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2005年08月14日(日) そば登山。

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<今日のニャン様>



も、戻りてえニャ…




syggです。どうも。











おそばが大好き。

そばと言えば、食べ続ける事によって数々の健康的効果が期待されるヘルシー食材。

血液もサラサラしまくるってもんです。


先日より、「蕎麦一週間生活」という、何とも脳が可哀想な感じになってるような企画

続けていた某氏の最終そば祭りという事で、お友達と前々から行ってみたかった

すげえ蕎麦屋に行ってきましたよ。



埼玉県は久喜市。池袋から電車でゆられて40分程度。

久喜の駅から更にダラダラ30分くらいかけて歩いて到着しました。


  「奥会津」 埼玉県久喜市北青柳86−1








お店の直前にて突如現れたこの案内看板。

右の看板についてはもう意味がわかりません。

これがこの店独自のユーモアというものなのでしょうか。なんかすごい投げやり感。

到底俺には理解できませんでした。ごめんなさいね、ユーモアセンスが無くて。








店構え。

なんかえらい派手は様相を呈しています。すごくガッカリな感じのお祭りみたいな絵面ですね。








石のカエルが「いつもありがとう」と感謝の弁。

よく見るとそこらじゅうに感謝の言葉が掲げられています。

いやあ、俺らなんて新参者ですから。感謝なんかされると照れるなあ。


何故か足尾銅山の鉱石が展示されていたり、外にある待合所にはぶっこわれてもはや機能

しなくなったケンダマやマラカス等のオモチャが置いてありました。

うん。退屈しない。ある意味。



店内はお盆だというのにお客が大挙として押し寄せていて、超満員状態。

酷暑の中外で待ち続け10分弱。ようやく店内に入れたと思ったら、また店内でも10分程度

待ち続けるはめに。まったく。世間は暇人ばっかりか。


席に着いて、水をコップ5杯くらい飲んだりしていると、早速本日の主役が到着。














・・・・・。



なにこのモリゾー。






天高く積み上げられたその盛りそばはまさにチョモランマ。雲とかがずっと下に見える。

それは人を寄せ付けない、難攻不落の聖なる山。ぶっちゃけ引いた。







標高はわりばしをも超える










ちなみにこの日そば生活のファイナルを迎える某氏がこのモリゾー担当。

奥の女性には、ひやむぎを頼んだはずがなんか細いうどんが出てきた。

どうやらこの店では「ひやむぎ=細うどん」という図式が成立するらしい。

「うどんキライなのに…」と嘆く彼女。この勝手な定説はあんまりだ。

俺はカレーそばとかきあげ(概ねA4サイズ)を注文。

かきあげが奥の女性のところについてきたり、かなりいいかげんな感じ。

っていうか、普通盛りでこの量はありえない。ころす気か。


そんな感じでウダウダと写真を撮っていると、信じられない現象が!







そば、自然崩落





時間にして1分程度か。自重でひとりでに崩落してしまった。

この超大盛りそばがこの形を保っていられる時間は、キン肉マンがニンニクを食べて巨大化

していられる時間よりも少ない。とんだ屁のつっぱりだ。

この光景を目の当たりにした某氏は

 「もう少し考えて盛れ」

 「限度というものを知れ」


と、かなり的を射た指摘発言を繰り広げてました。

そうだよなあ。これからコレを喰うんだもんなあ。大変だー。(他人事)



やがてそれぞれの獲物と格闘すべく、徐々に無口になっていく一同。

店内は満員の大繁盛。外を見ると、また物好き達が暑い中席が空くのを待っている。

後ろから前から色んな意味でのプレッシャーをかけられながら、目の前の敵と直面する。

ふと見ると、そこらじゅうでそばやうどんのタワーが乱立している。一体この狭い空間で

どれだけのフードファイトが繰り広げられているのだろう。

平和な時代。飽食の時代。人々は食べ物に闘いを見いだしたいのかもしれない。

ほんと平和だ、日本は。申し訳なくなってくる。



遂に限界がやってきたようだ。敵はあまりにも強大だった。

しかしよくやった。もう十分だ。立つな。もう休め。





これだけ食べました




そもそもこの蕎麦。

多くは語りませんが、なんというか、流水麺がごちそうに感じるほどのシロモノ。

まあこれで値段が650円ですから、値段相応と考えれば納得か。

ともかくここでギブアップした某氏。大丈夫。闘いには負けたけど、きっと勝負には勝った筈。



俺のカレーそばもすごかった。

そもそもデフォルトの量がありえない。カレーはおいしかったけど、あまりにもとろみが

つきすぎていて、そばを箸で持ち上げるとカレーの重さでそばがブチブチ切れる。

これは何という食べ物なんだろう。


A4サイズかきあげも、手でちぎっては食べ、ちぎっては食べという姿を客観的に見て、

これは絶対ピザだと錯覚するほど。絶対あたまおかしい。






結局これが





ここまで減ったところでギブアップ





偽ひやむぎを出された女性に関しては、もううどんという時点でありえないし、量もハンパない

ので当然1/4くらいでギブアップ。負け犬集団と呼ぶなら呼んで頂きたい。

「山を舐めるな!」と怒られても仕方ないです。現に舐めてました。

っていうか、あのメニュー自体、そばを舐めてると思う。



ちなみに近くに座っていた男性。大盛りそば&A4サイズかきあげをたいらげていた。

おかしいよ。胃とか。あたまとか。

彼はきっと、普段「無尽蔵」とかいうあだ名をつけられているに違いない。

決して腎臓が無い人という意味ではない。




かなりゲンナリした感じで帰りも酷暑の中、久喜駅まで歩く。いや、暑さよりも胃の内容物が

破裂しそうな感じなのがつらい。

せめてもう少しおいしければなあ…。


話のネタにはなりますよ。物好きな方は是非。

ちなみに営業時間は11:00〜15:00と短いので注意されたし。

俺はもういきません





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書いてる人:しぐ

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