年末年始、倒れていて、本気でお年賀状がほとんど出せませんでした。 すみません。 昔、「年賀状に会えないだろうと判っていても『今年は会いたいね』って書くのは、優しい嘘なので好きだ」と友人に言って、嘘は嘘だろーそんなん嬉しくないぞと言われたことがあります。んでも、やっぱりその年賀状を書いている、ほんの数秒は嘘でない本当の気持ちだろうと思うので好きです。何がきっかけで会えるようになるか判りませんし。 と、年一回の年賀状交換だけの人を考えたりします。 清水義範さんの『謹賀新年』ではないけれど、一年に一度のやりとりなので会話が著しくかみ合いません。 「お久しぶり。お元気ですか」 「実は喘息です」 「あらら。お大事に」 「いや、もうとっくに大丈夫です」 これはまだかみ合っているほうですが、この会話を成立させるのに3-4年かかるのでそれなりに間抜けな事態になります。 ところで、どうしたわけか、今年の一般の方のお年賀状、殆どの人が 「はがれん、面白いね」 …………。 いきなり略称ですか。てか、それで私に通じると思ってるのか。通じてるけど。私、もう何年も一般な年賀状しか送ってないのに、どんな印象で私のことを思ってんだ。人間、なかなか受けた印象は修正しないのですね。などと、たった一言のコメントでしみじみしてしまいます。 そんなこんなで、交流を再開した友人がいます。……メール無精なので迷惑をかけまくりです。 数年会っていないのに、まったくブランクを感じ無くて面白いです。どこにきっかけが転がっているか判りません。 が、ブランクを感じないあまり、はがれんの話がその大部分。 もう少し、ブランクを感じた方がいいかもしれません、私。
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