振り返る11
2019年3月のこと

知り合いの司法書士さんが実家に来た。
司法書士さんは、妹の遺産相続の確認をした。
私は何もいらない放棄すると伝えたら
相続権があるのは父だけだった。
無知で恥ずかしい。

父が相続しないと整理が進まない。
マンションの解約とセコムの解約が残った。
セコムと書いているがアルソックだったかもしれない。
とにかくセキュリティ会社だ。

父があまりにも妹の死を隠そうとするのが移ってしまい
私はセキュリティ会社に妹になりすまして電話した。
解約はできなかった。
正直に話すと、セキュリティ契約は相続の対象となることがわかった。
まず、父が相続して、契約者名義を変更、それからの解約だった。

妹の部屋の押し入れに古いパソコンがあった。
それにiPadもあった。
ネットの契約も解約した。
パソコンは物理的に破壊した。
ハードディスクをドカンとぶっ壊した。
iPadの初期化は夫がしてくれた。
これもロックがかかっていたが、回避して初期化した。
初期化する前にクラウドに残ったデータを見た。
百貨店からのDMや、スーパーの宅配サービスの履歴があった。
悲しかったし腹がたった。
私は妹の死から1年以上怒りが収まらなかった。

父がマンションの解約を自分では絶対にしないと言った。
事情を説明したがらなかった。
迷惑をかけてすみませんと言わなければいけないが
絶対に父は言わない。

司法書士さんにマンション解約の通達と信用調査をお願いした。
信用調査は、万が一妹が借金してるかもしれない
キャッシングしてるかもしれない
その確認だった。


2021年06月11日(金)

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