*妄想*短文劇場-ダニーくんとマーティンくん-
きくちやひろ
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第1話「消えたスクールバス」The Bus
ダニー「どうも、こんばんは。ら○活の時間が参りました。私司会のFBIイケメン捜査官ダニー君です。
こちらはお馴染みの地味な上司NO1のジャックマローン捜査官です」
ジャック「…どうも」
ダ「早速ですが、ボス。可愛い系捜査官のマーティンが挙動不信な動きを見せてます」
ジ「そうのようだ」
ダ「サムを口説き落とせますかねぇ」
ジ「あぁ見えてもサムはプライド高いからな、おまけに口説き慣れている。
私などいくら貢いだか知れないぞ」
ダ「あー、そうっすね。お?動きが出たもようです」
「どうしたの?何か用?恋の悩みなら30分10$で聞くわよ?」
「あー、うん、あのさぁ」
「ダニーとは上手くいってるの?仲を取り持ってあげたんだから
感謝してよね。ボスには言ったの?」
「いや、まだ、なんだけど、そのうちに、と思って」
「ちゃんと言わないと拗ねるわよ?あの人」
ダ「拗ねる、とか言われてますけど」
ジ「いいんだ、サムだから。それよりマーティンと付き合ってるだと?
どういう事だ!私には何も相談なかったぞ?」
ダ「あー、そうっすね」
「なんか落ち込んでいるみたいだったからさ、一緒に飲みにでも
行こうかなぁ〜って思って。あ、いやじゃなかったらって事なんだけど」
「飲みに?---そうね、ちょうど飲みに行きたい、と思っていたところ
だったから。」
「良かった」
「ただし、ダニーとの色ボケた話しはしないでよ!」
「う、うん、わかった」
ダ「行っちゃいましたねぇ、成功ですかねぇ」
ジ「色惚けた話って何だ?!聞いてなしぞ?おい、ダニー」
ダ「マーティン、笑顔かわええなぁ〜」(きゅん)
ジ「おい、私たちはどうする?」
ダ「勝手に帰ってください。それでは、また、次回のお時間まで」
ジ「おい、次回はあるのか?」
ダ「さぁ、どうでっしゃろな。マーティンかわええなぁ〜」
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新しくなったダニーくんとマーティンくんです。
第1話から書き直してます。
今度はログが保存されるから大丈夫さv
2006年10月06日(金)
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第2話「聖職への道」Revelations
晴れて恋人同士となったダニーとマーティンだったが、
お互いの家を、行ったり来たりするのが面倒になり、
結局二人で住む事になった。
連邦捜査官の給料など、それほど高給ではないが
二人でシェアすれば、それなりに良いところが借りられる。
「すまんねぇ、ヴィヴ。引っ越しの手伝いに来てもらって」
「別にいいわよ、荷解きって好きだから」
「あとで奢るよ」
「ありがとう」
ベッドと机、そしてダンボールが数個分というダニーの荷物に
ヴィヴィアンは眉をそっとよせていた。
「ダニー?これで全部?家財道具とかは無いの?」
「あー、うん、引っ越す時近所の人にあげてきた」
「あげちゃったの?」
「だって、冷蔵庫は二つもいらないだろうし、俺のちっさいのだったんだよ。マーティンの方が冷蔵庫大きいし、キッチンも広いしさ、ここ」
「マーティンが使わせてくれなかったらどうするの?」
「え?!」
「ルームシェアしただけだよって言われたらどうするの?」
「えぇ?!」
「嘘よ、あんまり楽しそうに話すから言ってみただけよ」
「え?俺、楽しそうにしてる?!」
「えぇ、楽しそうよ。良かったわね、一人っきりじゃなくなって」
「…うん」
「マーティンに感謝しなきゃね」
「ほんまやなぁ」
しみじみしてる二人をよそに、
その頃マーティンは
