眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・同い年の弟:菱沢九月
ボーイズ小説・同い年の弟(キャラノベル)菱沢九月
小学校の時両親の再婚で同じ年の義理の兄弟になった受と攻。体の弱い兄受とスポーツ万能で明るい攻は二人だけの秘密を共有していて…。
好きな作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。悪くない寄り。
受は大学生。12歳の時母親の再婚で攻と義理の兄弟になる。実父は商業カメラマン。事故で死亡した。170センチ弱。小児ぜんそくを患い体が弱かった。思い切り走れず攻に憧れる。女性めいた顔立ち。写真が趣味。すっと伸びた白い花。可愛い系。
攻は大学生。12歳の時に父親の再婚で受と義兄弟になる。姉が一人。190センチ弱。サッカー・陸上などを経験しスポーツが得意で女の子にもてる。太陽の匂い。素直で真っ直ぐ。男らしい。包容力がある。昔から受一筋。澄み切って強い感じのする印象的な瞳。精悍。
この作家さんの新作を読むのは久しぶりのような気がする。
病弱で人見知りな可愛い系兄受とスポーツ万能で明るく人気者な弟攻のカプ。由緒正しい王道義兄弟物。
痛々しい描写もなく受も攻も相手のことが大好きで一番に考えており、受が家族という枷を乗り越えたら一気にまとまる話になっていた。ほのぼのプチセンシティブっぽい雰囲気で楽しんで読めた。
後書きを読むと、思いついた当初はアンハッピーエンドなシリアス物っぽかったらしい。
義兄弟物だけど近○そー姦的な背徳感をあまり感じなかったのは、二人が義理なのを自覚していて、兄弟だから駄目というより、家族関係を壊したくなくて駄目という意識が強かったからかも。受は前半部分の終わりで攻を受け入れており、後半は攻を好きな女の子から糾弾され悩む話になっていた。
その悩みを攻が解決するんだけれど、ストーカー女に変に憎めない所(?)が作られていて、怒りの矛先が若干鈍るというか、受を罵倒するのはともかくやっていることは犯罪なのにそっちも有耶無耶になったのが若干微妙。ここで許されても性格が変わるとは思えないんだけれど。
いきなりゲイの男子学生も出てきて、こんな前振りあったっけ? と思ってしまった。
二人の関係、雰囲気、話の運びには萌えたけれど、最後のストーカー女と対峙する所だけ微妙だったのでこの感想。
受は高校時代の先輩にフィルム写真の手ほどきを受けており、攻が嫉妬しまくっていた。
前から思っていたのだけれど、「私と仕事のどっちが大事?」という台詞はうざい女の定番台詞の例としてよく出てくるが(今回も出てきたし)、攻が受の交友関係に嫉妬しまくりで口を出すのも、冷静に考えれば相当うざいよなーと思ってしまう。
Hはそれなり。受が気持ちよさそうなのが良かった。
次の作品は、、、いつになるのやら。
義兄弟物。似非近○そー姦。弟×兄。同じ年カプ。ほのぼの。プチセンシティブ。OKY。
2012年12月23日(日)
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