 |
|
■■■
■■
■ 二つの王国「祭司の王国」「ダビデの王国」
換気扇掃除、たった今終了させました。
窓拭きは、先日雨戸の戸車交換と網戸の張替えを
したときに終了しています。
ご近所のサッシ屋さん（おじいさん）が、
椅子に上るのもよろついたり、
網戸のレールがどれか分からなかったりするもんで
ダイジョブかしらと心配しましたが、
お陰様で雨戸がするするーっと動くようになりました。
帰りがけ、何の話からか教会の話になり、
サッシ屋さんのお隣に以前住んでいらした
うちの教会の人の話になりました。ご主人はもう天国へ
行かれました。
ご家族ぐるみのお付き合いがあったようで
にこにこと話され懐かしそうでした。
さて、話は変わりますが、
今年気になったワードのひとつ「祭司の王国」。
川端光生先生の「三つのテーマで読む聖書
キリスト・神の国・契約」にこうありました。
「第３章神の国のアウトライン」
旧約聖書における神の国（P31〜３２より）
「さて、時が満ちて、主は「サタンの王国」の支配が浸透した地上に、「神の国」とその祝福を復興する計画を発動されました。それは一人の人を選び、その人から一つの民族「神の民」を創り出し、その民を通して神の国を世界に広げるという計画です。そうして主に選ばれたのがアブラ（ハ）ムでした。主は、アブラハムと永遠の契約を結び、アブラハムとその子孫イスラエル民族を無条件に祝福して、神の国の祝福を全世界に及ぼそうとされたのです。このように神の国の回復と完成は、主とアブラハムの間に結ばれた契約から始まったのです。（創世記12章）
実は、聖書を内容的に二つに分けるとするなら、旧約聖書と新約聖書とするよりも、アブラハム契約以前とアブラハム契約以後に分ける方が理にかなっています。創世記12章から、「神の国」を回復する永遠の計画が始まるからです。キリストもアブラハムの子孫として、アブラハム契約の延長線上に登場されます。そして、アブラハム契約は黙示録の時代まで続くのです。
主は、アブラハムの子孫イスラエルを通して、神の国のひな型をこの地上に創り出されました。次いで、モーセの時代に、イスラエルは出エジプトして、シナイ山で主と契約を結び、「聖なる民」「祭司の王国」となります。「祭司による神の国」です。それは、イスラエルが諸国民に対し、神の国の祭司としての務めを担ったということです。そしてモーセの後継者ヨシュアが、イスラエルの民を、アブラハム契約で約束された土地に連れて行きます。そこは三大大陸の要となる土地であり、主はそこから神の国の祝福が諸国に広がっていくように計画なさいました。やがてその地に、ダビデが「ダビデ王国（イスラエル統一王国）」を建てます。ダビデ王国は「王権による神の国」でした。
このようにイスラエルの歴史には、二種類の「王国」が現れましたが、これらは、キリストによってもたらされる神の国のひな型だったのです。つまり、モーセの「祭司の王国」はキリストの初臨の時に実現し、そして「ダビデ王国（王権による神の国）」はキリストの再臨の時に完成されるのです。現在は、大祭司キリストによる神の国が到来しており、そして将来は、王なるキリストによる神の国が到来します。（へブル４：１４，８：１，９：１１〜１２，マタイ２８：２３〜、黙示１７：１６←１４の間違い？）。
神様が、アブラハムの子孫イスラエルを通して
「神の国のひな型」をこの地上に創り出された。
二つの王国。
それはイエス様による「神の国」を指さすものだ、
というのが、なるほどと思いました。
「祭司の王国（祭司による神の国）」は、イエス様の
差し出された本物のいけにえ、十字架の死によって
私たちの罪がただの一度で完全に贖われました。
「しかし、キリストは、すでに成就したすばらしい事柄の大祭司として来られ、手で造った物でない、言い替えれば、この造られた物とは違った、さらに偉大な、さらに完全な幕屋を通り、
