眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・バイバイ、ハックルベリー:一穂ミチ

ボーイズ小説・バイバイ、ハックルベリー(ディアプラス文庫)一穂ミチ

大学に入ったばかりの受は、同じく新入生攻から人違いで呼び止められる。それが切っ掛けで親しくなり同じサークルに入り親友になったが、人違いされた相手が気になって…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。作家買い。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は大学生。新入生。攻と同じオセロサークルに入る。両親の仲が良い。一人っ子。明るく誰とでも友達になれる。対人スキルが高い。大雑把。平凡な顔立ち。物怖じしない。
攻は受と同じ大学の同級生。離島出身。一人っ子。情よりは理や知が先に立っている顔立ち。利発そうなお坊ちゃん。優等生然とした雰囲気とやわらかい健やかさが綺麗に解け合っている。気配り。面倒見が良い。しっかりしている。眼鏡。
等身大の男の子二人の恋愛物だった。受は大学入って直ぐに人違いで声をかけてきた攻と知り合い友達になるにつれ、誰と間違われたのかが気になる。雑誌掲載分は受が誰と間違われたのか突き止める話。
正直、正体が分かった時は或る意味斬新ではあるが、有りなの? と思わないでもなかった。この正体で、受が突き止める過程で誰かが怪我したり喧嘩でも起こったら萎えたかもしれない。
受は夏休みに攻の実家がある島に遊びに行くんだけれど、その島の描写が良かった。この作家さんは割と作品に出てくる場所をリアルに想像させてくれるのだけれど、これも夏の海を脳裏に思い出すことが出来た。
書き下ろしは付き合い始めた後で初Hするまで。Hするほど本当に好きなのか。みたいなのですれ違っている。
キャラが全体的に爽やかで清々しい気持ちで読めた。事件らしい事件は無いので地味な作品だとは思う。
Hは最後に。
次も地雷で無い限り買う予定。
学生物。夏休み。離島。同じ大学の同級生カプ。眼鏡攻。青春。


2013年04月13日(土)
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