眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・新進脚本家は失踪中:水無月さらら

ボーイズ小説・新進脚本家は失踪中(キャラ文庫)水無月さらら

ネット会社を経営する攻の車に当てられ怪我をした劇団員の受は怪我が治るまで攻の自宅で世話になる事になったが…。
好きな作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。ちょい可もなく寄り。
受は劇団員。売れていないタレント。シナリオライター志望。母親に虐げられ育つ。母親は再婚。175センチ。長めの髪。中性的。たまに女性に間違われる。頭の回転が速い。派手さは無いが整っている。
攻はネット販売会社の社長。両親は早くに亡くなり叔父や祖父母に育てられる。バツイチ。娘が一人。目鼻立ちはくっきりと男らしく整っている。曇りのない笑み。世話焼き。眉がきりっとして目尻がやや下がり気味。お坊ちゃんぽい外見。食べるのが好き。185センチ以上。
脚本家志望の売れないタレント受が攻の車で怪我をして怪我が治るまで攻の家で過ごすことになり、世話を焼かれながら一緒に暮らす内に…みたいな流れ。
1年半ぶりぐらいの単行本らしい。そんなに出ていなかったのかと逆に驚いた。
今回は恋愛はちゃんと出てくるけど壁にぶつかっていた受が頑張る成長物っぽい部分も多め。攻との間は割と順調で、受さえしっかりしていれば攻の立ち位置はぶれていない。受個人の事情もいくつか出てくるんだけど、前振りが未回収とか中途半端までは言わないのだけれど、もうちょっと絞って一つ一つを丁寧に書いてくれた方が、受のキャラが掴めたかも。メインキャラがいつもより微妙にぼやけて見えたのでこの感想。
受は人を信じ切れないトラウマを持っているのに、何故劇団員で脚本家になりたかったのかと、ちと思った。
攻は飄々とした包容力のある性格だった。この作家さんの書くこの攻タイプは好き。この作家さんで気に入っている作品はこのタイプの攻が多い気がする。
ふと思ったんだけど、この作家さんには○○設定を書いて欲しいというのはなく、どの作品もこの作家さんの雰囲気が出ていればそこそこ楽しめる感じがする。
Hは最後に。
次も地雷で無い限り買う予定。
社会人物。ネット会社社長28歳×タレント(ライター志望)26歳。世話好き攻。

2010年12月17日(金)
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