからもヨロシクお願いしますね。 なにとぞなにとぞ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 昨日は栗の話を書いたので、今日はサツマイモの話。
ポーにはサツマイモもありません。 アメリカのスイートポテトみたいな、皮が紫で中がオレンジのやつも無し。 ポー人とサツマイモの話をしてたら 「腐ったジャガイモって甘酸っぱいんだよね。だからスイートポテトって聞いてもとても美味しそうな響きは無い。」 と言われてしまった。 一体どんな状況で腐ったジャガイモをわざわざ調理して食べたんだろう。
去年の今頃、ゲラ夫とアメリカに行ったのでその時チャイナタウンでサツマイモ買おうとしたんだけど、どうしても時間がなくて諦め。でもなかなか踏ん切れず、普通のスーパーで物色したんだけどやっぱり見つからなかった。 アメリカンなスイートポテトを買ってきて、ベイクドポテトにしてバターと塩で食べたんだけど、やっぱり日本のとは全然違うんだよね。美味しいんだけど、やっぱり別物。 ゲラ夫はまぁ、「不味くは無い」みたいな感想だった。
で、先日ワルシャワで貰ったサツマイモ。どうやらオランダ産らしい。オランダ人って日本のと同じサツマイモ食べるの? つーかもしかして、日本のサツマイモって鎖国中にオランダから来た? とか思ってたら別にそういうワケではなく、オランダ在住中国人が育ててるってだけらしい。 ところでサツマイモの原産地ってどこだ? 九州あたりで飢饉があって、その時誰か(はは、名前覚えてない)が広めたって話を小学生の頃読んだ記憶が。
サツマイモをオーブンで焼き芋にしようかと思ったんだけど、既に切ってある状態で貰ったので、天ぷらに。 感動。ゲラ夫も感動。
実はゲラ夫、ジャガイモと一緒にご飯食べるのが嫌いで(肉じゃが参照)カレーのジャガイモすら嫌がるくせに、このサツマイモの天ぷらは大歓迎だそうで。「ご飯にも合う!」とか言って、いつもと言ってること違うじゃん。 ゲラ夫的には、甘味のあるサツマイモを衣付けて揚げて、更に天つゆ付けて食べると言うフクザツな味に感動したそうです。
つーかさ、日本でサツマイモの天ぷら食べなかったっけ? かぼちゃの天ぷらは(私が大好きだから)確実に食べてるんだけど。思い出せない。
「去年中華街で買ってれば、1年早く発見できたのにね〜」とイヤミったらしく言ってみたら、しんみりと謝られたので食べ物の力ってすごいなぁ、とちょっと感心。
このところ日本語のサイトで良く見かけるんだけど。 私だって栗が食べたいのですよ。 丸ごと蒸して、ホクホク食べるのも良し。 もち米混ぜたお米で栗ご飯炊いても良し。 渋皮だけのこして揚げた栗も美味しいらしいっすよ。 モチロン自分でペースト作ってモンブランとかさ。 栗って皮むくのが面倒だけど、最近はダイソーでも栗剥き器売ってるらしいし。 いいね日本は便利で。ま、ポーでそんなの持ってても何の役にも立たないけどさ。
ポーにも栗の木がいっぱいある。 どうやら日本語ではウマ栗と言うらしい。馬栗? そしてこのウマ栗は食べれないのですよ。木はいっぱいあるのにー!
去年の秋は初老の女性が栗を拾い集めてるのを見た。 「やっぱり食べれるんじゃん!」 とコーフンしてゲラ夫に報告したところ、ポーでは栗は装飾用と判明。 装飾って何だ。
アメリカの感謝祭の時期にカラフルなコーンとかスクウォッシュ(かぼちゃ系)をカントリーっぽくアレンジして飾るじゃない? あんな感じ。子どもは爪楊枝刺して動物に見立てたりするらしいよ。ドングリじゃんか。
ハイパーマーケットに行けばイタリア産の食用栗売ってるんだけどね。1キロ40ズロチくらい? 約1300円、でも体感金額4000円。ずばりジャガイモの40倍の値段。悩みどころでしょ? しかもハイパーマーケットに売ってる輸入野菜って、とても食べれたモンじゃ無い状態でも平気で売る。岩のように堅いアボガドとかね。だからキロ1300円払ってもホントに美味しい栗が食べれるかはわからない。
鬼皮が付いた状態で美味しい栗を見分ける能力も無いしねぇ。 美味しい栗の見分け方ご存知の方は教えてくださいな。 渋皮付きの栗の揚げ物、食べてみたいよ〜。
2004年09月22日(水) |
年収1.5千万のゲイ。 |
先日クラブで知り合ったイギリス人が、年収1.5千万だそうで。 それを聞いた瞬間、「も〜!じゃあドリンク買ってよ!」とか叫びながら回し蹴りの私。悲しいかな、既にクラブを出た後だったので後の祭りだったんだけど。 しかも実は彼がドリンク買ってくれるって言ってたのを頑なに拒否してたのは私だ。わはは。
