眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・追憶の残り香:松雪奈々
庭の老梅に蕾が付いた。
今年は多い目の18個。去年は3つくらいでもうこの木も駄目かな? と思っていたので嬉しい。後は鳥がつつかずに花が開いてくれたら。
去年蕾がついた後、1つ2つと減っていきがっかりしていたが、最後の蕾が開きそうな時期、リビングの窓越しに老梅の木を見ていると、鳥が枝に止まり最後の蕾を突っついて落としたのを見ながら「せめて食ってくれ!!!!」(鳥が生きるために最後の蕾を食べたのなら納得できる)と心の中で叫んだのを思い出す。
ボーイズ小説・追憶の残り香(リンクスノベル)松雪奈々
医者攻は久しぶりに行ったゲイバーで高校時代の友人で片思いの相手だった受と再会する。ノンケだからと諦めた受がゲイだと知った攻はベッドに誘い…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。雑誌の時に気になったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は商社のコンサルティング部の営業。亡父は政治家。派手ではないが整った顔立ち。おとなしく気弱そうな目元。気弱さと繊細さを内在させた眉。濡れたような瞳。華奢な身体。やわらかそうな髪。
攻は消化器外科医。3年目。実家は資産家。精悍な眉。高い鼻梁。身体つきが逞しく端整な顔立ち。ゲイ。男女にもてる。
9年ぶりに受と再会しノンケだから諦めたのに男OKならHしてやるーと受父の職業を盾に脅して無理矢理やっていたが…みたいな流れ。
仕事が出来る優秀で強引攻な設定だけれど、どこか抜けているというかボンボン気質があるというか。一応書かれていたが、いくらなんでも参議院議員が亡くなった事を知らないままなのはどうなのか。職場で話題になったり、息子の同級生の父親という事で攻の両親から話題が出たりはしなかったんだろうか。
誤解自体もあっさりしすぎる物なので、それを勘違いしていた攻はヘタレにみえる。
書き下ろし部分の最初の攻の部屋で二人で過ごすシーンが好き。多分黙って見つめているだけで相手の愛情が分かる。みたいな描写が好きなんだと思う。
後半受は同僚にストーカーまがいなことをされている。会社の上司がちゃんと話を聞いてくれたみたいな事を受が考えていたが、亡くなったとはいえ衆議院議員の父親を持つ社員を早々無下にはしないんじゃないだろうか。と思わないでもない。
付き合った後はほのぼのとした微笑ましいカプだった。
Hはそれなり。強引に抱いた最初から受は初めてなのによく感じていた。
次も設定次第。
社会人物。再会物。高校時代の同級生カプ。医者攻。攻視点。ゲイバー。
2013年01月17日(木)
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