「うわー、ゾロ目の部屋番号だ、写メとっておこうかなぁ。ツーショットでとってみるのもいいなぁ」
彼は彼なりに楽しそうだった。
2006年11月04日(土)
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『第3話「フィアンセの素顔」Confidence
マーティんとダニーは周囲に温かく見守られ
すくすくと愛を育んでいたが、
育った環境が違えば性格も違う二人は、時々喧嘩を始めるが
本人達はマジ喧嘩のつもりでも、周りから痴話喧嘩にしか
見られない。
今日もささいな事で喧嘩をする二人であった。
「あー、もう信じられないよ、ダニー、君ってやつは」
「だから、なんやねんっ、朝起きてからずっとそれやないか」
「だって信じられないんだもの」
「なにがっ」
「一緒に住んで何ヶ月になると思ってるんだよ」
「えーと?」
「あのさー、そっちから言って来たんだからね!」
「う、うん」
「あのね、お休みなさいのチューと、お早うのチューは基本だろ、基本。
一体どんな教育を受けてきたんだよ」
「それって基本なの?」
「基本に決まってるだろ、全く、それも知らないなんて信じられないよ!」
「マーティン、それ以上言うと、こっからつまみ出すからね」
「だってヴィヴィアン!」
「マーティン?いい?1度しか言わないよ?ダニー」
「なに?」
「マーティンに”ごめんなさい”しなさい」
「え〜?!別に悪い事してへんよ〜俺」
「あっそ、じゃあ別れてもいいのね?、その程度だったんだね?」
「ごめんなさいッ!すみませんでした!」
「ったく、もう、仕事しなさいよね」
二人は周囲から温かく見守られて…いる、かも知れない。
2006年11月05日(日)
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第4話「親子の絆(きずな)」Prodigy
「なぁ、マーティン」
別に隠してるつもりも無いが、
ことさら宣言することでもないので、二人のことは
公然の秘密、と言うところだった。
第一、マーティンが職場にプライベートを持ち込むのを
嫌っていたし、ダニーもそれは同意していた。
「俺に何か用があるんやないのか?お前、暇やないやろ?」
「暇じゃないけど、ここにいちゃいけないわけ?」
「いけなくはないけどな」
「だったら、見ててもいいだろ?」
「いや、見ててもって」
「見られてちゃ困るわけ?」
「困りはせえへんよ?せやけど、なんで?」
「なんで?そりゃ見ていたいからじゃないか」
「…なんか今日は変じゃないか?」
「変?」
「変。いつもはそんな事してないだろ?」
「うーん、言われてみれば…なんでだろう?おかしいなぁ」
マーティンは机から降りると腕組をして考え込んでいた。
「いや、そこまで真剣に考えこまれると、ちょっと微妙なんですけど」
うん、うん、うなりながら考え込むマーティンに
「マーティン、薬のんだ?さっき熱があるみいたいって
言っていたじゃない?」
サマンサがコーヒ片手に声をかけてきた。
「あ、そうだった。ありがとう、サマンサ」
くるりっと向きを返ると子犬のようにサムの方へ駆け寄る。
「大変ねぇ」
「なんつうか、神が与えたもうた恋の試練って感じっスかねぇ」
「がんばってねぇ」
「くじけそう」
それでも、幸せそうなダニーだった。
2006年11月08日(水)
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第5話『捜査官の人生』CopyCat
順調に同棲生活を送っているダニーとマーティンは
公私混同を嫌がるマーティン主導で日々の生活を楽しんでいた。
「え〜っと、こういう場合は」
ダニーはミーティング中にマーティンと筆談で
今日の予定を確認しあう。
(マーティン、今日はどないしようか?)