先日の日記で、「相手が思いっきり年上だったら奢ってもらう」と書いたけど、訂正。同年代でも相手が大金持ちなら奢ってもらう。32歳で年収1.5千万で、住居、保険、車は会社持ちで、しかもワルシャワに住んでるなんてマジ大金持ちだよね。
で、彼の会社で英語のできる人探してるって話だったので携帯の番号交換して、今日電話してメッセージ残してみたんだけど返事ナシ。週末まで待ってみるけどこりゃ、脈ナシかな・・。(仕事の件ね。)
私が今通ってるポー語レッスンが木曜で終わりなんだけど、何と次のレベルのクラスが既に月曜から始まってた。ビックリ!教えてくれよ〜。 なので今日から参加、今週だけ火曜、水曜、木曜とポー語レッスン。勤勉だ。 が、今日のレッスン激難しくてビビる。ラジオのニュースを録音したやつ(しかも政治関連)の聴き取りとかでさ。今までのレベルが「ちょっとぬるめ〜」とか思ってたのに突然こんな難しくて焦る私。 俄然やる気がでてきたのでいい事だとは思うんだけどね。クラスメートが自分より「ちょっと」上のレベルだと刺激されるよね。
イギリス人の新しいクラスメートと一緒に地下鉄で帰り、英語で喋ってたら彼が降りてから別の人に英語で話しかけられた。ポーランド系スウェーデン人で来週からクラクフの大学に行く予定の金髪美形。私ブロンド男って好きじゃないんだけど、浅黒い肌に金髪って美しいなぁ。私の事学生だと思ってたのも好感度アップの原因。「23歳くらい?」とか言われて舞い上がってたのは私です。
メアド交換して、機会があったらクラクフで会うかな。 何だか出会いが多いぞ、この1週間。
ポー人はシャイな人が多い。とよく耳にする。 シャイって言うと聞こえが良いけど、単に愛想が無いだけだろ、とも思う。 レストランのウェイトレスもキオスクのおばちゃんも銀行や郵便局の窓口の人達もビックリするくらい愛想無し。「共産時代は客商売って考え方が無かったから・・」とか言って、20代の店員だってツッケンドンじゃんね。共産時代関係無いっつの。
まぁそんなわけで、愛想無い人が多いわけですよ、ポー。 でも知り合いの知り合いとかに、キチンと自己紹介すると豹変。すんごいお喋りで人懐っこく、いろいろ親身になってくれる人が多い。私が困ってると我先にと手を差し伸べてくれる感がある。助けられるのに慣れてないから、いっつも断っちゃうんだけどね。
で、シャイなポー人はパブとかクラブとか行っても、結局一緒に行ったメンツとしか話さないワケですよ。カウンターで隣同士に突っ立ってても、ダンスフロアで隣になっても、知らない人には話しかけない。 ナンパを除いて。
でもこれってすんごいつまんない。どこの国でもパブやクラブでナンパってのはよくある光景だと思うんだけど、下心ナシで話しかける事だってあるでしょ? 例えば同性にとかさ。 クラブへはナンパよりも「激しい踊り」を求める私としては、同志と出会いたいワケですよ。男でも女でも。「どんな曲聴くの?」「○○ってサイコーだよね〜!!」などの会話で盛り上がりたいのです。
なのにポーのクラブで話しかけてくるのは酔っ払いのナンパばっか。 しかもゲラ夫と行く事が多い私はそのナンパすら殆どこない。(いいんだけど。) 女の子なんて完全にスルー、女の子もみんなナンパ待ちだからねぇ。
が、そんなポーの掟を破る店発見。みんながフレンドリー。色んな人に話しかけられる。そしてその殆どが(多分)下心ナシ。要するにナンパじゃないって事! すげえ!すげえ!こんなフレンドリーな店、初めてだよ〜。
と、思わせてくれたのがゲイクラブ「パラダイス」@ワルシャワ。 だって話しかけてくる人殆どが「オネエ言葉」なんだもん。きっと私は彼らの範疇じゃないよね。お友達になりましょう、的に話しかけられるのって嬉しい。 英語で書くと ”Hi, I'm David! What's your name?" と普通なんだけど、しぐさとか発声がめっちゃ「おねいさん」。私が日本人だって言ったら「キャー!(ホントに叫んだ)素敵!」とか言われちゃうし。そして私もオネエ言葉がうつる。「あなたはノルウェイ人?キャー!素敵!」
あと、私の場合、どうでもいい男にナンパされるとウザイだけなんだけど、何故かどうでもいい女の人にナンパされると喜んでしまう。どう考えても私はヘテロなんだけど、女性からのナンパって威圧感も恐怖感も無いし、一緒にちょっとセクシーな感じに踊ったりするのも楽しいし、全然違和感ナシ。(お蔭でレズだと思われてしまった。旦那がポー人と言ったら驚かれた。)
アメリカでもゲイクラブにはよく遊びに行ってたので、トランスベスタイト(女装、男装)な方々とか、男同士でキスまたはそれ以上のことをやってるとか、今さっき別の男とキスしてたお兄さんにナンパされるとか、そういう場所に行ってもカルチャーショックみたいのはもう無いのですよ。 そういうカルチャーショックじゃないの。 ポー人なのにこんなにフレンドリーな人達ばっかってのがショックだったの。
