眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・貴族の恋は禁断の香り:アヴァ・マーチ

ボーイズ小説・貴族の恋は禁断の香り(プリズム文庫)アヴァ・マーチ  訳:三島幸

侯爵家の次男同士で寄宿学校時代の親友だった攻に片思いしていた貧乏貴族の受。攻が娼館で男を買っていると知り男娼のふりをして抱かれようとするが…。
設定が気になったので買った。可もなく不可もなくプラス2。好奇心から買ったので萌えは薄い。
受は侯爵家の次男。父親は金にだらしなく貧乏。読書家。成績不振。大学には行ってない。やぼったい。濃い茶色の髪。茶色の瞳。平凡な容姿。178センチ。
攻は侯爵家の次男。寄宿学校時代の受の幼馴染み。父親に顧みられないのが心の傷。学年一位で優秀な生徒。ケンブリッジ大学卒。商才はある? 188センチ。背が高く肩幅が広い。完璧な紳士。深く豊かに響く声。驚くほど澄んだ青い瞳。精悍な顔だが瞳だけは女性的な繊細な輝きを放つ。濃い茶色の髪。
1822年のイギリスが舞台。同性愛者は縛り首になる事もある。
BLが出始めの頃、海外のゲイ小説もいくつか翻訳されて出版されていた記憶があるけれど、最近はめっきり減っていた印象。向こうの貴族物はどんなものかと買ってみた。
やはり色々感覚が違う。その違いを楽しむことが出来た。
受のどうせ僕なんても楽しめる。攻は一見傲慢攻っぽいがだんだんヘタレ攻に見えてきた。最後は後ろ弄られて悶えているし。受の方がブレが無く真っ直ぐな印象。
Hはするけどキスはしないという感覚がよく分からない。ちょっと前のエロ多めのBL小説でも、男娼のように抱かれてもキスはしないみたいな考え方を持つ受を散見したが(最近はあまり見かけないっぽい)、やることをやっておいてキスをしたから本気だとか、動揺してしまうメンタリティがピンと来なかった。
攻は醜聞を極端に恐れていたが、受の貧乏アパートの部屋でHして果てた時に咆吼を上げるような声を上げていてよくばれてないなと思った。日本よりは遮音性は高そうだけど。
HはソフトSMテイストで多め? やはり読み慣れたHシーンとは異なる。攻の胸毛描写(さくっとだが)や、リバを匂わせている所とか。攻が後ろを弄られて気持ちよくなっている所とか。受が男娼のふりをしていた時は髭をはやしていたのも和物ではあまり見かけないような。
次も設定が気になる本があれば買ってみる。
洋物。イギリスが舞台。侯爵家の次男同士。幼馴染みカプ。24歳×25歳。リバ(予定?)。


2011年06月12日(日)
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