読書記録

2019年06月11日(火) 遺訓 / 佐藤 賢一


 明治9年。沖田総司の甥で天然理心流の遣い手である芳次郎は、西郷隆盛の警護を命じられる。
大久保ら政府側との死闘を重ねるうち、人には力に勝る強さがあることを知る。
西郷共々最後のサムライたちを描いたもの。

 西郷が洋行帰りの大久保らと意見が合わず、野に下るというか鹿児島に私学校を作ったあたりからの物語。
歴史のことは大まかにしかしらないけれど、西郷らが東北の庄内藩と親しいのは知らなかった。
会津を含め、東北は苦い酒を飲まされたのだ。

昨年の大河ドラマ「西郷どん」を 超詳しくドラマ化したようなものか。





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