つーかさ、ゲイコミュニティおそるべし、だよ。きっと私がゲイだったら速攻で友達いっぱいできると思うもん。 そういえばパレスチナに住んでた時も友達のカナダ人がゲイで、彼はネットを通じて現地のゲイの人達と連絡取り合っていっぱい遊んでて羨ましかったな〜。世界中どこ行ってもすぐ友達ができるの。ゲイというだけで。情報交換とか、すごいしね。海外の日本人コミュニティなんてメじゃないと思うよ。羨ましい。
ところでこのクラブで、偶然友達の友達に会った。彼女はワルシャワに住んでなくて、私もバカンス中に2回あった人なんだけど、まさかワルシャワのゲイクラブで再会しようとは。しかも旦那同伴。何しに来てるんだ。
2004年09月20日(月) |
夫のやきもち、カエレコールとか |
土曜のゲイクラブに関する日記を書こうと思ってたんだけど、面白い日記を拝見したので今日はその話。 ゲイクラブの話はまた後日〜。
小町さんの日記(9月20日)にある、旦那様のやきもちの話。 小町さんの旦那様はどうやらあんまり干渉してこないタイプらしく、小町サン自身は「だだっ広い牧草地で放し飼いにされている牛」状態らしい。 が、小町さんのご友人たちは食事に出掛けても「カエレコール」を受けてすぐ帰宅、温泉一泊旅行でもいい顔されないから一週間のエジプト旅行なんてもってのほか!なんだそうで。
うちの場合はどうかな〜と振り返ってみると。 ゲラ夫も全然干渉してこないですな。でも我が家の場合、私は「放し飼いの牛」と言うよりは「野牛」系なので、干渉などしようものならゲラ夫が酷い目に遭うでしょう。だからもちろん「カエレコール」も無し。ゲラ夫が私を信頼してくれてると、言えなくも無いけどやっぱり「選択の余地無し」な感は否めないなぁ。
が、悲しいかなバッファローは思考能力に欠けるので、 「楽しんでるところ邪魔してゴメンね。まだ帰ってこない? I'm missing you...」とか言われようものなら、速攻で帰途につきそう。 「カエレコール」には変わり無いけど、こういう言い方されたら”自立できない鬱陶しい夫が呼んでる”と思わず、”最愛の人を1人にしてまで私が会ってなきゃいけない人なんて居ない!”とパラダイムが生じる。 案外小町さんのお友達の頭の中もそうなのかも? いい歳した日本人男性がそこまでストレートに「寂しいよぉ!」と言うとは思えないけど、「きっとそういう意味なんだわ♪」とお友達は思ってるのかもしれない。
まぁゲラ夫がこういう言い方をするわけでは無いんだけど。だってカエレコールしないし。ゲラ夫からの電話は帰宅時間の確認ってのが多いからね。しかも「急かしてるわけじゃないよ!」の注釈付き。
但し、こんな私でも友達に一週間のエジプト旅行誘われたらちょっと考えるな。すぐに「行く!」とは言えない。 バッファローな私は、ゲラ夫の稼いだ金で自分だけ旅行に行く事自体には別に罪悪感を覚えないんだけど。(この辺りはバッファローというよりジャイアン。) でもせっかくいい額のお金出すとか、せっかくの休暇を使うとか、ずっと行ってみたかった所に行くとかならば、どうせならゲラ夫と行きたい。ゲラ夫と行った方が楽しそうなんだもん。
じゃあもしゲラ夫が行きたがらない&でも私はすごく行きたい場所があったら? きっと1人で行っちゃうなぁ。バックパック旅行の楽しさを味わっちゃってからは一人旅に抵抗無いし。安いユースホステルで他の旅行者と情報交換、観光は別々にしても食事だけ一緒に行くとか、夜だけ一緒に飲みに(または踊りに)行くとかのべったりしない旅行パートナーを現地調達。在米韓国人とチェコで食事とか、フィンランド人と英語カタコトのフランス人とハンガリーで夜遊び、とか面白い体験満載。 それにほら、友達とずっと一緒の旅行って結構鬼門だったりするしね。
友達に(ゲラ夫抜きで)旅行に誘われたら、 1.私もある程度興味のあるところで 2.いざとなったら別行動もOKな友達と 3.ゲラ夫と行っても楽しめない場所に という条件が揃ってれば行くな。あとモチロン経済状況にもよるか。 友達相手だとゲラ夫に対してみたいに自分の要望を100%口にするのはためらわれるし、でもそれはそれでストレスになるし。100%口にしてなくても充分ワガママ扱いされるしさ。だから途中で別行動OKって人で無いと困る。
あら、何かこんな書き方すると、誰にも旅行に誘ってもらえ無そう。 いやいや、そんなワガママ全開な困ったさんでは無いですよ、私。 だから誰か旅行に誘って!
