| 2013年04月10日(水) |
清冽 詩人茨木のり子の肖像 後藤 正治 |
清冽とは 水などが清らかに澄んで冷たいこと。また、そのさま。
これは 「婦人公論」に17回にわたって連載されたものを骨格としてまとめたもの。 そしてタイトルは作者が詩人茨木のり子に対して感じたイメージであろうか。
私は今でこそ 『つぶや句』 と称して 俳句とも川柳ともいえない駄作を楽しんでいるが、若い頃はかなり詩にあこがれていた。
人が宿す、奥深き思念の層へと届いてくる言葉−それが詩である。
と あとがきにもあったように詩は魂を揺さぶる言葉だと思っていた。 とは言っても 茨木のり子の詩を何一つ覚えてはいないのだ。 そしてこの本は詩集ではないので 茨木のり子の詩はあまり掲載されてはいない。 でも私の魂は汚れてしまったのだろうか…詩集を読みたいとは、さほど思わない。 ただ 川崎 洋 と同人を組んでいたことを知ったのは収穫だった。
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