眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 漫画・恋する王子様:上田規代

ボーイズ漫画・恋する王子様(リブレコミック)上田規代

短編集。雑誌掲載と描き下ろしは10Pほど。気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
1つ目。表題。金持ちの家で大切にされている箱入り猫受が、うっかり外に出てしまい野良の兄貴分攻に面倒みてもらい仲良くなる話。擬人化の野良×箱入りだった。なにげにデブ受だったが恋煩いで食欲が無くなってスリムになっていた。猫の生態をよく知らないのだが、Hしている時にゴロゴロ言うものなんだろうか。
2つ目。高校生の攻は小四からの友達で幼馴染み受が好きになり告白するとあっさりOKを貰う。順調に付き合い始めたがHの時に…。幼馴染みの高校生カプ。オチの軽いネタバレになるが、ヘタレ攻限定で、Hに至る際ノンケの攻が自分が抱かれるのだと勘違いして覚悟するエピソードは、攻の好感度がぐっと上がる。受の事を対等に考えているんだなーと思えるので好き。この攻も黙っていれば格好良い部類に入りサッカー部のエースなのにヘタレだった。受はゲイで以前バイト先の大学生攻と付き合った事がある。が、初Hでだめ出しされたのがトラウマになっていた。
3つ目。2つ目のスピンオフ。美大に通う受は同じ油絵科の天才肌の攻の才能に打ちのめされデザイン科に転科する。コンパで自分に(性的でない)興味を持って欲しくて男と寝たことがあると吹聴してしまい、酔った勢いでゲイの攻に抱かれ…。同じ美大の同級生。天才×秀才。
2つ目で受が付き合っていた大学生がこの話の受。2つ目受に割と酷いことを言ってたが、こっちではしっかりやられていた。Hシーンが攻×攻っぽくてちょっとびっくりした。
描き下ろしは3カプ出てくるその後のオムニバス。ほのぼのしていた。
全体的にほのぼのしている。猫擬人化自体はあまり好みでないのだが(動物擬人化が好きでない。動物は動物として愛でたいので)、これは普通に楽しめた。と言うか擬人化が苦手な理由は、動物が人間に化けて出てくる場合、動物の性質が強いのか人間の性質が強いのか、動物の性質に強いなら寿命が短いんじゃないかとか色々考えてしまい集中できないのが一番の理由かも。
全体的にほのぼのした雰囲気。この作家さんの学園物は好きなので高校生カプも美大生カプもよかった。
Hはそれなり。じっくり描かれている場面は少ない。
次も設定次第。
短編集。学園物。猫擬人化。幼馴染みの高校生同級生カプ。攻×攻。美大。芸術系。

2012年09月09日(日)
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