今更千と千尋の神隠しを観た。 リングを昨年観た事を思えば、異例のスピードですな。さすがオスカー受賞作。 ちなみにポーの映画館では去年3月ごろやってて、でもポー語吹き替え(子ども向け作品扱いなので)だったからDVD待ちしてたの。 DVDがレンタルで出回ってからしばらく経ってる事には触れずにおこう。
ずっと観たいと思いつつ、借りるまで時間がかかったのは、実はこの映画はカルチャー色の強い映画だと思い込んでたから。 こんなにエンターテイメント性のある映画だなんて知らなかったよ。 もっと、もののけ姫みたいな観てて面白いけど疲れる映画だとばっかり思ってて。気楽み観れる映画で良かった!もっと早く借りてくれば良かったな〜。
比較的最近古事記も読んだので、その辺の話も(思い出せる限り)照らし合わせてゲラ夫に説明しながらの観賞。 ポー語では湯婆婆の名前が「Jubaba」、「千」って名前が何故か「San」になってておもしろかった。 そういやクレヨンしんちゃんも「しんチェン」だしね。英語から訳してると母音がおかしくなるのかな。
この映画のタイトルが英語では「Spirited Away」ってのは結構有名だと思うんだけど。スペイン語では「千尋の旅」みたいなタイトルらしい。ポー語では「神々の地で」みたいな名前。確かに「千と千尋」って部分を訳すのは難しいよね。
近いうちにもののけ姫もレンタルの予定。ゲラ夫が案外気に入ってみてくれたんで良かった〜。 それにしてもジブリ作品がこの2つしか無いのはツライ。
2004年09月17日(金) |
やっぱりベイが好き。 |
最近のワルシャワは秋っぽい。 今年は冷夏だったから、このまま寒い冬へ突入かと思ってたんだけど、案外気温が下がらないまま今まで来た。 でも昨日、今日とやっぱり寒くなってきましたな。 日中15度だって。このくらいの寒さなら大騒ぎしなくなってきた自分に成長を感じる。
のんのさんの日記9/16に正しいトラキチの作り方が書いてある。 私はベイファンだけど、こういう環境で育ちたかったなぁ、とも思う。 私の親もベイファンなんだけど、全然気合いが入ってないんだよねぇ。グッズも買ってくれなかったし(自分のお小遣いで買った)、夏の終わりには既に「優勝の可能性の無いチームは応援しないんだ」とか言い放つし。だったら横浜なんか応援するなよと突っ込みたい。 初めて球場に連れて行ってくれたのも親だし、その辺は感謝してるけど、その後圧倒的に私が球場通いにハマっちゃったんだよねぇ。
千葉県で育った私は周りにベイファン(当時はホエルズ)も居なくて、TVK(テレビ神奈川)も受信できず、片道2時間以上かけて横浜スタジアムへ通ったものです。 月刊ホエルズを定期購読しつつ、文通コーナーの 「一緒にイースタン応援に行きましょう!」 「高橋雅さんの追っかけ一緒にやってくれる人募集!」 などを読みながら「遠くて行けないよ〜」と涙する中学生。 ファン感謝デーに1人で参加する14歳。 ああ今は昔。
7年間日本を離れててやっと戻ってきたその年のペナントレースは2位でさ。 翌年やっとシーズン通じて野球観戦できたと思ったら38年ぶりの優勝。 すごいね、ベイ。私のためのスケジュールとしか思えん。
こうなったら私が子ども産む前に大ちゃんでもう一度優勝してくれないかなぁ。 身軽なうちの最後の我儘とか言って絶対日本シリーズ観に帰るのに。 いや、でも監督が大ちゃんじゃなかったら帰らないかな。田淵とか牛島とかだったらパスね。
球界はスト問題で大騒ぎしてるけど、実は大ちゃんの方が気になってる私。 東スポ情報とは言え、大ちゃん退任は佐々木のせいだ!って怒ってる匿名選手も居るらしいし、やっぱ大ちゃん選手の信頼も厚いなぁ。ファンにも人気あるけど。
つーかさ、勝てない監督はダメとか言って、私の親じゃ無いんだから強いチームが好きなら横浜応援するなよと言いたい。 弱くても良いとは言わないけどさ。選手が育っていくのを一緒に見守りたいとは思わないの?>ファンの皆様。 選手が和気藹々と楽しそうにやってるのが横浜カラーなんじゃないの?
監督の意見も聞かずに若手を無理矢理使わせてみたり、複数年契約で使えないメジャー帰りを取ってみたり。 そんなフロントの下で、しかもこの面子で(チーム最多勝投手が6勝だよ)どうやって勝つんだよと問いただしたい。
しかも峰岸はまた「フロントが作ったチームで監督が指揮を執る」とか言ってるしさ。学習能力ナシ。 そして極めつけ。 「こんな事なら近鉄・オリックスの合併を認めなければ良かった」(峰岸談)。 どの面さげてそんなセリフが吐けるんだ全く。
横浜のフロントは昔からアレだけどさ。 それでも来年は横浜応援しちゃうんだろうなぁ。あ、大ちゃんが仙台ライブドアとか行ったら気が変わるかな。
ちなみに今はデイリーベイスターズとウィークリーベイスターズをネットで読んで、公式ページのコラム(毎試合3コラムずつある)も読んでる私。相変わらず近くにベイファンの仲間が居ない。あんまり14歳から進歩してないか。
やばいやばい。 マジやばい。
こんなニュースを発見。 神様仏様砂原様、どうかどうか来期も大ちゃん監督にしてください。
いくら2年契約とは言え、森暗黒政権後に壊滅状態にあった横浜をたった2年で盛り返せるわけないっつーの。 多村とか内川とか、大ちゃんの元で延びてきてる若手だってちゃんと居るんだし、そう簡単に見切らないで欲しい。 この「監督さえ替われば何とかなる」って大洋時代からの体質はそう簡単には変わらないって事かね。
大学の時親しかった教授(ボストンレッドソックスファン)は、「弱いチームほど監督の入れ替えが激しい」って言ってたけど、横浜も・・。 私がファンになってから20年、4年以上居た監督って居ないよね。
大ちゃんは横浜ファン待望の生え抜き監督なのに・・。 私が現役時代を知ってる人達が、どんどんよそで監督やってく中、横浜ばっかり外様使ってきててさ。やっと大ちゃん監督になったのに。たった2年って何?
