読書記録

2015年01月24日(土) 長い長い殺人            宮部 みゆき

 ある事件に関係する人たちの財布が次々に登場して、自分の持ち主である主人の物語を語っていく。

刑事の財布、強請屋の財布、少年の財布、探偵の財布、目撃者の財布、死者の財布、旧友の財布、証人の財布、部下の財布、犯人の財布、そしてエピローグに再び刑事の財布が登場する。

単に不倫カップルの交換保険金殺人と分からせておいて、途中に全然別の殺人事件(死者の財布の章)を絡ませたりしてなかなかに面白かった。
そして不倫カップルが犯人と思いきや、ある意味偏執狂の実行犯が突然登場して面食らってしまった。
それが作者のテクニックなのだろうけれど、意外な結末というか事件の真相は最後まで知らせないなんて、上手いなぁと感心した。














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