(そうだね、割と早く帰れそうな感じだから、
どこかで食事してから映画なんてどうかなぁ)
(おっし、そうしよう)
「僕とヴィヴィアンで聞き込みに行って来ますよ」
(レイトショーなんて学生時代ぶりだなぁ)
(俺はおまえと一緒やったら、なんでも楽しみやけどな)
(こう言うやりとりも学生の頃以来だから、なんだかドキドキするね)
「うんうん、そうやなっと」
語尾にハートマークでもつけそうなダニーは知らず知らずのうちに
顔がほころんでいた。
全く嘘のつけない性分というのも厄介である。
「おい、そこの二人、ちゃんと聞いてるのか?」
ダニー達のイチャイチャぶりを長年の捜査官として、
心理学をやってきた者として感じとったジャックは
二人に鋭い視線を投げるが、
「もちろん聞いてますよ、ボス、えーと…なんでしたっけ?」
「つか、もう帰ってもええですか?」
「おまえら…」
最近たるんできた頬をプルプルと震わせながら
ジャックが何か言おうとした時には、ヴィヴィアンにうながされて
席をたっていた。
「ボース、どうしたんですか?顔色が」
「サム、あの二人、何とかしてくれないか?」
「イヤです」
「ヴィ」
「嫌です」
恋する二人の暴走は、暫く誰にも止められそうには無かった。
ひとり項垂れるジャックの背中は少し丸くなっているようだった。
2007年01月25日(木)
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第6話「迷える子どもたち」Our Sons and Daughters
ブリーフィング終了後にヴィヴィアンに呼び止められた
ダニーは、最初、何を言っているのかわからなかった。
「だから、最近太ったんじゃないの?って」
「幸せだからって言ってるでしょ」
「あのね、ダニー。経験から言うけど幸せ太りってないのよ?
太るのはストレスがあるからなの」
「へぇ?でも幸せ太りって言うやないの」
「でもね、無いの。有り得ないのよ、医学的に。
その証拠にボスを見て見なさいよ、家庭が上手くいかなくなってから
あんなに太ったのよ?」
「確かに…」
オフィスの中をタポタポお腹を揺らしながら歩く上司の事を思い出した。
「でも、俺は上手くいってるもん」
「そうなの?マーティンに気を使ってるんじゃない?」
「無い、無いよ、何にもないですよ?何言っちゃってるのヴィヴィアンは。
はははは、おかしな事言う人ですよね」
「あからさまに動揺してるじゃないのよ」
嘘がつけないダニーの素直さにヴィヴの悪戯心が
「ホントの事言うと、上手くいってないんじゃないの?」
「そ、そ、そんな事ないですよ?」
「あら、マーティンは、こぼしてたわよ?」
「な、なんて言ってた?!前戯が長いとか?!しつこいとか?!
まさか早いとか?!男は俺が初めてじゃないとか?!」
「…そうなの?」
朝からオフィスで何を叫んでいるのか、と
皆が動きを止めてダニーを見入る。
「ダーニー−−−!!」
「あ。」
怒りを含んだ声に振り向くと、その声の主が
真っ赤な顔でヅカヅカと近付いて来る。
「ごめ、だって、ヴィヴィアンが」
持っていたファイルで思いっきり殴りつけると、マーティンは
「ヴィヴ、ダニーをからかっていいのは僕だけなんだからね!」
「はいはい」
首をすくめるとヴィヴィアンはダニーの肩を叩いて仕事に戻って行った。
2007年05月23日(水)
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第7話「夢の国アメリカ」A Tree Falls
ヒスパニック系の少年が行方不明になったせいで
不機嫌になるジャックにさらに追い討ちをかけるような
ダニーからの相談事はマーティンとの恋の相談だった。
「マーティンと仲直りする方法?知るか、そんな事」
「そう言わずに、教えてくださいよ〜、ボスゥ〜」
「だいたい仕事中だろ」
「そうですけど、気になって集中できないんですよ」
「それはお前が未熟者だからだろ」
「はぁ〜、そうですねぇ、俺、まだ若いっスから」
ダニーの一言でカチーンっと来たのか、ジャックは
「いいか?男は黙して語らずって言うのが格好いいんだ」
「語らないから奥さんとスレ違うんじゃないですか?」
「…う」
「ボスは暗いんですよ」
「そこが影が合っていいってサムは言ってたぞ?」
「あー、そーですねぇ、でも、その彼女に『何考えてるか
わからない』って捨てられたんじゃないですか」
「捨てられて無い!!もういい!仕事だ!」
ダニーは次ぎに相談する相手を誰にしようか、思案しながら
現場に向うのだった。
こんな捜査官で無事に見つかるのか、心配です(笑)
シーズン3始まってますが、お休み中に消えてしまった
「ダニーくんとマーティンくん」をやり直してますので
旧「ダニーくんとマーティンくん」と若干(いや、かなり)
話が違ってます、ご了承くださいm(__)m
いきあたりばったりで作ってるので(汗)
2007年05月24日(木)
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