大ちゃんは勝利への執念が足りないとか言ってさ。勝利への執念しか無くて選手をボロボロにして去って行った前監督の事とかすっかり忘れてるのかな。 選手からここまで信頼されてる監督なんてそう居ないのに・・。 神奈川新聞の山下監督語録だってさ、選手の個人攻撃とかしてないじゃん。手柄は選手のもの、失敗は監督のせい。こんな姿勢の監督、他に居る?
大矢監督の娘に向かって「OH! Yeah!」って言ってみたり、 「今年の目標は僕の頭のように、けがなく明るく」とか言ってみたり 佐々木に「今は落ち目だけど」って声をかけたり こんな姿を披露したり、 おちゃめで素敵な監督さんなのに・・・(涙)。
実は大ちゃん監督になってから球場で1度も試合観て無い。(日本に帰ってないし。)最終試合、観に行きたいなぁ。大ちゃんありがとうってプラカード持って・・。 ううう。大ちゃんのいない横浜なんてやだよーーー!!!
シフォンケーキは何だかんだ言って、全然美味しく食べられた。 小麦粉倍量入れても卵黄倍量入れても美味しいケーキってすごいな。 シフォンケーキのキャパに乾杯。どうやらシフォンは失敗の少ないケーキのようですな。お薦め。
ランチは久しぶりに日本館の鮭の味噌漬け弁当。味噌漬けの鮭をグリルしたやつと、お刺身(マグロ、イカ、サーモン)、つくね、茶碗蒸しとフルーツ。ご飯と味噌汁が付いて45ズロチ、1500円。体感金額4500円。でもたまにはね〜。美味しいしね〜。 そして激ウマ中トロも頂く。マジ旨いっすよ。こんなトロ食べてたら日本でお寿司食べに行かなくて済んじゃう。(とは言え日本に帰ったら絶対寿司食べに行っちゃうけどさ。)
別ルートで白菜の漬物、イカの塩辛、鯖の塩焼きなる海外生活者にとっての最高級3品をゲット! 夜はビール飲みながらこの辺りをつまむ。く〜、ご飯食べたいけど、わざわざ1人分炊くの面倒だしな〜、と贅沢な葛藤。
いつも買ってるお米がワルシャワ中心街にあるベトナム食品店だと15%くらい安い事も判明したし、ついでにコリアンダーを6ズロチで購入したりとウハウハ。 明日はコリアンダーをたっぷり使った料理にしよう。何がいいかな。 まだ塩辛も白菜の漬物あるし。 明日はゲラ夫夕ご飯家で食べないし(=1人で和食満喫!分けずに済みます。)ああ楽しみ。
シフォンケーキ2度目にチャレンジ。 前回のケーキは美味しかったけど、実は小麦粉をレシピの倍量ほども入れてしまった。いつも作るケーキの感覚で小麦粉入れちゃったからねぇ。
で、今日は卵黄を倍量。 間違ってるってば。
ホントは卵黄を泡立てた後、半分を別の鍋に移してカスタードクリームを作るつもりだったのに。 オーブンにケーキをぶち込んだ後思い出す。 う〜、今日のシフォンケーキは重そうだ。
最近体調不良っぽいので、日記更新滞るかもしれません。 何かクラクラしちゃってPCに向かえなのです。
2004年09月10日(金) |
ワルシャワのスペイン人 |
昨日ジャズクラブでライブを観た。 実は先週も同じクラブにライブ観に行ってる私。2回とも友達が先に行ってて、私は合流する形。
先週はポー人の友達が先に行ったんだけど、テーブルが全部予約されてて席が無く、後ろの方の壁際の段に座って観た。 後日ポー語の先生とのおしゃべりの中で、「あのクラブはテーブル予約受け付けない」と聞く。コネのある人用のテーブルなんだって。
そして昨日。スペイン人の友達は予約してなかったけど堂々テーブル確保。4人がけのテーブルに案内されながら「あと11人来るから席用意して。」と言い放ち、椅子を大量に持ってこさせる。 が、スペースも無いし8人分くらいしか椅子が来ない。でも文句言わないスペイン人。友達が来たら来たで対応するらしい。
そして友達が来ない・・。ライブ観ながら沢山のポー人に「この席空いてますか」と訊かれ続け、最後の方には半ギレされてても平気で「友達が来るんです」と断れるスペイン人。 私なら「友達が来るまでなら座っていいですよ」とか言っちゃいそう。
