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■ この世で一番嫌いな日
子供の頃は嬉しかったけどね。 今はもう、全然嬉しくもなんともない。 だって一歩一歩死に向かっていくんだから、それがめでたいなんて意味わからんわ。
旦那なんか笑うで。 今日、何日やったっけ?だって。 13年一緒にいたらそんなもんか。 思わず呟いちゃった。 そっか、何日かわからんか・・・って。 でも本人何も気づいてなかった。 ずっとおでんとかジャンクな夕飯しか作ってなかったし、あいつの好きな手羽中の塩焼きと炊き込みご飯作ったのに、食べてる途中で寝るし。 お願いやから食べてさっさと寝てよって怒鳴ってしまった。 手羽も残さはったし。 うん。美味しくなかったもんね。 ごめんね。
その後、フローズンティアドロップの最終巻読んで涙止まらんようなって夜中一人でえぐえぐ泣いてた。 あっち行きたいな。 うちの魂の輝きって何なんやろね? わからへん。 そもそもうちの魂なんて汚れて曇ってるよ。 綺麗にはなれない。 なりたいけど。
母親からもメール来た。 内容は他愛のない普通のお誕生日おめでとうメールやったけど、寒気がした。 やっぱり母親は苦手だ。 ここ数日の不安定やったからか、返信しかけた。
おめでとうって何? 私にとってはこの世で一番嫌いな日やけど?って。
産まれたくなんかなかったわ。 前に堕ろした、うちの兄貴か姉貴と変わったらよかってん。 もっと普通の家庭に産まれたかった。 こんな歪で呪われた家になんか産まれたくなかった。
2015年12月25日(金)
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