のんのさんやきのこさんが繰り広げるデート費用の話。 最近の若者はホテル代すら割り勘、下手すると女性が出したりするらしいよ。信じられん!
・・・とは言えない私。なんかデートの時奢ってもらった記憶って実はあんまりないんだよねぇ。
まず「デート」の定義にもよると思うんだけど。 男性と2人で食事をした場合、相手がかなり年上ならそりゃ100%奢ってもらってる。でもそれってデートって言わないと思うんだよねぇ。相手はどうであれ、こちらは「落とされる」気は全く無いし。
じゃあ付き合ってる相手なら? やっぱり割り勘でしょう。その場できっちり2人分割らなくても(割る時もある)今回は彼が出して次は私、みたいな。 付き合ってた人達を振り返ってみて、私ばっかり金出した記憶も無いし、奢ってもらってばっかりだった記憶もない。
問題はやっぱり、付き合ってるかどうか微妙な相手だよね。これから付き合うかも、な相手。 でも私の場合、そういうケースではかえって奢ってもらわないような気がする。だって奢ってもらったら「いかにも」じゃん。「落とす気マンマン」みたいじゃん、相手が。奢ってもらった事が最終的に「お付き合い」に結びついた、とかなっちゃったら屈辱的だしさ。食事如きで落とされたみたいなのは絶対イヤだし。
それからアメリカの場合、テーブルで会計するからレジの前で男が恥をかくってのも無い。テーブルで女に財布出させるなんて恥だ!っていうアメリカ人も居るのかもしれないけど、私の周りはいなかったなぁ。苦学生ばっかりだったしね。
逆にアメリカに居る非アメリカ人はお互い付き合う気0%な状況でもご馳走してくれたような気がする。それこそ「女に財布を出させるなんて恥!」みたいな。それはもう、ご本人の自己満足だしだったら好きなだけ払ってくれって感じで「トラディッショナルだねぇ」ぐらいにしか思って無かった。 特に中東人とか南米人に多かったから「マッチョ(体型的な意味でなく)な国の人だしね」みたいな。
これを機会に今までのデートをいろいろ思い出してみたけどやっぱり奢ってもらった事って少ない気がする。日本人と付き合った事が少ないからなぁ。 クラブで踊ってる時知り合った人(日本人)が「ラーメン食べに行くけど一緒に行く?」とか訊いて来て、900円もするラーメン奢ってもらった事とかならあるんだけど。その後そのままクラブに戻って踊り再開、みたいな。そんな事はっきり覚えてるくらい、奢ってもらった記憶が無い。
アメリカ人でも「女は奢ってもらって当たり前」みたいな人も居るんだけどね。 きのこさんのお嬢さんは私より年下だけどやっぱりデートの割り勘反対みたいだし。だから年代的なものとも言えないしねぇ。
ゲラ夫も付き合い始めた頃は仕事も見つかってなくて貧しかったからデート代私が持つ事も結構あったし。それでもゲラ夫が私のつたない文章じゃ説明できないくらいがむしゃらに仕事探してたし、最終的には見つかったし、今は100%ゲラ夫のお金で生活してる私としては、文句なんてとてもとても。つーか全然無いっす。
でもゲラ夫にこの話したら、 「ウソだよ、デート代少なくとも半分以上は自分が払ったよ。」 とか言ってきたので、もしかしたら単に私の「奢ってもらった記憶」が抜け落ちてるだけなのかもしれないと、とても恐い事に気付いてしまった。
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