休憩時間になっても友達現われないし。かと思うと演奏が始まってから来た一人が立ったまま大声でスペ語でお喋り。演奏中でっせ。後ろの立ち見ポー人はイライラ。だってまだ席空いてるしね。喋るならせめて座れとか、私でも思うもん。
何人もスペイン人は来たんだけど、結局座る場所が足りないからと他の店に移り、私が一緒に行った友達は演奏を聴くからと言って他のメンバーと合流しないことに決定。私らの周りの空席が痛い。
料理もガンガン頼むし、店側にとってはいい客だけどね。 ユーロ換算して「安い!」を連発、私の分も奢ってくれたし。ちなみに奢ってくれたのは24歳の女の子。私プライド無し。
ポー人もあんまり周りに気遣わないと思ってたけど、スペイン人にはかなわない。この傍若無人ぶりは圧巻でした。 奢ってもらったしね。
2004年09月08日(水) |
突然ごちそうされた / 結婚式と離婚 |
昨日の日記を書いたら芋づる式に色んなことがよみがえってくる。 で、デートじゃなかったけどご馳走してもらった件を思い出す。
大学の時。3年か4年だな。女友達だけでレズのクラブに行った。 別に夜の相手を物色しに行ったわけではなくて、友達がレズだったりバイだったりしたし、音楽もなかなか良かったし、何と言ってもレズのクラブは男が少ないから(見物に来てる男は居るが相手にされてない)案外心地良い。威圧感も無いし、女性に誘われる方が楽しく踊れる。 なので大学の頃はしょっちゅうレズのクラブで遊んでた。ゲイのクラブもね。
で、見知らぬ女性にドリンクをご馳走・・なんて展開では無くて。 楽しく踊ったけど、私はストレートだって言ってあったから電話番号交換したりお持ち帰りしたり、まぁそんな事は全然なくて一緒に来た友達3人と2時に帰る。(平日は2時までのクラブだったの。)
クラブまで車で1時間弱だったんだけど、途中でデニーズで夜食。 女4人でバカ話。 2人はレズで1人がバイだったし、はじけた友達ばっかりなんでエロ話もネタが尽きない。 1人は最近ラブラブの彼女ができたんで、そのノロケ話。ベットで彼女がどんなに素晴らしいかを細部にわたり報告。 バイの友達は「口に出された後、歯に挟まったりするんだよね〜」(敢えて「何が」かは訊かないでください)とか、エグイ話。 4時過ぎまで「上手い人」「下手な人」の話。
さぁそろそろ帰ろうか、とお会計頼んだらウェイトレスに 「あちらのジェントルマンに既にお支払い頂いてます」 と言われる。 顔を見合わせる4人。消え入るような声でお礼を言ってから、ダッシュで車へ。跡を付けられてないか確認しながら猛スピード運転。 家の近くのデニーズじゃなくて良かった〜。ストークされたりしたら洒落にならん。 今までで、ご馳走されて一番恐かった体験でした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇ こちらのサイトで、結婚式費用と離婚の関係を分析してる。 まぁそんなもんだろうなぁ、という結果。 この法則に則ると、私ら離婚率高いな〜。 結婚式挙げてないし。厳密には市役所で裁判官の前で宣誓したので(しなきゃ結婚できない)それは一応「式」だけどさ。その後家族でディナー。友達呼んで、内輪だけでパーティとかもしなかったしねぇ。
結婚指輪に関しては、私が高校生の頃自分で買った指輪の方が高いし。バブルだったし円高だったせいもあるけどね。 ちなみに私の今してる結婚指輪は2代目。初代のをなくしちゃったから。そう考えるとこの指輪もいい値段か。(そんな事ない。)
結婚式に金かけたから離婚しないってワケではもちろん無いけどね。そんな事上記の日記作家さんも言ってない。 友達のポー人のお姉さんは、結婚式に両親が銀行から借金して豚を2頭潰して作ったご馳走は冷凍車に保存したり、家の庭にパーティ用フロアと屋根作ったりしてかな〜〜〜り大掛かりな準備したのに1ヶ月で離婚しちゃったし。 その勇気は尊敬に値すると思う。
のんのさんやきのこさんが繰り広げるデート費用の話。 最近の若者はホテル代すら割り勘、下手すると女性が出したりするらしいよ。信じられん!
