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■ 第2話「聖職への道」Revelations
晴れて恋人同士となったダニーとマーティンだったが、 お互いの家を、行ったり来たりするのが面倒になり、 結局二人で住む事になった。 連邦捜査官の給料など、それほど高給ではないが 二人でシェアすれば、それなりに良いところが借りられる。

「すまんねぇ、ヴィヴ。引っ越しの手伝いに来てもらって」 「別にいいわよ、荷解きって好きだから」 「あとで奢るよ」 「ありがとう」 ベッドと机、そしてダンボールが数個分というダニーの荷物に ヴィヴィアンは眉をそっとよせていた。 「ダニー?これで全部?家財道具とかは無いの?」 「あー、うん、引っ越す時近所の人にあげてきた」 「あげちゃったの?」 「だって、冷蔵庫は二つもいらないだろうし、俺のちっさいのだったんだよ。マーティンの方が冷蔵庫大きいし、キッチンも広いしさ、ここ」 「マーティンが使わせてくれなかったらどうするの?」 「え?!」 「ルームシェアしただけだよって言われたらどうするの?」 「えぇ?!」 「嘘よ、あんまり楽しそうに話すから言ってみただけよ」 「え?俺、楽しそうにしてる?!」 「えぇ、楽しそうよ。良かったわね、一人っきりじゃなくなって」 「…うん」 「マーティンに感謝しなきゃね」 「ほんまやなぁ」 しみじみしてる二人をよそに、 その頃マーティンは

「うわー、ゾロ目の部屋番号だ、写メとっておこうかなぁ。ツーショットでとってみるのもいいなぁ」 彼は彼なりに楽しそうだった。
2006年11月04日(土)
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