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■ 並行しているとの根拠
「主イエスよ、きたりませ」鈴木英昭著を
黙示録とともに読み進めています。
第2幕(4:1〜8:1)
「教会の苦難」(7つの封印による苦難の黙示)
を読み終えました。
今日は
第3幕(8:2〜11:18)
「世界への警告」(7つのラッパによる苦難の予告)
を読み始めました。
昨日も書きました通り、動画でよく見る先生方の
タイムラインでは一直線上に黙示録1〜22章を
見ていくので、とても長く、
空中再臨と地上再臨と、2回の再臨がある話に
なってしまい、また新天新地の前に
地上の千年(文字通りに解釈)の王国を考えて
おられますから、長〜い話になっていました。
今読んでいる本では、昨日書きました通り、
らせん階段状に、8つの幕が並行して起きている
と読みます。
今日読んだところには、その根拠が書かれていました
ので、書き出してみます。
以下本からの引用です。(P112〜115より)
7つの封印のうちの第1〜第6まで(第6章)は、おおよそ次のようなものでした。 第一の白い馬と騎手は、勝利の上にも勝利を得ようと出かけました。 第二の赤い馬と騎手は、人々が互いに殺し合い、地上から平和を奪うことを許されました。 第三の黒い馬と騎手は飢餓をもたらすために出て来ました。 第四の青白い馬と騎手は、死であって、それに黄泉が従い、つるぎ、飢餓、疫病により地の4分の1が支配されました。 第五の封印が解かれると、殉教者の魂が神の主権と正義が行使されるよう求める声が聞かれました。 第六の封印が解かれると、太陽は黒くなり、月は赤くなり、星が落ち、大地震があり、最後の審判の様子が現れました。 第七の封印が解かれてから7人の御使いと7つのラッパが出現し、8章には第一から第四のラッパが吹き鳴らされます。第一では血の混じった雹と火により、地の3分の1と木の3分の1とすべての青草とが焼けました。第二のラッパの後、海とその生き物と舟の3分の1が破壊されました。第三のラッパが鳴ると、燃える大きな星が水源に落ち、水の3分の1がにがくなり、第四のラッパが慣らされると、太陽と月と星の3分の1が打たれ、その明るさの3分の1が失われました。
封印とラッパの関係
第六の封印で、太陽が暗くなり、月が赤くなったのに、第四のラッパでは太陽も月もその3分の1は暗くなりますから、封印とラッパに続くそれぞれの状況は、時間的な順序ではないことが分かります。六つの封印が解かれて明らかになった内容は、信者も含めて、全世界に対して加えられる苦しみで、最後の審判でクライマックスに至ります。七つのラッパの場合はそうではありません。第五から第七のラッパになるにしたがって、いっそうはっきりしてくるように(9:4,9:20〜21,11:18)、これらの災いは不信者の世界に加えられるものです。特に、第六の封印が解かれて、不信者に下される最後の審判は、第七のラッパによって始まる「地を滅ぼす者どもを滅ぼして下さる時がきました。」(11:18)という最後の審判に似ていますが、2度も最後の審判はないので、これらの出来事は並行して起こりながら、描写としては、それぞれ第二幕と第三幕のなかで一連のこととして述べられています。 8章から11章に記されていることは、キリストの再臨から最後の審判までの間に起こる出来事だと考える人々がいます。しかし、福音書に記されていることからそうではなさそうです。終末の前兆について、弟子たちに問われた主イエスは、「その時に起こる患難の後、たちまち日は暗くなり、月はその光を放つことをやめ、星は空から落ち、天体は揺り動かされるであろう」(マタイ24:29)と語られ、続いて「そのとき、人の子のしるしが天に現れるであろう。またそのとき、地のすべての民族は嘆き、そして力と大いなる栄光をもって、人の子が雲に乗って来るのを、人々は見るであろう」(同30)と一息で語っておられます。すなわち、患難があり、続いて主の再臨があります。そのため終末に対する信仰の心得が譬えで多く語られ、「人の子が栄光の中にすべての御使いたちを従えて来るとき、彼はその栄光の座につくであろう。そして、すべての国民をその前に集め、羊飼いが羊とやぎを分けるように・・・」(同25:31)とあるように、再臨の後に、ただちに最後の審判のことが語られます。つまり、再臨から最後の審判までの間に時間的ギャップはなく、七つのラッパの出来事(8〜11章)は、主の再臨以前に起こります。
マタイの福音書24章で、主イエス様の言われたことも
ここに貼っておきます。
書くのは大変なので、リンクします。
→ マタイ24章(新改訳)
2023年08月08日(火)
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