・・・とは言えない私。なんかデートの時奢ってもらった記憶って実はあんまりないんだよねぇ。
まず「デート」の定義にもよると思うんだけど。 男性と2人で食事をした場合、相手がかなり年上ならそりゃ100%奢ってもらってる。でもそれってデートって言わないと思うんだよねぇ。相手はどうであれ、こちらは「落とされる」気は全く無いし。
じゃあ付き合ってる相手なら? やっぱり割り勘でしょう。その場できっちり2人分割らなくても(割る時もある)今回は彼が出して次は私、みたいな。 付き合ってた人達を振り返ってみて、私ばっかり金出した記憶も無いし、奢ってもらってばっかりだった記憶もない。
問題はやっぱり、付き合ってるかどうか微妙な相手だよね。これから付き合うかも、な相手。 でも私の場合、そういうケースではかえって奢ってもらわないような気がする。だって奢ってもらったら「いかにも」じゃん。「落とす気マンマン」みたいじゃん、相手が。奢ってもらった事が最終的に「お付き合い」に結びついた、とかなっちゃったら屈辱的だしさ。食事如きで落とされたみたいなのは絶対イヤだし。
それからアメリカの場合、テーブルで会計するからレジの前で男が恥をかくってのも無い。テーブルで女に財布出させるなんて恥だ!っていうアメリカ人も居るのかもしれないけど、私の周りはいなかったなぁ。苦学生ばっかりだったしね。
逆にアメリカに居る非アメリカ人はお互い付き合う気0%な状況でもご馳走してくれたような気がする。それこそ「女に財布を出させるなんて恥!」みたいな。それはもう、ご本人の自己満足だしだったら好きなだけ払ってくれって感じで「トラディッショナルだねぇ」ぐらいにしか思って無かった。 特に中東人とか南米人に多かったから「マッチョ(体型的な意味でなく)な国の人だしね」みたいな。
これを機会に今までのデートをいろいろ思い出してみたけどやっぱり奢ってもらった事って少ない気がする。日本人と付き合った事が少ないからなぁ。 クラブで踊ってる時知り合った人(日本人)が「ラーメン食べに行くけど一緒に行く?」とか訊いて来て、900円もするラーメン奢ってもらった事とかならあるんだけど。その後そのままクラブに戻って踊り再開、みたいな。そんな事はっきり覚えてるくらい、奢ってもらった記憶が無い。
アメリカ人でも「女は奢ってもらって当たり前」みたいな人も居るんだけどね。 きのこさんのお嬢さんは私より年下だけどやっぱりデートの割り勘反対みたいだし。だから年代的なものとも言えないしねぇ。
ゲラ夫も付き合い始めた頃は仕事も見つかってなくて貧しかったからデート代私が持つ事も結構あったし。それでもゲラ夫が私のつたない文章じゃ説明できないくらいがむしゃらに仕事探してたし、最終的には見つかったし、今は100%ゲラ夫のお金で生活してる私としては、文句なんてとてもとても。つーか全然無いっす。
でもゲラ夫にこの話したら、 「ウソだよ、デート代少なくとも半分以上は自分が払ったよ。」 とか言ってきたので、もしかしたら単に私の「奢ってもらった記憶」が抜け落ちてるだけなのかもしれないと、とても恐い事に気付いてしまった。
2004年09月05日(日) |
検索さんいらっしゃい |
どこぞのパクリのような日記タイトル。 いや思いっきりパクリか。
ワルシャワうわの空のトップページへは、「ワルシャワ」とか「ポーランド」とか、わりと普通な検索ワードで来る人が多いんだけど、日記にはちょっと違うものを求めてるっぽい人も飛んできます。
「ヒップホップな店」 ・・・ワルシャワの?
「激安タイル」 ・・・送料込みでもポーで買った方が安いかもしれない。でも届く頃には割れてるかもね。
「スロバキア語・文法」 ・・・タイトルにワルシャワって書いてあるじゃーーーん。ポー語の事だってロクに書いて無いのに。
「ヤリマン・体験談」 ・・・某検索エンジンではヒット数400、わざわざ200件目くらいの当サイトに来るって事は有料サイトを除いて適当に真ん中ら辺を選んだんでしょう。つーか、うちが真ん中ら辺ってのも納得いかないが。
「富岡勝利」 ・・・トミーおめでとう!を書いた日記にヒットしたんでしょう。読み返してみたら ”このサイト、ポーランドとかワルシャワで検索してくる人が多いんだけど、まさか富岡勝利の日記を読むハメになるとは思わなかっただろうなぁ” とか書いてある。 いや〜、日記には何を求められるかまさに様々ですな。
2004年09月04日(土) |
ゲラ夫とサバイバル手巻き |
ちょっとした頼まれ事の関係で、お寿司の写真をいっぱい検索した。 と、どうしてもお寿司が食べたくなる。でも私は前日に激ウマトロを食べてるから我慢できる。 問題はゲラ夫。もの凄く寿司が食べたいと言う。
が、実はゲラ夫、寿司ご飯と海苔とワサビが好きなだけで特に生魚が好きなわけでも無いので、要するに家で海苔巻き作ればいいだけの話。 アボガド買ってきてカリフォルニア巻きに決定。
どうせゲラ夫は高野豆腐も加熱したニンジンも好きじゃないから、田舎風の太巻き(他に椎茸の含め煮やほうれん草が入る)じゃなくてもいいや、と適当に材料みつくろい。 サバイバル海苔巻きだし、と細切りハムも巻いてみる。 厚焼き玉子とキュウリ、細切りハム。冷やし中華みたい。
椎茸を水で戻す時間が無かったのでマッシュルームの含め煮を厚焼き玉子とキュウリと巻いたバージョンも作り。 ゲラ夫がカリフォルニア巻きが好きだって言うからアボガド買ったのに、「ワサビが入ってるから好き」とか言う良く分からない理由でちょっと脱力。わざわざアボガド買わなくてもかっぱ巻きにワサビ入れれば済んだんのか。
何だかんだ言って、美味しい美味しいと大量に食べてくれたんだけど。 「ハムは海苔巻きには合わないね。」とサバイバル加減を見破るかのような発言。段々口が肥えてきちゃったなぁ。
2004年09月03日(金) |
久しぶりのトロざます。 |
久しぶりの日本食レストラン。 メニューも豊富だし、とんこつラーメンが美味しいってのも分かってるんだけど、たまにしか行かないだけに「純和食」が食べたくなる。 なのでいつも通り鯖の味噌煮弁当を。 鯖の味噌煮、お刺身、茶碗蒸しにおかずがもう1品、ご飯と味噌汁プラスフルーツで40ズロチ、1300円。コストパフォーマンス良いです。
が、オーナーさんと話してたら今日はアジの開きがあるとの事。もう遅いよーー!! 鯖の味噌煮食べちゃったよー!!!!