また、やぎと子牛との血によって、ただの一度、まことの聖所にはいり、永遠の贖いを成し遂げられたのです。
もし、やぎと雄牛の血、また雌牛の灰を汚れた人々に注ぎかけると、それが聖めの働きをして肉体をきよいものにするとすれば、
まして、キリストが傷のないご自身を、とこしえの御霊によって、神におささげになったその血は、どんなにか私たちの良心をきよめて死んだ行いから離れさせ、生ける神に仕える者とすることでしょう。」（へブル９：１１〜１４）
このことはすでに歴史の中で実現しました。
キリストの初臨（クリスマスにイエス様がこの世に
来られたこと）によって。
諸国の民の中にあって、イスラエルが「聖い国民」
「祭司の王国」とされました。神の宝として。
（モーセ契約 出エジプト記１９章）
祭司は聖くなければならない。
神の声に聞き従い、契約を守るなら。とあります。
でもイスラエルは守れなかった。
なのに神様は守れない民を見捨てずに、この十字架を
成し遂げてくださいました。まことの大祭司イエス様に
よって。
へブル書の「古い契約」は旧約の契約すべてを
指すのではなく「モーセ契約」のうちの
「祝福とのろいの契約」のことだ、と川端先生は
言われます。
旧約の他の契約は過ぎ去ってはいない。
そして、教会もまた「選ばれた種族」「王である祭司」
「聖なる国民」「神の所有とされた民」です。と
�汽撻謄蹌押В垢砲△蠅泙后�
またエペソ２章を読めば、異邦人である私たちも、
キリストの血によって「隔ての壁を打ち壊され」
「二つのものが一つとなった」ことが分かります。
そして、これからキリストの再臨のときには
「ダビデの王国」がひな型として指さしていた
「キリストが王となり王座に着かれる神の国」
が来ます。
それは
「狼と小羊は共に草をはみ、
獅子は牛のように、わらを食べ、
蛇は、ちりを食べ物とし、
わたしの聖なる山のどこにおいても、
そこなわれることなく、
滅ぼされることもない。」
（イザヤ６５：２５）
そういう世界になります。
「見よ。その日が来る。
かまどのように燃えながら。
その日、すべて高ぶる者、
すべて悪を行なう者は、わらとなる。
来ようとしているその日は、彼らを焼き尽くし、
根も枝も残さない。
ー万軍の主は仰せられる。ー
しかし、わたしの名を恐れるあなたがたには、
義の太陽が上り、
その翼には癒しがある。
あなたがたは外に出て、
牛舎の子牛のようにはね回る。
あなたがたはまた、悪者どもを踏みつける。
彼らは、わたしが事を行う日に、
あなたがたの足の下で灰となるからだ。
ー万軍の主は仰せられる。
あなたがたは、
わたしのしもべモーセの律法を記憶せよ。
それはホレブで、イスラエル全体のために、
わたしが彼に命じたおきてと定めである。
見よ。わたしは、
主の大いなる恐ろしい日が来る前に、
預言者エリヤをあなたがたに遣わす。
彼は、父の心を子に向けさせ、
子の心を父に向けさせる。
それは、わたしが来て、
のろいでこの地を滅ぼさないためだ。」
（マラキ４：６）
そうかぁ
預言者エリヤはバプテスマのヨハネでもあるけれど
黙示録１１章に出て来る「ふたりの証人」にもつながる
のではないでしょうか。
いよいよ世の終わりが近づくときに、預言する人たち。
のろいで滅びないように預言する人たち。
「キリストが王様」
キリストが王となることを拒絶しないように。
自分が王となることを止め、キリストを王とする。
まもなく来ようとしている「キリストの王国」の
国民となるように
すでに「本物の大祭司」の務めがなされたことを
諸国の民に告げる「祭司の王国」「聖なる国民」
と思いつくままに書いていますが、皆繋がっています。
2023年12月29日(金)
|
|
|
