 |
|
■■■
■■
■ エステル記８〜１０章
エステル記を読み終えました。
ユダヤ人絶滅の危機が、大どんでん返しとなり
ハマンは自分の掘った穴に落ち込み
ユダヤ人を殺そうとする敵たちが滅ぼされていきます。
明石先生の解説では、「罪の法則」と、「御霊の法則」
とに重ねて話されていました。
ハマンはエサウの子孫であり、アガグの子孫でした。
これを聖書の「肉」と重ねます。
（肉＝私たちの自己中心的な罪深い性質）
かつて神様がサムエルを通して、サウル王に
アマレク人を打ち、すべてを聖絶するよう命じました。
けれど、サウル王はアマレク人の王アガグを
生けどりにし、それに、肥えた羊や牛の最も良いもの、
子羊とすべての良いものを惜しみ、これを聖絶するのを
好まず、ただ、つまらないもの、値打ちのないものだけ
を聖絶した。
と�汽汽爛┘覽�１５章に記されていました。
その「肉」を惜しんで残しておいたために、
今回の大危機が起こったのです。
「もし、肉に従って生きるなら、あなたがたは
死ぬのです。しかし、もし御霊によって、
からだの行いを殺すなら、あなたがたは生きるです。」
（ローマ８：１３）
エステルとモルデカイはこのあと、徹底的に敵を
滅ぼしていきます。
そんなに？と思うほどですが、サウル王の二の舞に
ならないためです。
ハマンが死んだあとも、戦って敵を滅ぼしていきます。
クリスチャンたちもまた、信じ救われたあとにも
霊の戦いがあります。
信じた後にも尚、肉が戦いを挑んできます。
ローマ書でパウロは「殺す」と言いました。
しかも「殺し続ける」と言う意味です。
単に抑えるとか、コントロールとかではなく
物騒な表現ですが、「殺す」「殺し続ける」です。
これは自分自身の力ではできません。
自分でやろうとすると「自分の義」が座ります。
できない自己中心的な自分であることを
そのまま神様の前に申し上げて
「キリストの十字架」を見上げ続ける。
そして、自分の力でではなく、
クリスチャンのうちにすでに住んでくださって
いる聖霊なる神様に自分を明け渡し、
聖霊の助けを祈り求めながら生きていく。
一度きりのことではなく、
日々
「自分たちの敵を除いて休みを得た日」
（エステル９：２２）
世の終わりの時にイエス様が完全に敵を滅ぼし
休みを得るときまでは。
2023年03月22日(水)
|
|
|
