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■ F1サンマリノグランプリ予選
2004年04月24日(土)
今日はF1第4戦サンマリノグランプリの予選がイモラサーキットで行われました。イモラは10年前にアイルトン・セナとローランド・ラッツェンバーガーが命を落としたサーキットで、今年はその10周年、メモリアルレースとして開催されます。その明日の決勝でのスターティンググリッドを決める最終予選で、好調BAR・ホンダのジェンソン・バトンが自身初、チーム初、ホンダとしては12年前にセナが記録して以来のポールポジションを獲得しました。これで今シーズン開幕3戦連続でポールポジションを獲得してきたミハエル・シューマッハ(フェラーリ)に待ったをかけることになりました。シューマッハはバトンのタイムを見て限界まで攻め込んだアタックを見せセクション中盤まではバトンを大きく上回るタイムを出しましたが、終盤ミスをして2番手に留まりました。
シューマッハのアタックを見る限り、コンスタンスに周回するレースではフェラーリの方が圧倒的に有利、バトンの優勝の可能性は微妙なものであるといわざるを得ませんが、とにかく一番先頭からスタートを切ると言うことはこの上ないアドバンテージです。決勝では何とかスタートでシューマッハを抑えて面白いレースを見せて欲しいものです。
またバトンと同じマシンに乗る佐藤琢磨は7番手からのスタート。バトンのポールポジションから比べるとやや物足りない結果ではありましたが、琢磨には「ロケットスタート」という伝家の宝刀がありますからね、スタートで一気に前に出て先頭集団に食らいついていってもらいたいものです。そしてできればBAR・ホンダのダブル表彰台を見てみたいですね。明日の決勝、大いに期待できそうです。
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