読書記録

2021年09月27日(月) 銀のみち一条 / 玉岡 かおる

 上下 本。

 生野銀山一の坑夫たる雷太。
浅井医院の娘で東京帰りの咲耶子。
雷太の幼なじみで美貌の芸妓・芳野。
咲耶子の女中で後、雷太の妻となるひたむきな志真。
東京で咲耶子と恋に落ちた江藤。
6歳まで雷太と一緒に育った北村の咲耶子へのゆがんだ愛。

登場人物のいろいろな事情と立場とそれぞれの思いと。
強い男の真の優しさとか。

なかなかに読み応えがあった。


時が行き、世界が変わっても、男は男でありたいものだ。









 < 過去  INDEX  未来 >


fuu [MAIL]