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■ 真夜中の「西部警察」(前編)
2004年06月08日(火)
夜中に何気なくスカパーをつけたら、何と「西部警察」が再放送されていました!シリーズPART2の第6話「あいつは予言者」、テーマ音楽が変わったシリーズですが、大門刑事(渡徹也)が乗る改造車(?)はまだ黒色地に金色の線の塗装で知られるスカイラインでした。 この黒いスカイラインは「MACHINE X」と呼ばれ、PART1の第45話で大門軍団が強盗団の高性能車メルシークーガーに手を焼いていた時、既にこの車を制作させていた木暮捜査課長(石原裕次郎)が完成を急がせて大門に贈った、軍団初の特殊車輌です。2ドアハードトップを基に警視庁科学技術研究所が技術の粋を結集して制作した車で、様々な機能を有しており、以後金色の「SUPER Z」が登場するまで活躍しました。
この「西部警察」の特殊車両については色々書きたいことがあるのですが、それはまたいずれ書くとして、久々に見た「西部警察」は、今回見た1話だけを取っても、とてもツッコミどころ満載でした!
僕が見たのは途中からだったのですが、まずは若き北条刑事(ジョー)が公園で恋人と何やら口論となっているシーン、何とこの2人のやりとりを、シブいサングラスをかけた木暮捜査課長(石原裕次郎)が滑り台の影から見守っていたのです!部下であるジョーのことを心配してのこととはいえ、わざわざ捜査課長が直々に公園に出向くか?普通……。その後ジョーは一言二言言ってその場を立ち去りますが、木暮はその恋人とすれ違う際に「お嬢さん」とシブく声をかけ、裕ちゃん独特の眩しそうに目を細める表情でさらにシブく決め、「さっきの男は顔見知りなんだが……」と言ったあと、何と人差し指を振って「チッチッチッ」という仕草をしながら、「女性に冷たい男は、どうかと思うよ?」と言ったのです!キザすぎる!そして意味が分からねえ〜!是非ともその発言の真意を、文書でいいので説明して欲しいものです。しかも木暮はそのジョーの恋人に「怪しいおじさん」と思われたのか、冷たく「失礼します」とあしらわれてしまいました。このシーン必要あるのか?しかもその恋人役の女優……もろ棒読み!中学校演劇でももっとマシな演技をするぞ!
さらにそのジョーの恋人が、実は麻薬の密売組織のスパイだったことがわかるのですが、実は彼女の父親が人質になっており、仕方なく恋人のジョーから聞いた捜査情報を組織に流していたのです。ジョー!捜査情報を外部の者に喋るなよ……。守秘義務ってもんがあるだろう守秘義務ってもんが……。そして怒ったジョーが恋人を激しく責め(自業自得でしょう)、組織のボスの所へ案内させるのですが、そのボスのいるビルからかなり離れた場所に車を停めて身を潜めていたのですが、ビルの1階、2階、3階にいた見張りに同時にいとも簡単に発見され、いきなり銃撃を受けます!ジョー!簡単に見つかりすぎ!そして見張り!いくら何でもビルの窓から人目もはばからず撃つか?距離も離れているし、当たるわけないだろ……。一般市民に通報されて別件逮捕確実やん……。
(予想以上に長くなってしまったので明日に続く)
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