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■ 琢磨、日本人初のフロントロー!
2004年05月29日(土)
F1第7戦ヨーロッパグランプリがドイツのニュルブルクリンクで開幕していますが、今日の予選で佐藤琢磨(BAR・ホンダ)が日本人最高位のフロントローを獲得しました!BARは昨日のフリー走行でもテストドライバーのアンソニー・デビッドソンがトップタイムをマークするなど好調で、今日午前中のフリー走行ではジェンソン・バトンがトップタイム、佐藤も3番手のタイムを叩き出していました。
そして迎えた1回目の予選、2回目の予選での出走順を決めるこのセッションで佐藤はミハエル・シューマッハ(フェラーリ)を抑え堂々のトップタイム、そして明日の決勝でのスターティンググリッドを決める2回目の予選では、一足先にアタックしたシューマッハのタイムを目標にしんがりでコースイン。果敢な攻めをみせましたが、1分28秒986で0秒635届きませんでした。それでも自身が第5戦スペイングランプリで得た3番グリッドを上回り、日本人初のフロントローをゲット。初表彰台がみえてきました!
ヤルノ・トゥルーリ(ルノー)が8人目のアタックで3番手、キミ・ライコネン(マクラーレン・メルセデス)もメルセデスのホームで4番手と奮闘。ジェンソン・バトン(BAR・ホンダ)、フェルナンド・アロンソ(ルノー)が第3列に並びました。以下、ルーベンス・バリチェロ(フェラーリ)、ファン・パブロー・モントヤ(ウィリアムズ・BMW)、ラルフ・シューマッハー(ウィリアムズ・BMW)の順です。
明日の決勝では、琢磨はグリッド偶数列、つまりグリップの悪い路面からのスタートとなります。しかも後ろには加速力の優れているルノーのトゥルーリ。何とか琢磨の伝家の宝刀「ロケットスタート」でルノーを抑えつつ、1コーナーまでに王者シューマッハに並んで欲しいと思っています。明日の決勝、今からとても興奮します!
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