Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 F1サンマリノグランプリ決勝
2004年04月25日(日)

 やはり、熱狂的なフェラーリファン、ティフォシの集まるフェラーリの地元サンマリノでは、シューマッハの強さが光りましたね。レーススタート後前半は、ポールポジションのジェンソン・バトン(BAR・ホンダ)がトップを守ったまま周回を重ねましたが、2位シューマッハとの差が見る見る縮まり、最初のピットストップでシューマッハが首位を奪取、その後はどんどん後続との差を広げて最後までトップを譲ることはありませんでした。しかしバトンは自己最高位、チームとしても最高位の2位表彰台を獲得するという快挙を成し遂げました。

 日本期待の佐藤琢磨は、スタートで素晴らしいダッシュを見せて7番手スタートから一気に4位まで順位を上げましたが、スタート直後からギアボックスにトラブルを抱えておりペースが上がらず、終盤は8位走行中、残り周回わずか5周という場面でエンジンから煙が拭き15位完走扱いという結果に終わってしまいました。7位走行中、残り周回3周でリタイヤとなったマレーシアグランプリのような光景でした。

 しかし、バトンの2位という結果を見てもBAR・ホンダのマシンが速いマシンであることは実証済みです。琢磨にも今後必ずチャンスが訪れることでしょう。今シーズンはコンストラクターズ争いでも、BARの2強入りの可能性が出てきました。琢磨の表彰台も決して夢ではないでしょう。今回の悔しさをバネに、今後も引き続き頑張って欲しいものです。今回の琢磨、ミスもなく頑張りました。


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