が、まだメニューに載せてないというサンプルで入ってきたばかりのトロ握ってもらう。地中海産で、日本の御寿司屋さんにも卸してるトロ。激ウマ。ビックリ。 夢に出てきそうです。
2004年09月02日(木) |
新興宗教に入った友達 |
ゲラ夫よりも付き合いの長い、高校の親友カシャとその旦那ミハウが新興宗教に入った。 その名も「お子様教」。浦沢直樹の二十世紀少年にインスパイアされたネーミングにしてみました。
「This is the meaning of life!」とか「I've found my path!」とか、正しい宗教家っぽい事を口にしてるから、もう誰が口を出してもこの熱が冷める事は無さそう。 そしてすでに年間31%というちょっとすごい利率で銀行からローン組んでるし。ま、宗教は金がかかるよね。 ちなみにこのローンは子育て費用。 ミハウの両親が引っ越したのも、孫の為に使える現金が欲しかったから。
要するに、カシャが子ども産んでからちょっと2人ヘン、って話なんだけどさ。 赤ちゃんに向かって30歳のいい大人が”常に”「あばばばば〜〜〜!」とか言ってるのはまぁきっとどこの親もそういうモンなんだろうし、理解できなくも無いんだけど。
とにかく子どもの話しかしない! 100%子どもの話。 サッカーの事も、PCの事も、料理の事も、仕事の事も、最近読んだ本とか映画の話とか、とにかく全然できない。
カシャは帝王切開だったんだけど、自然分娩だと赤ちゃんの頭が引き伸ばされるとか鎖骨がひっかかって折れる(と言っても骨としてまだ完成してないから痛みの無いまま治るらしい?良く知らんのだが。)とかいろんなComplicationがあるから帝王切開にして良かった〜。なんて話を延々と。 手の指やら足の爪の形を指してどっちに似てるかなんて話をそれこそ数時間も。
カシャはその小さい爪を切る際に手元が狂って赤ちゃんの指先から血が出たらしいんだけど、それが原因で数時間泣いてたらしいし。赤ちゃんがじゃないよ、カシャが泣いてたの。
そして極めつけ。育児休暇が終わったら職場復帰を考えるカシャに対してミハウが一言。 「こどもがある程度大きくなるまでは、自分が無給休暇を取る。」 どうしてもどうしても保育園にもベビーシッターにも実母にも任せたく無いんだって、子育て。
やっぱりこれはもう宗教の域に達してると思う。
2004年09月01日(水) |
それじゃあわからない。 |
ゲラ夫が友人ミハウの両親の家にちょっと用があって行って来た。 ミハウ両親はワルシャワ出身で、共産時代にワルシャワ旧市街の広場真正面という、非常にハイソな空気漂う、但し思いっきり不便な場所にフラットを買った。
数少ないワルシャワ観光名所のひとつ、旧市街の広場&人魚の像。人魚真正面のフラットってすごい!と思ってたんだけど、車は入れないし石畳は歩きにくいし、夏は毎週無料コンサートだし、おまけにホラー映画バリのゴキブリが出るらしい。
旧市街の排水自体がかなり古く、どんなに大掛かりな駆除やっても数週間で元に戻ってしまうらしい。 広場にある有名レストランは・・とか想像するのはやめておく。
で、ミハウが育った家を彼の両親が売り払う事にした。新しいマンションを別にワルシャワ中心部に買って。 確かに老後を考えると旧市街って不便だしね。エレベータも無いし。
で、ミハウ父がゲラ夫に熱く語る。 「セリエAの有名選手が家を買ったんだ! 別荘にするらしい!!!」 サッカーに疎いゲラ夫は何度もミハウ父に選手の名前を聞いて覚えて帰ってきた。
少なくとも帰り道では覚えてた。 「結構有名でTVなんかもよく出てる。多分・・ミランの選手じゃないかな!」 数名名前を挙げてみたら「そこまで有名じゃない。」と言われ、怒りを覚える午後。
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