眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・深呼吸:木原音瀬
ボーイズ小説・深呼吸(リブレノベル)木原音瀬
会社をリストラされ弁当屋で働くようになった攻の元に元上司受が弁当を買いに来るようになる。リストラを言い渡した年下上司と会うのは気まずかったが…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。好きな作家さんの気になる作品なので買った。面白かった。
受は攻の上司。外資系会社課長。母子家庭で育つ。アメリカ大学院を卒業したエリート。5カ国語が話せる。淡泊な顔の作り。眉一つ動かさない無表情。冷徹で合理的。ぴしっとした服装。格好良い。ゲイ。リバ。たまると男と寝ている。何様な性格。
攻は受の元部下。外資系会社に勤めていたがリストラされる。頭は良い。弁当屋で働く。両親は亡くなり古い家で一人暮らし。優しく穏やか。時間の流れが違う。ミステリー小説が好き。真面目。上昇志向ではない。ノンケ。パソコン携帯を持っていない。容姿は普通。
初出は2002年の雑誌なのでほぼ10年前の作品の単行本化。
そんなに経っていたのかと驚いた。初めて雑誌で読んだ時は好きな相手をそれとこれとは別としてリストラ対象に上げる受の性格にびっくりしたのを覚えている。
しかもリストラした相手にしょっちゅう会いに来る無神経さ。普通なら酷いキャラだと嫌な気持ちになるのだけれど、段々憎めなくなってくるのも木原さんのキャラらしい。
どちらが受なのか分からないままだったが今回その後の書き下ろしでようやく判明した。
書き下ろしは受がイギリスに行ったその後。攻がイギリスに遊びに来て二人で観光地を巡ったり受のアパートでラブラブする話。
ここまでラブラブな展開になるとは思っていなかったので、予想外な事もありとても萌えた。
こっちは受視点。恋愛したての中学生みたいに好きな相手の言動や自分の失敗で天国まで心が舞い上がったり、地底まで落ち込んだり忙しい。
一日でこれだけ感情の起伏が激しいと疲れるんじゃないかと思わないでもないが、いつもは冷静ですれた性格の受が一喜一憂する姿が可愛くて可愛くてこっちも引きずられて一喜一憂してしまう。初恋のうずうずした感覚を味わえた。
受が一人で部屋に戻って世界が変わる感覚を覚えた最後の締め方も余韻があってとても良かった。
続きが読んでみたいのだけど、続きが出るとこの余韻が半分くらいになってしまうのが残念で、でも読みたい。とぐるぐるしてしまうが、出たら速攻買うと思う。BLCDでも出して欲しい。それに短編がついていたら速攻買うのだけど。頼むリブ。
攻が料理中なかなか気付かなかったのはまだ耳が悪いからなんだろうかと気になった。
早く日本で再会出来ると良いね。
Hは最後に。最後までするのがまた長かったが、受が可愛かったので無問題。しかも一度やると数日は寄ると触るとHしていた。多くの男とやってきた受が初めて見たいに惑わされているのも可愛い。
次も多分買っている。
社会人物。元部下43歳×元上司30代半ば。年上攻。眼鏡受。受が別の男とHする描写有り。何様受。猫。切ない。初恋。
AGFで出たリブレの冊子に2P番外が載っている。攻がイギリスに行こうと思いつくエピソード。
2011年11月18日(金)
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