あるみさんのにっきをめざせ

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あるみさんのにっきを目指せ

//Last modified 21/02/14


 BLACK JACK マガジン

2005年04月18日(月) 


  などという、愉快な雑誌がでています。
  雑誌というか、色々な雑誌で発表された作品群の、再録誌です。
  なんかえらくまわりくどい言い方ですが、他になんて言えばいいんだか。あ、アンソロという言い方が有りますか。……つまり、そう言う本です。
  プロの作家による、BLACK JACK競作集。
  ………いきなりピンナップが、青池保子ですよ。くらくら。

  しかも、何事もなかったかのように、少佐と伯爵とジェイムズ君が。くらくら。BLACK JACK先生と共演です。
  ちゃんとエロイカを知らない人のために作品解説がついています。

  「NATO情報部員・エーベルバッハ少佐と大泥棒・エロイカとの痛快スパイアクションコメディ」
  ……間違っちゃいないけど、さぁ。

  「エーベルバッハ少佐・NATO情報部の万年少佐。冷徹さで『鉄のクラウス』の異名を持つ」
  ………ああ、そういえば冷徹だったんだっけ。 すっっっかり忘れていたわ。てか、万年少佐という言い方も忘れていたわ。まだソビエトが有った時代の愛称だった気がするわ…

  「ドリアン・レッド・グローリア伯爵・美しいものをこよくなく愛する怪盗、通称・エロイカ。少佐のことが好き」
  そーいえば、彼、ドリアン君だっけ。当時珍しい食べ物だったとはいえ、あまりといえばあまりの名前よねぇ……。美しいものが好きで少佐が好きだとまるで少佐が美しいもの…………って言ってたかしら、まだグラスファイバーが軍事機密だった時代。いや、それより、単刀直入に「男が好き」と何故言えないのだろう。雑誌的に問題が有るのかしらん。そんな些細なことを気にしているような雑誌じゃなさそうなんだけど。

  「ジェイムズ君・エロイカの経理係。極度のケチでお金が好き」
  これは、いっか。うん、あってる。うん。

  と、暴力的な解説がさすがでした。
  常々、少佐が出てくるたびに欄外に「NATO 北大西洋条約機構」とだけ説明をしてその用が全て済んだ、政治も国際情勢も関係ないもんねと言い切っているかのような解説に感動していたのですが、やっぱりというか、なんというか。
  お話自体は、おとなしいエロイカという感じで恐ろしい違和感というほどでもありませんでした。いや、青池さんのだけ読んだらびびったのかもしれませんが、他の掲載作がてんでばらばらに凄すぎて。

  そう、目当てはこの青池さんだったのですが、他のものもすごい。凄すぎて、一日に2作くらい読むのが限界です。
  永井豪と、たがみよしひさと田口雅之と立原あゆみと青池保子と秋野茉莉と大橋薫を一時に読めますかい。しかも同一であろう話でギャグでシリアスでホラーでは食あたりを起こします。
  そこをなんとか頑張って読んでもいいのですが、勿体ないような気がするではないですか。

  ブラックジャックはまだ、作家さんごとに共通項が無くもないのですが(さすがに花を背負ってしまうのはすごいや、と思うけど)ピノコがもう共通項が「ロリ」「リボンがついている」ってだけに成り果てているのが感慨深こうございました。

  第二集も、北見けんいち、高口里純などと食あたり起こしそうな面子で今から期待でくらくらします。全サをしてくれると言うことはないのですが、どんな品がいいのか見当もつきません。とりあえず救急セットとか。
  どうもセレクト作家さんには秋田書店でなおかつ有る程度のグレード作家さんという縛りがありそうなのでここはひとつプリンセスの隠れていない隠し球、細川智栄子とか、中山星香とか……………。後者はエクタール君とかとならまだ想像できなくもなくはなくもい気がしなくもないけど、前者が、なぁ……。
  ピノコ相手に「愛いやつ」とか言っちゃうのでしょうか。
  あ、眩暈が。


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