眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・束縛の呪文:夜光花

ボーイズ小説・束縛の呪文(キャラ文庫)夜光花

カメラマン助手の受は、高校の同級生で人気急上昇中の俳優攻と恋人同士。わざとつれなくして攻をいらだたせているがそれには理由があり…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。好きな作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間だけど萌えは若干薄かった。
受は駆け出しのカメラマン。有名なフランス人カメラマンの助手。ハーフ。母親はフランス人。父親は考古学者で日本に殆どいない。大学からフランスに行きカメラマンを目指す。母親似の美形。日本人には見えない彫りの深い顔立ち。明るめの茶色の髪。全体的に色素が薄い。
攻は人気上昇中の俳優。劇団員。飽きっぽい。姉が一人。人並み以上に何でも出来る。均整のとれた身体つきにシャープな顎をしたいい男。鋭い目つきが妙に雰囲気を作っている。長い脚。傲慢で自信にあふれている。
執着攻かと思いきや執着受の話だった。
この作家さんは結構な割合で、作品の中に一種の謎解きみたいなのを入れることがあると思っているけれど、今回は受の本当の気持ちがこれだった。
話の仕掛けとしては面白いと思ったけれど、いつものこの作家さんの作品を読んだ時に感じる萌えは今回薄い。
執着攻が好きな一番の理由は、出来上がった後なかなか別れないと思えるからなので、今回みたいなくっついても油断ならない攻だと、萌えより先に二人の将来が心配というか。
ずっとぎりぎりの緊張感を保つカプも良いのだけど、受が息継ぎ出来なさそうでちょっと可哀想と思ってしまった。二人とも同じ位置で緊張感を持っているなら良いんだけど、ようは気持ちが対等の立場に見えないから萌えが薄いのかも。
出来るだけ長く続いて欲しいカプだった。
受父の助手は当て馬レベルでもっと絡んでくるかと思ったけれど、予想していたより傍観者だった。
Hは出来上がったカプなのでそれなり。
次も買う予定。
社会人物。高校時代からの同級生で恋人。俳優×カメラマン。話のスタートは26歳同士。


2010年10月19日(火)
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