| 2014年04月15日(火) |
僕の死に方 金子 哲雄 |
エンディングダイアリー500日
流通ジャーナリストというメディア時代ならではの職業で、 「肺カルチノイド」という病気で41歳という若さで亡くなられた金子さんの本。 引きこまれるように一日で読み終えた。
私の死生観と重なる部分も多いので本文からいくつか自分への覚書として記す。
あと1年半の命のところ、苦しい治療を受ければ3か月延びるということなら、1年半のままで終わっていい。 最後までこうしてやりたいことをやり、妻とふたり、長いことおしゃべりして死んでいけるのがいい。 寿命が3か月延びる治療で苦しませるのは、本人のためになるのだろうか。家族が精一杯のことをやったと思えるだけのために、0.01%もない奇跡のために、国の医療費を無駄遣いするのは、自分の本意じゃない。
正直、自殺したい。 でも、もう、それもできない。 体がまったく動かない。 正直に言うと、今すぐ死にたい。この苦しみから解放されたい。誰かが死なせてくれるなら、喜んで死ぬという気持ちにもなる。
経験して初めてわかることがある。 もし皆さんの周りにがん患者がいたら、 「好きにしたらいいよ」 と温かく声をかけてほしい。 「がんばれ」 という言葉もつらい。
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