雑記帖
ayu。



 

あの日の行く道で、半分寝ながら君は聞いたね。
ほんまはどう思ってんの?って。
ほとんど寝てたからあれは本心やろ?

そんなん、大事に決まってるやん。
ずっと君の事想いながら生きてきた。
忘れた日なんかなかった。
せやけど、あたしには、もぅ決まった人がいて、今さらどうにもできひん。
だから、あたしは言葉に詰まった。

大事やで。

そう言うた頃には君は眠ってて、仮に起きてたとしても君がかけた爆音のBGMと娘の音であたしの声はかき消されてた。
それくらい小さな声でしか言えなかった。
だから、きっと届いてない。

だってさ、今のあたしじゃ何を言うても説得力ないやん。
両方大事やなんてそんなん赦されん。

だから、言葉詰まった。
言えなかった。

多分、あれが最初で最後やんな。
一瞬見せた君の心の中。
泣きそうな声で、なぁ?、なぁ?って。

ほんまは応えたかったよ。
こんな未来があったなら、過去に戻れるのなら、君を待ってたよ。

君の存在があたしにとってどれだけ大きいか君は知らない。
知ったところで君は信じない。
あたしの心の中は君でいっぱいで、それはあの日も今も変わってない。

でも、あたしじゃ役不足やねん。
赦されるなら君の傍に居たいよ。
ずっと。
居たかったよ。
君から悪いもの全て奪いたかった。
君を護りたかった。
あたしが傍に居る事で君が安らげるのならいつまでも傍に居たかった。
君を導いてあげたかった。
普通の幸せ体験して欲しかった。
君が求めてた温かみ、あたしのできる精一杯で包んであげたかった。
でも、あたしじゃどうにもできひん。
君の闇を照らしてあげられない。
君の闇は深過ぎて。

Dearest聴きながらほんまにそうやなって思ったら涙出てきた。
今のあたしには背負うものもそれなりにあって、守らなきゃいけないものも沢山あって、だから、君だけを見たくても見れない。

時間が遅すぎた。
タイミング悪すぎた。
End Roll聴きながらまた泣いた。
もう戻れない。
あの頃は幸せだった。
楽しかった。
でも、今じゃない。
今は苦しいだけ。

あれから時間は過ぎて君の心があたしから離れて、もぅどうにもならなくなった。
それでもまだ引きずってるあたしは愚かだよね。
現実から逃げて、君にすがりついてた。
もぅ、失いたくなかった。
離れるの怖かった。
その結果が今の曖昧な立場。
聞くにも聞けない。

だって、お互い見えない事にしてるもんね。
きっと君も聞きたいんやろ?
あたしも聞きたい。

あたし達って何なん?って。

でも、それを言ってしまえば壊れる。
だから、怖くて聞けない。

ごめんね。
大人しく君だけを想って生きてたらよかったね。
拓海産んでたらまた違っただろうね。

もう、後悔しかない。
もう、取り戻せない。

元からこうなる事は見えてた。
いつか、君の心があたしから離れる事。
あたしは中途半端だから。

何もかも捨てて行こう!って思ったんよ。
それは本当。
それなりに覚悟はしてた。
けど、あと一歩が踏み出せなかった。
また捨てられるんちゃうやろか?って。
信じきれなかった。
捨てられてもいいって思ったよ。
けど、あたしも汚い大人になった。
やっぱり、経済的な事、将来の事、考えたら、行けない。
若かったら迷わず君を選んでた。
でも、もう、あたしも歳やから、危ない橋は渡れない。

今日も会いに行こうと思えば行けた。
けど、行かなかった。
これ以上、自分が汚れるの嫌だったから。
バレたら何で俺のとこ来んかってん?って責められるのわかってたから内緒。

多分、終わりは近い。
お互い本音でぶつかりたいって思わなくもない。
けど、君の心は固く閉ざされてる。
だから、無理。。

何の為に再会したんやろね。
傷つけ合う為?
神様、拓海、教えて。
あたしはどうしたらいいの?

頭パニってきた。
寝よう。

2016年08月04日(木)
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