眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 漫画・机の下の恋愛術:砂河深紅/星の数ほど:松本ミーコハウス

ボーイズ漫画・机の下の恋愛術(リンクスコミック)砂河深紅

表題。父親が亡くなり老舗の紳士服卸問屋を継いだ社長受の元に新しい秘書攻が配置されたが、攻は入社以来片思いしていた相手で…。
短編集。雑誌掲載と描き下ろしは表題番外と後書きで10Pほど。設定が気になったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。可もなく寄り。
表題受は老舗の紳士服卸問屋の会社社長。父親が亡くなり後を継ぐ。母親が厳しくゲイになった。集中する時机の下に潜り込んで考えるクセがある。ハンサム。黒髪。優秀な後継者。奥手。
表題攻は入社四年目。営業一課にいた。胃潰瘍で入院した秘書の代わりに秘書課に配属される。大学ではラグビー部主将で体力がある。優秀。白髪。真面目。体育会系。明朗快活。人の和の中心にいる。
片思いしていた後輩が秘書として側につくようになりあわあわする社長受の話。
読み切り1つ目は、大学時代同じゼミの同級生に体臭が好きだと告白され、気持ち悪いと返してしまう受。同級生攻は大学を辞めてしまいずっと罪悪感を感じていたが会社員と調香師として再会し…。同じ大学の同級生カプ。再会物。
受の股間を嗅いでうっとりする攻に笑った。
2つ目は、田舎から出てきた会社員は同じアパートの隣人で田舎の和風テイストが好きな1つ上の青年と仲良くなり…。キス止まりなのでどちらが上かは分からない。田舎から出てきた会社員は関西より西の方言を喋っているのかな。どこの地方かは分からなかった。
3つ目は、近所の幼馴染みだった二人だが学生時代攻が受に告白する。恐くなって都会に就職した受は父親が倒れて実家の酒屋を手伝うため戻ってきたが…。幼馴染みカプ。会社員×酒屋。
描き下ろしは表題。自社製品を攻に着せ替えて写真を撮る受の話。最後は二人で正装して写真を撮っていた。
キャラも背景も丁寧に描かれていて、話も起承転結がしっかりしており個性的だけどぶっ飛んだところがない作家さんなのに、いつも期待値より若干低い読後感。しっかりした人の予定表を見ているような気分に似ている。
1P以上Hしているのは表題くらい。後はさらっと。
次も設定次第。
リーマン物。社会人物。幼馴染み物。ご近所物。社長秘書25歳×会社社長27歳。年下攻。体育会系攻。匂いフェチ攻。方言キャラ。



ボーイズ漫画・星の数ほど(ルチルコミック)松本ミーコハウス

大学一年の新入生(経済一年)は誘われて星を見るゆるいサークルに入るが…。
雑誌掲載と描き下ろしは番外と後書きで12Pほど。設定が気になったので買った。可もなく不可もなくプラス1。
大学のサークルが舞台で3カプ入っている。
1カプ目受は理工三年。トーン髪そばかす眼鏡で大阪弁、飄々とした雰囲気。攻はサークルの先輩で現在ゲームのプログラマー。黒髪で匂いフェチ。
2カプ目はまだ付き合う手前なので受攻は分からない。片方は経済二年。政治家の庶子で母親は水商売。頭が良く運動も出来たようだが、目立たないようにと父方から精神的に押さえつけられ育つ。アイドルになれそうな容姿。自分で決めるのが苦手。いつも笑っている。もう片方は経済三年。眼鏡で短髪。面倒見が良い。3カプ目の受と従兄弟で体の関係があった。
3カプ目受は美術三年。父親が画家で小さい頃受を庇って死亡。悲観した母親は自殺。芸術的な才能はあるが死にたがる。多くの男とHしている。攻は芸術二年。白髪。大らかでガタイが良い。
まずがっかりしたのは、あらすじに「ゆる〜いサークル星を見る会に入る」という下りがあったので、本気で星を見るサークルなんだと期待して読んだのにさっぱり星を見てなかった。
別に本格的に望遠鏡を揃えたりしなくても良いのだけれど、天文サークル設定が好きなので星を見るエピソードが出てくると期待したら欠片もなかった。がっかり。
1つ目のカプは普通。2つ目のカプは好み(これがあったのでプラス1)。3つ目のカプはダメだった。しかも3つ目のカプの話が半分くらい占めていたので読むのがしんどい。
受は死にたがりで自分を好きになってくれる相手が現れると、その人に嫌われようと乱交するみたいな性癖がダメだった。
単純に自分を大事に出来ないから誰とでも寝る設定だったら、好感は持てないが心はフラットなままなんだけれど、誰かへの当てつけみたいな感情で自分を大事にしないのは萎える。親にかまってもらえなくて不良になるキャラが好きでないので同じ匂いを感じるというか。
ついでに総ホモ化は構わないんだけど、小さなサークル内で恋人が変わり、カプが複数あるのが苦手。どちらか片方なら気にならなかったが条件が揃うと萎える。
も1つついでに最初出てきた新入生が、誰ともくっつかず傍観者にもならない終始蚊帳の外だったので肩すかしを食らった。何のために出てきたんだ。
決定的な萎えポイントは無かったけれど、ちょい萎えるエピが連投されたのでのめり込めないまま読み終わった。
Hはそれなりなはずなんだけれど、絵柄があっさりしているので濃くは見えない。3カプ目は複数の相手としている描写有り。
次も設定次第。2つ目のカプの話なら読んでみたいけれど、他のカプならもういいや。
学生物。サークル物。年下攻。年上攻。眼鏡受。ビッチ受。

2012年01月30日(月)
最新 目次 MAIL HOME